おはようございます。

夏の霞ケ浦水系コラボ釣行の時にシュウさんからお預かりしたロッドがあります。

 

ダイワさんのブラックレーベルです。

ミディアムヘビーのスピニングロッド、このロッドをパワーフィネスで使うために、ソリッドティップ化してほしいとの依頼でした。

 

■こんなロッドがあるとは

 

 

凄く固い棒のようなスピニングロッドです。

こんなロッドがあるんですね。

 

来年の春のコラボ釣行までに仕上げる依頼で、時間はあります。

ミディアムヘビーのソリッドティップ化は初めてです。

 

 

モデル名はBL-722MHRSです。

ミディアムヘビーのスピニングロッド、曲げてみると棒の様で凄く固いです。

 

カバーからバスを引き離す、バス釣り用ロッドですね。

最近は釣り堀や渓流釣りのトラウト系ロッドをいじっていたので、バス釣り用ロッドは新鮮です。

 

バス釣りもベイトフィネスロッドばかりで、軽いルアーやワームを投げるロッドですからね。

ミディアムヘビーのロッドで豪快に釣るのも面白そうと感じました。

 

 

グリップはストレートグリップです。

上手くいくでしょうか。

 

なんとかいい感じになるといいのですが。

ソリッドティップ化も何度もやってますからね。

 

■ソリッドティップの継ぎ目を見つけよう

 

これがティップ部分です。

チューブラーティップで、かなり固いです。

 

この部分をカットして、ソリッドティップを繋げていきます。

かなりの力がかかるので、丈夫に作る必要があります。

 

 

ソリッドティップを仕入れました。

ジャストエースさんのソリッドティップです。

 

 

ミディアムヘビーののソリッドティップです。

長さは350ミリで、差し込み部分が50ミリなので有効レングスは300ミリになります。

 

触ってみると、かなり固いです。

ミディアムまでのソリッドティップを使ったことがありますが、かなり違いますね。

 

 

それではブランクをカットしていきます。

繋ぐ位置はソリッドティップに合わせる必要があります。

 

 

アマゾンさんで購入した、激安のリューターでカットしていきます。

だいぶ使ったので、元は取れています。

 

 

まずはこの辺りからカットしてみましょう。

少しずつカットして、差し込める位置を探します。

 

 

カットしました。

もう引き返すことは出来ません。

 

 

ソリッドティップは全く入りません。

想定通り、少しずつカットして入る所を見つけましょう。

 

 

ここまでカットしましたが、まだ入りません。

このガイドも外してカットしていきましょう。

 

 

ガイドを外しました。

ガイドは再利用します。

 

 

そしてようやく入る所まで来ました。

ここがジョイントになります。

 

 

これだけカットしました。

ぴったり入る所を見つけないといけないので、細かくカットになります。

 

■接着は後で行う、ロッドが長いので扱いが大変

 

本来、エポキシでソリッドティップを接着するのですが、このロッドは長く作業がしづらいです。

なので先にガイドを巻いて、それからソリッドティップを接着する様にします。

 

長いので、なかなか作業が大変です。

次はガイドセッティングの工程になります。

 

それではまた。