おはようございます。

先日の朝霞ガーデンさん釣り堀釣行で唯一のスピニングロッドのバレンティアを折ってしまいました。

 

バレンティアは完全自作ロッドで、40トンの高弾性カーボンで出来ています。

非常に繊細で、ティップが細く、いつか折れるだろうと思っていました。

 

バレンティアが折れたときはショックでした。

ベイトタックルでの釣行をしている自分ですが、どうしてもベイトタックルで投げられないルアーはバレンティアを使い投げていました。

 

スピニングリールのステラC2000SHGとの相性も抜群。

最近では40サイズのGJを投げるのに多用していました。

 

スローテーパーでバス釣りのワームの釣りには向きません。

渓流釣りも弱くて向かないでしょう。

 

車から出すときに変な力が加わったみたいで、あっけなく折れてしまいました。

最初はロッドを1から作り直そうかと思ったのですが、ソリッドティップ化することにしました。

 

バレンティアはやはりなくてはならないロッドです。

直していきましょう。

 

■長めのソリッドティップだが、仕方がない

 

バレンティアのティップが折れています。

これは正月の釣行で折れたので、縁起が悪いなあと思ったのですが、今シーズン最高の釣果が出た日でした。

 

 

ジャストエースさんのソリッドティップを買ってきました。

本当は短いソリッドティップをつけようと思ったのですが、350ミリの長いものしか売っておらず、こちらを採用することにしました。

 

XULFという、一番細いモデルです。

ガイドをスレッドで巻く時に苦労しそうですね。

 

現在は以前に使っていた、ダイワさんのプレッソルキナのLモデルで代用しています。

やはりLパワーだと強すぎて、バイトをはじいでしまいやすいです。

 

シマノさんのロッドもありました。

しかしベイトロッドに改造してしまい、今釣り堀で使えるロッドはプレッソルキナ1本です。

 

 

まずはガイドを外していきましょう。

エポキシコーティングをライターで軽くあぶり、カッターで脚の部分をカットして外します。

 

 

簡単に外れました。

ソリッドティップがささる太さの所までブランクをカットしていきます。

 

 

まずはこのあたりをリューターでカットします。

 

 

まだ全然入りません。

更にカットしましょう。

 

 

これでも入りません。

もう一個ガイドを外してカットしましょう。

 

 

もう少しです。

本当にぴったりでカットしないと折れてしまいます。

 

 

いよいよ入りそうです。

ほんの少し切りましょう。

 

 

本当に微妙、入りません。

微調整します。

 

 

そしてぴったり入りました。

理想的な入り方です。

 

 

そして5分で硬化が始まる、クイック5でソリッドティップとブランクを接着します。

非常に便利な接着材です。

 

■あとはガイドを巻くだけだが、この細いソリッドティップに巻くのは難しい

 

そして接着しました。

軽く曲げてみましたが、違和感はないですね。

 

これからガイドを巻いていきます。

XULのソリッドティップに巻くのは非常に難しいです。

 

しかしバレンティアを復活させるためにはやるしかないです。

ソリッドティップ化で別のロッドになりますが、乗りやすいロッドになるのではないでしょうか。

 

高弾性のチューブラーは感度がいいですが、はじきやすいです。

理想のロッドになるかもしれません。

 

それではまた。