1回表の我々の攻撃。相手投手は全くと言っていいほどストライクが入らない。
なんと打者8人に対し、5人に四死球を与え、3点いただいて3-0でこの回終了した。さい先良い。
その裏のC大学の攻撃。久しぶりの先発マウンドである。
マウンドに上がり、深呼吸をする。「ついに来てしまった・・・・・。」そんなことを思いながら、キャッチャーをじっくりと見定めた。ゴリがほほえんでいる。
ゆっくり振りかぶり、第1球を投げた、低めのボール。でも死球でははい。(笑)
第2球、ストライクが入った。まわりから大きな声で「ナイスボール!」との声が上がった。続いてもストライクが入り、追い込んだ。その後の4球目。高めに入ったところを思い切り振り抜かれ、打球は左中間へ。
いきなりの2塁打である。すかさず盗塁を決められ、無死3塁。気がつけばピンチである。
2番にフルカウントからの7球目を中堅に大きなフライを打たれ、これが犠打となり1点とられ、3-1となってしまった。
しかし、その後は何とかふんばり、この回1点で終了できた。
2回表の我々の攻撃。先頭は9番の私からである。いきなり死球をいただいた。
その後も相手投手の乱調は続き、ストライクが入らない。私としては、一刻も早くベンチで休みたいのだが、その後も四死球を連発し、結局この回も打者9人に対し、6四死球で3点いただいた。
すごい長い時間、ダイアモンドの上にいたような気がする。
ただ、6-1となり、さらに優勢状態となったことは非常にうれしい。
その裏のC大学の攻撃。先頭6番を三振に取り、その後フルカウントからこらえきれず死球を出したものの、その後、後続を打ち取り0点で抑えた。何とか踏ん張れている。。。。しかし、なんか指先のしびれが増しているように感じた。
3回表の我々の攻撃。またまた、先頭は私からである・・・・・。休ませてくれ。
そう思いながら、2S1Bの4球目をフルスイング。打球は3塁前に転がった。しかし、処理を焦った三塁手が暴投を投げ、2塁へ進塁した。出塁はうれしいが、本心はベンチで休みたかった。
1番に返り、ヒデキがファールで粘った6球目を2塁フライ。2番のナベさんが2S2Bからの5球目を投手フライに打ち取られ、2死となった。それにしても休む暇なく、このクソ暑い中、2塁ベース上で1球1球に反応しながら動き回るというのは何ともきつい。
1回の表終了後から、ほとんどベンチで休めていない状態である。マジできつい。
3番のリョウタが、ここ1番で中堅越えの3塁打を放った、私は一気に2塁から本塁へ生還した。1点追加である。
やっとベンチに帰れた。しかし、4番のノリは2球目を投手フライに打ち取られてしまった。
体力的にかなりやばい。頭がボーッとしてきた、なんか雲の上を歩いている感じがする。
ただ、そんなことは言ってられない。容赦なく、投手という仕事が迫ってきた。急いで準備をし、マウンドに走る。
やはり、この年で無理はしてはいけないが、ただ、せめて5回は投げたいと思っていた。
3回裏のC大学の攻撃。先頭2番打者を右翼フライに打ち取った。しかし続く3番に四球を与えてしまう。ダメだ、ダメだ。もっと丁寧に行こう。
4番打者には2S0Bから中堅前に安打を打たれ、1死1・3塁のピンチを招いてしまった。
暑い、つらい・・・でも、あと2人・・・・ノリはもっとしんどかったはずだ。そう考えながら必死で投げていた。と、いうより気合いで投げていた。
しかし、体が開いてきている。自分でもわかっていたが、どうしようもできなかった。
結局5番に死球を与えてしまい、1死満塁。大ピンチを招いてしまった。自分でベンチを遠くしている。
「踏ん張れ、踏ん張れ。」自分に言い聞かす。
しかし球は全然思いどおりにミットにおさまってくれない。さらに息を吸い込むと、なぜかむせ込んでしまう。
息を深く吸い込めない状態になっていた。
これって、ひょっとして、熱中症?それとも寝不足?それとも単なる疲労?
以前、大学の保健センターで、「熱中症は死ぬことがあるから気をつけてね。」と、言われたのを思い出した。
「俺は死んでも良いけど。負けるのは嫌だよ。」マジでそんなことを考えた.
しかし、時すでに遅く、自分の力ではどうすることもできなかった。
1死満塁。去年の自分を払拭したい。。。。。そう思いながら汗をぬぐうのだった。