おはようございます。

先日購入した中国製リール、DMKチータですが、注文していたパーツ類が届いたのでチューニングしていきます。

 

DCリールでアンダー1万円、フルベアリングであらゆるクリック音がなるという、ハイスペックモデルです。

実際にハンドルを回してみると、すごく滑らかで素晴らしいです。

 

更にスプール径が28ミリと小径で、スプール重量もそこそこ軽く、DCで苦手だった軽いルアーやワームも飛ばせるようになっています。

実際にYouTubeに上がっている動画を見ると、かなり使えるリールの様です。

 

ベイトフィネスロッドと組み合わせて使えるDCリールが登場しました。

シマノさんからアルデバランDCが出ましたが、軽いものはかなり厳しいみたいですね。

 

このDMKチーターはベイトフィネスはマグネットブレーキという概念を変えるかもしれません。

デジタルコントロールで軽いルアーやワームを制御してバックラッシュを防ぐという画期的なリールかもしれません。

 

このDMKチーターを私好みにチューニングしていきます。

そして実践投入します。

 

■カーボンハンドルはマイブーム

 

こちらが用意したパーツ類です。

お馴染みのものばかりですね。

 

軸受けベアリングはフルセラミックベアリングに交換します。

DCブレーキが効かなくなったところの伸びが良くなるのではないでしょうか。

 

 

ハンドルはカーボンハンドルがマイブームなので、今回も交換します。

多分純正ハンドルの方が軽いと思いますが、見た目が好きなので交換します。

 

ちなみにこのカーボンハンドルも中国製です。

1000円しません。

 

 

ハンドルノブはSLPワークスさんのノンコートコルクノブです。

滑りにくく軽くて、私はとても気に入っています。

 

他のリールから外したのが余っていたので、それを使います。

ハンドルノブキャップはパープルを用意しました。

 

 

そして便利なBHKフックキーパーを取り付けます。

ベイトリールはこれが便利だと思います。

 

■ハンドルの交換

 

ハンドルを交換していきましょう。

カーボンハンドルにハンドルノブとノブキャップを付けました。

 

 

リールから純正ハンドルを外します。

最近のダイワリールデザインの様ですね。

 

 

純正ハンドルを外しました。

軸は8ミリでダイワのハンドルならば付きます。

 

 

そして本体にカーボンハンドルを取り付けました。

いい感じですね。

 

■フックキーパーを取り付けていく

 

次はフックキーパーを付けていきます。

これは簡単に取り付けが出来て、非常に便利です。

 

 

ここのネジを外して、フックキーパーを挟んでしめるだけです。

このリールのネジは特殊なネジを使っていて、あうドライバーが必要です。

 

私はアリエクスプレスさんで購入した、電動ドライバーセットがあるので、ネジにあうドライバーがありました。

DCリールだからあまり分解してほしくないのですかね。

 

 

そして取付完了です。

手元にルアーやワームを引っ掛けられるし、ワームをオフセットフックをずらさずに引っ掛けることが出来ます。

 

■いよいよベアリングの交換

 

最後の作業になります。

軸受けベアリングをフルセラミックベアリングに交換します。

 

交換前はブレーキゼロにしてもスプールがあまり回りませんでした。

DCブレーキが効いていないので、ぐるぐる回りそうですけどね。

 

 

パーミングカップを外して、スプールも取り出しました。

この両サイドのベアリングを交換していきます。

 

 

まずはパーミングカップ側です。

DCユニットを取り外します。

 

やはり分解してほしくない様で、封印のシールが貼ってありました。

でもDCユニットを外さないとベアリング交換が出来ませんからね。

 

 

DCユニットを外すと、ベアリングが見えてきました。

交換しましょう。

 

 

フルセラミックベアリングに入れ替えました。

事前に寸法をはかってベアリングを注文しているのでぴったりです。

 

 

DCユニットを元に戻しました。

これでパーミングカップ側は完了です。

 

 

続いてスプール側のベアリングを交換していきましょう。

ピンを抜くとベアリングを取り外せます。

 

 

ピンをベアリングリムーバーを使ってはずし、純正のベアリングを外しました。

用意しておいたフルセラミックベアリングに入れ替えました。

 

 

ピンを差し込んで完了です。

あとはリール本体にスプールを入れて、パーミングカップを取り付けて完了となります。

 

■物凄く回るようになった、使ってみてどうだろうか

 

これでDMKチーターのチューニングは完了です。

ブレーキゼロでスプールを指ではじくと、凄く回る様になりました。

 

明らかに回転が良くなっていますね。

DCブレーキだから、回転しすぎるとブレーキがかかって失速しそうな気もしますがどうでしょうか。

 

やはりハンドルの巻き心地がいいリールです。

フルベアリングのリールはやはり違いますね。

 

おそらくバス釣りのベイトフィネスは十分対応できると思います。

渓流ベイトフィネスの方もヘビーシンキングミノーなどを軽快に投げていたので、バスの軽めのワームのリグなど十分につかえるでしょう。

 

ロッドを合わせれば、かなり軽いものまで投げられるのではないでしょうか。

アジングなんかもいいかもしれません。

 

ベイトフィネスにDCブレーキという世界を作るかもしれないDMKチーター、本当に完成度は高いです。

日本のダイワ、シマノもうかうかしてられない所まで来ていますね。


実際に先日の釣行で使ってみました。

3.5グラムシンカーのリグを投げましたが、キャスト、ピッチング共に問題なく使えました。


スプールがマグネットブレーキのリールに比べて重いので、若干立ち上がりは落ちる印象です。

これ以上軽くするときついかなという印象です


実戦でも十分使える中国製DCブレーキリールです。

使いこなせる様に使っていきます。


それではまた。