おはようございます(^-^)

 

先日の渓流釣行、なんともストレスの溜まる釣りでした。

とにかくキャストがまともに出来ませんでした。

 

自作のロッド「Pareja(パレハ)」での釣りでしたが、自分の理想が裏目に出ていると感じました。

PEラインなのでリーダーを結びますが、私は釣り堀だと4ヒロぐらいとります。

 

それを同じ様にやったら、ガイドやレベルワインダーに結び目が引っかかってバックラッシュの連続、それに気が付いて長さを短くしたら少しはましになりました。

 

しかしそれでもまともに飛ばせません。

釣り堀ではしっかり飛ばせるリールの16アルデバランBFS2号機ですので、原因はロッドだと思います。

 

私の技術が最大の原因であるのは間違いないですが、バス釣りや釣り堀ではこんなにストレスを感じる事はありません。

いいと思って採用したスパイラルガイドセッティングが良くないのかもしれないと思い手直しすることにしました。

 

後は言い訳ができないので練習、まずはロッドを手直しすることにしました。

「Pareja(パレハ)」、相棒という名のロッド、よき相棒になる様にしていきたいです。

 

■ロッドの長さ的にスパイラルガイドは失敗?

 

私の自作した渓流ロッド「Pareja(パレハ)」です。

セットしているリールの16アルデバランBFSは本当に素晴らしいので、ロッドに問題があるはずです。

 

いや、自分の腕が最大の原因ですけどね。

でもまともに飛ばないのはバランスが悪いからだと思います。

 

 

ご覧の様にスパイラルガイドセッティングにしてあります。

4フィート11インチのショートロッドにこのセッティングは良くないのでしょうか?

 

とにかくリーダーの結び目が引っかかってトラブルに繋がります。

これをストレートセッティングに直していきます。

 

 

自分の拘りで作ったロッドですが、使えないのではどうにもなりません。

ツーピースなので作業もしやすいので比較的簡単に直せます。

 

セパレートグリップでバス釣りのワームの釣りをやる様なロッドですね。

渓流ルアーをキャストするロッドです。

 

渓流釣りでのベイトタックルは理にかなっています。

実際にやって感じましたね。

 

今はドラグのいいベイトリールがダイワさん、シマノさん、アブガルシアさんから多く出ており、大型魚にも対応できます。

まだ私は大型魚なんて程遠いですが、あの流れで大きい魚がかかったら凄いでしょうね。

 

 

4つのガイドを使ってラインを180度回転させています。

つまり、ひねりに2つのガイドを使っています。

 

この二つの向きを変えればストレートセッティングになります。

スパインの問題がありますが、おそらく下向きに使う事が多いので逆にいいのかもしれません。

 

■まずは解体、そしてセッティング

 

バット側から二つ目と三つ目のガイドとスレッドを取り除きました。

向きを変えていきます。

 

 

いつものタミヤさんのテープでガイド位置を決めました。

まあ同じ位置なんですけどね。

 

■スレッドを巻いていこう

 

そしてラッピングマシーンが登場です。

ガイドをスレッドで固定していきましょう。

 

 

スレッドカラーは黒ベースにゴールドです。

このロッドはゴージャスにしようと思ってこの組み合わせを採用しました。

 

 

一つ目のガイドを巻きました。

このブランクはマグナムクラフトさんのものですが、表面がツルツルではないので隙間が空きやすいので注意です。

見た目はカッコいいんですけどね。

 

 

そして二つ目を巻きました。

今回は二つだけなので楽ですね。

 

 

そしてストレートセッティングになりました。

これで糸抜けは良くなるのではないでしょうか。

 

私はスパイラルガイドセッティングがいいと思って、釣り堀のロッドもスパイラルガイドセッティングを多く採用してきました。

しかし最近、ストレートセッティングの方がいいのではないかと思う事が多いです。

 

トラウトの場合、スプールにラインがエッジに巻き込む関係でPEラインに必然的になってしまいます。

そうなるとリーダーの結び目がどうしても出来るので、スパイラルガイドセッティングは引っかかりやすい様に感じてきています。

 

■エポキシコーティングで仕上げよう

 

そしてフィニッシングモーターの登場です。

ガイドをエポキシで固めていきましょう。

 

 

おなじみのジャストエースさんのエポキシを使います。

これでもいいのだ、いや、これじゃないとダメなのだ。

私はこのエポキシが気に入っています。

 

 

エポキシはしっかりかくはんします。

これが非常に重要です。

 

カルロスゴーン氏も力説していますね。

いったいあの人はどうなるのでしょうか。

 

 

そしてフィニッシングモーターのチャック部分はテープで固定します。

結構ずれて、気が付くと落ちている場合があるので必ずやりましょう。

 

今回は1回で仕上げます。

塗り方も慎重にやりました。

 

 

そしてあまったエポキシは新聞紙に垂らして硬化状態を確認します。

この新聞はご覧の通り、1月10日のものです。

 

この頃は中国で新型コロナウイルスが出始めていた頃ですね。

当時は今の状態を誰も予想出来なかったでしょう。

 

今思えば、この頃に封じ込めないといけなかったですね。

日本も危機的な状況になってきています。

 

 

そしてアルコールランプに点火です。

気泡を抜いていきましょう。

 

 

エポキシを一瞬だけあぶります。

それで気泡は抜けます。

物事が変わるのは一瞬!

 

 

そして24時間回転させて乾燥させます。

しっかり仕上がってほしいですね。

 

■そして完成、あとは自分の練習次第

 

そして24時間が経過しました。

しっかり固まっているでしょうか。

 

 

問題ないですね。

新型コロナウイルスも固めてしまいたいです。

 

私もついに在宅勤務になってしまいました。

早く日常が戻ってほしいですね。

 

 

テープでとめていたのに、だいぶずれていました。

もう少しで抜けるところでした。

不思議とずれるんですよね。

 

 

ガイドはストレートセッティングになりました。

これがどの様な効果があるかですね。

 

 

リールを取り付けました。

このノーマルギアの16アルデバランBFS2号機がちょうどいい感じで使えます。

 

 

一つ目のガイドはもっと手前でもいい感じですね。

まあここまで曲がる事はないと思いますのでいいでしょう。

 

 

スパインが逆になりましたが、実際にはこのように下向きにファイトする事が多いと思います。

なのでこのセッティングで正解なのかもしれません。

 

あらゆる場面が想定されるので、どの向きが正しいかは難しい所ですね。

トラウト系はベイトロッドの場合、ガイドをスパイン上に乗せるのがいいのかなと感じました。

 

 

渓流ロッド「Pareja(パレハ)」、リメイク完了です。

あとは自分の練習ですね。

 

渓流はかなりスペースが制限されます。

あらゆる角度から打ち込める様になれるように練習します。

 

それが出来れば、私の釣果も伸びるはずです。

渓流釣りは特にキャスト精度が求められる釣り、バス釣りや釣り堀の様に出来る様に頑張ります。

 

それではまた(^-^)/