抗がん剤治療が終わり
退院に向けてリハビリを行うために
転院して家に帰ろうと思っていました。
しかし、私を受け入れてくれる病院は
どこもありませんでした。
いまのコロナ騒ぎの前のことです。
どの病院もリンパ腫という
特定の病院でしか治療ができず
私のようないつ再発するかわからない
末期の患者に対して、責任がもてない。
というのがその理由でした。
それを聞いた当初は
ショックを受けましたが
もうこうなったら
一刻も早く家に帰りたいと
思うようになりました。

まだ結果は出ていませんが
介護認定審査も受けました。
ベツドや手すり接地のために
業者の人が、本日主人立ち合いのもと
家に下見に来ます。
それらが整ったらいざ退院です。

家に帰っても主人に面倒をかけるだけですが
家に戻って、元気だった生活を思い出し
とことん味わいたい❗

どれだけ味わえるかわからないけと、
しっかりこの目に焼き付けておきたい‼

旦那さま、よろしくお願いします🙇







コロナ騒ぎ、すごいですね‼
わが病院も、とうとう家族さえ面会謝絶になりました。
 
さて、抗がん剤治療が終わりましたが
実は、私は病の巣窟。
胆管の中に大きな胆石が
ドーンと居座っています。
それが胆汁の流れを阻害している原因でもあります。
ならば石を取ってしまえば、という話になりますが、この石、なかなか取りにくい場所にあり、難渋していました。
ところがいいところに、私が入院している病院に坦道の名医が赴任。胆石を粉砕することになりました。やった😆🎶
ですが、その前に胆管に埋めているステントが詰まってしまいました。これは突然起きるもので、すぐに処置しないと、胆管閉塞をおこし、
命にかかわることになります。
すぐに内視鏡による胆管ステントの交換が行われ、ことなきを得ました。
抗がん剤終了、ステントの交換、胆石の切除と順調に治療が進んでいますが、もうひとつ大腸ポリープの切除が残っています。
ポリープの切除自体はそれほど難しいものではないのですが、ポリープのある場所が、これまた難解なところにある。
私って、よっぽどひねくれているんでしょうね。ガンの再発の繰り返しで、3年ほどそのままにしてしていました。
胆石の切除もそうだけど、ガンの再発を繰り返す私。いまのうちにそれらを処置しておきたいと思い、処置は私の方から切望しました。
胆石は既に取り除きましたが、大腸ポリープはまだです。前回同様断念されるかもしれません。
この後は、すっかり落ちた筋力、脚力を取り戻すために、リハビリ病院に転院する予定です。
抗がん剤治療後もなにかと大変ですが、ガンの再発が何より怖い‼
転院後は、自宅に帰る予定ですが、少しでも夫と長く過ごせるよう、願うばかりです。 

昨年の9/5から始めた抗がん剤治療。
3/5をもって、ようやく終了しました。
その間の治療12回。2006年からの発症から
30回近く、
度重ねた治療で体に多くの爪痕を残しました。
血液が疲弊し常態化した輸血、お決まりの脱毛に加え、筋力、脚力の衰えはハンパではありません。
いまでは、すぐそばにあるトイレへ行くのさえおぼつかず、病衣の着替えさえ、介助が必要なほどです。
ですが、私はまだ生きています。
これだけの治療を行ってもまだ生きていると
医師でさえ驚いています。
自分でもしぶといなあと思います。
ですが、これからどうなるかわかりません。
飽きるほど言っていますが
生きられるだけ生きます‼