おはようございます
内藤です

 

第156回のテーマは
「スピンサーブの作り方」

 

今週のレッスンテーマ
スピンサーブ

 

一年を通して
一番難しいテーマでしょうね

 

男性は打ち慣れている方もいますが
ほとんどの方が普段は使わないですし

普通のフラットやスライスサーブとは
全く違うスイングになりますからね

 

スピンサーブというサーブの一種と考えるより
ボレーとストロークくらい全く違うショットと考えた方がいいでしょうね


では
スピンサーブ3ヶ条

 

ではなくて

今回はとても3つではまとめられないので
打ち方を順に書いていきます

 

スピンサーブのレシピですね

 

書いてある通りすれば
とりあえずスピンサーブにはなります

 

細かい説明や意味は省きます

 


では
スピンサーブのレシピ


・バックサイドで準備

・左足をベースラインと平行にセット
 (つま先を横向きに)

・右足は左足より後ろにセット
 (体は完全に横向き)

 

・ラケット面は上を向けて構える
・ラケットヘッドは体の内側に向けて構える
 手のひらが上向き
 手首は山になる
 
・ボールを面の上にセットして構える
 左手は体から離してセット
 左腕とベースラインが平行になっていること

・そこから両手を一緒に背中側に上げる
 左腕はベースラインと平行に動く
 ラケットは後ろに回さずに担ぐかたち

 

・左手のボールが顔の高さを越えたら手を放す
 トスはベースラインよりネット側にはいかない
 頭の真上から背中側にいく

 

・体を背中側に反ってボールを見る
 トスのボールは背中側に上がっている
 
・ボールが落ちてきたところを見計らって、反っていた体を戻す
 右腕とラケットは勝手に出てくる
 右腕を振ろうとしない

 

・ラケットはネットに対して、左下から右上に動く

 

・手首の角度は保ったままスイング
 手首をどのタイミングでも反らない

 

・体は横を向いたまま

 

・体が「くの字」でフィニッシュ
 右足が前に上がる
 左足は地面にしっかり付けておく

 


することは以上です

 

意識すべき点はいろいろとありますが
とにかくこのレシピ通りすれば
スピンサーブとして成り立ちます

 

慣れていない方はそのまましましょう

 

自分なりの解釈とか工夫とか
自分のサーブの概念とか
そういうのは要りません

 

まずはバックサイドで
右利きの相手のバック側にいけばOKです

 

感じをつかむまでに時間がかかりますが
諦めずにトライしましょう!

 


今日はレシピ通り
クックパッド通りに作れば間違いありません

レシピ通りにすることが
独創性がないということではありません

そもそも何の料理にするか
どれくらいの量にするか
どんな皿に盛りつけるか
どんな思いを込めて作るか
同じレシピ通りに作っても
同じ味の料理が出来上がっても
その料理は十人十色です
自分の色は出そうとしなくても自然に出ます
レシピがあるものはレシピ通りにやってみましょう!

 

おはようございます
内藤です

 

第152回のテーマは
「スピンロブ3ヶ条」

 

今週のレッスンテーマ
トップスピンロブ

 

なかなか難しいですが
上手くいくと
相手のミスを誘ったり
エースになることもあります

 

このショットのポイント
というか
まず整理しておくべきことは

 

守備か攻撃か

 

どちらのシチュエーションで
どういう意図で使うかによって
注意点も違ってきます

 

守備よりの場合は
ロブに回転をかける
という意識で

 

あくまでメインはロブを上げる
おまけとしてスピンをかけるということ

 

攻撃の場合は
トップスピンをロブにする
という意識

 

パッシングショットとして
エースを取るために使います

 


では3ヶ条

 

1と2は守備のとき
3は攻撃時の注意点となります

 


1.後ろバランス

 

体の軸はまっすぐか
やや後ろバランスで

 

前傾が入ると
ロブも上げにくい

 

上に振り抜けないので
トップスピンもかけにくくなります

 

逆に言うと
バランスが後ろになったときに
ロブを上げるついでにスピンをかける

という感じ


気を付けるのは
バランスを後ろにする
ということ

 

体が開いたり
後ろ体重にするのとは別です

 

フォアで言うと
左足が上がって
後ろ体重で打つこともありますが

過度に後ろ体重の意識を持つ必要はありません


バランスを後ろにする

ざっくり言うと
頭を右に傾ける(フォアの場合)
って感じですね

 

フォアのスタンスを取って
左足に体重を乗せた状態(前体重)でも
頭を右(後ろ)に傾けると
バランスはやや後ろになります

 

そうすると
左肩の突っ込みがなくなり
ロブもスピンもしやすくなります

 


2.フェイスはまっすぐ

 

ラケット面はまっすぐでいいでしょう

 

ロブなので
少しオープンにしてもいいのですが

フェイスを開いてスピンをかけるのは
結構な技術がいるのと

バランスを後ろにしていれば
フェイスを開かなくてもロブにしやすいので
まっすぐで問題ないでしょう


間違っても伏せないこと

 

ロブに限ったことではありませんが
スピンの時に面を伏せようとする方が多いです

 

伏せたままだと
ボールは下に飛ぶ


というか
そもそも面に当たらないので

インパクトに向かって
面を開いていきますね

 

そうすると
ポォーンと当たりやすくなります

 

伏せたまま擦ろうとしてネットするか
インパクトで開いてポォーンってなるか
どちらかですね

 

基本的にラケット面はまっすぐ
を意識しましょう

 


3.キュッと!

 

これは攻撃時限定です

上級者限定と言ってもいいかもしれません


いいロブの条件

高くて深い

 

もしくは
バレていない
ということ

 

パッシングの時はバレないことが重要

 

トップスピンロブで言うと
バランスを後ろにしたり
柔らかく長めのスイングをしようとすると

どうしてもスイングのモーションに
ロブの感じが出てしまいます

 

相手が上級者の場合
そのちょっとした感じも見抜いてきます


大げさに言うと
前バランスの前体重

短めのスイングで
ラケットヘッドだけで
キュッとスピンをかけて上に上げます

 

高さや深さはざっくりでOK

 

コントロールで相手を抜く
というより
「間」で抜く
ので
やはりいかに隠せるかが勝負の鍵となります


これは難しいので頻繁には登場しません

 

意外とサイドに走らされたときなんかに
やり易いので
トライしてみても面白いかもしれません

 


以上3ヶ条

 

守備か攻撃か

 

どちらとも言えない
何となく守備より
ちょっと攻撃より

そういうこともあります

 

3ヶ条の1,2,3の要素を
どれくらい入れていくか
その判断がポイントになるでしょう

 

使えるように練習してみましょう!

 


今日はバランスを保つ
歩くときもバランスはまっすぐ
本を読むときも
スマホやパソコンを使うときも

その動作の方向にバランスまで引っ張られないように
注意してみましょう!

 

 

おはようございます
内藤です

 

第157回のテーマは
「難問への挑戦」

 

今週のテーマのスピンサーブ

 

昨日も書きましたが
なかなか難しいんです

 

一般の生徒さんのね
テニス観の枠外にあるショットなんです

 

だからね
やはり伝わらない

 

デモンストレーションをして
シンプルにやって見せても
出来るだけ簡単に説明しても

納得はしてもらえないし
すぐに出来るようにもなりません

 

体の使い方的にはシンプルなので
トライして欲しいのですが
どうしても嫌気が差してしまうのでしょうか


そこは私もコーチです

 

何とかしてもらおうと
厳しく注意をしたり
冗談ぽく盛り上げたり
あれやこれやとするわけです

 

でもね
やはり私も未熟です

 

ついね
上手くいかなかったときにね

コーチ室で愚痴っぽく言ってしまうんです

 

「あかん、あの人たち手強過ぎる・・」


するとね
どのコーチもここぞとばかりに言ってくるんです

 

ですよねー
どうしちゃったんですかあの人たち
どうしてしようとしないんですか
絶対スライスしか打たないですよね
すごいテンション下がる人もしるし

 

などなど

 

レッスンで直接伝えてもいるのですが
それでも陰口を言いたくなってしまうんです

 

それほどに手強いんです

 


いつも言いますが
大人は強敵です

 

パッと素直にはしてくれません

 

何とかしてね
出来ない言い訳
しようとしない理由
不快を示す態度や雰囲気
それらを駆使してきますからね


まあ、そこはコーチの腕の見せ所
というか
そういう不真面目なタイプがいると燃えるんですよね私

 

ナメんなよ
絶対どうにかしてやる
って


でもやっぱり手強い

並のコーチや指導者ではお手上げになるでしょうね

 

そういう手強い不真面目な大人ってね

言うこととか
思考がまあ似てるんです

みんな決まって同じことを言います

 

スピンサーブとかの
難しいテーマのときはね


「しようとしてるのに、こうなっちゃう」

「全然出来ない、分かんない」

「どうせ使わないし」

「スピンサーブの練習すると普通のサーブが入らなくなる」

 

まあ、こんなもんです

 

それぞれについて
細かく書きたいところですが
長くなるので・・

 

とにかく浅はかな思考
幼稚で未熟な考え
上昇志向のない低レベルな物の見方

そこに起因した発言

 

またそれをね
他のお客様や我々コーチもいる公衆の面前で
堂々と言い放つんです

 

ちょっと見識を疑いますよね


こういうタイプの人のね
一番の問題は
テンションが落ちている
何ならちょっとスネたり
投げやりになっている

 

そこが問題


出来ない
分からない

 

これは当然

 

今、自分の手持ちにない
新しい技術の習得ですから

 

出来ないこと
分からないことにトライするのです

だからスクールに来ているんです

 

全然出来ないこと
難しいことにトライする

それが楽しい

ワクワクするんです

 

「くっそー全然出来ねぇー!」
「どうやってんすか!?」
「こうかな・・いや・・こうか・・」

 

目を輝かせて取り組むはずです


不真面目なテンション落ちる人ってね

自分が出来ない
なかなか分からない
そういう困難な問題に直面したときにね

 

ワクワク出来ない
目が輝かない

何かと言い訳を探して
その問題から逃げようとするタイプなんです

 

これはテニスのレッスンに限らず何でも
必ずそうです


子供のときからの習性かもしれません

 

難しい算数の問題

 

「こんなの大人になっても使わない」
「生きていくのに必要じゃないし」

 

そう言って
そう考えて

問題を解かずに放置してきたのでしょう

 

やはり勉強は大事です


困難に直面したとき

何かのせい
誰かのせい
しなくてもよい理由、言い訳
それを主張してふて腐れて逃げ回るのか

 

うおー!これはやばい!
絶対出来ねぇぞ!
くっそー!どうにかしてやる!
ってワクワクして
目を輝かせて
何度も何度もトライするのか

 

どちらのタイプになるのかは
勉強やそれまでの経験によって
左右してくるのでしょう

 


皆さんもワクワクしてください

私もワクワクしています
今週は困難に直面しますから


素直にしてくれない大人に対して
どう臨むか

興奮しています

 

先ほども書きましたが
ナメんなよ
と思ってどうにかして取り組んでもらいます


ジュニアとかでもね
言うこと聞かない子とか
めちゃめちゃ下手な子がいる方が燃えるんです

 

俺がどうにかしてやるって

 

全然どうにも出来ない日が続くときもありますが
どんどん燃えてきます

 

これもあかんか
これはどうだ
この手もあるか

試行錯誤することが楽しいんです

 


難しい問題
思うようにいかない取り組み

 

テンションが落ちることもあるでしょう

 

しかし
そのときこそ成長のチャンスです

 

ワクワク目を輝かせて
トライし続けましょう!

 


今日はワクワクしよう!
嫌なこと、面倒なことを
いかに何とかするか
出来たときのイメージも持ってワクワクして過ごしましょう!

 

 

おはようございます
内藤です

 

第155回のテーマは
「タガタメ」

 

昨日の続きというか
何というか・・

 

悪を責める者
度が過ぎると
その者の方が悪に見える

 

ニーチェの言葉を引用しましたが
同じようなことで
私が個人的に好きではないことがあります


チクる奴

告げ口を言う人

 

あまりよろしくないですよね


報告すること自体はいいと思います

 

しかしそれが誰のため
何のためか

 

いじめられている子がかわいそう
自分の状況があまりに過酷
道徳上やはり見過ごせない
加害側の更生を思っている

 

そんな感情から
助けや是正を求めるために
誰かに報告や告発するのはよいこと
素晴らしいことです

 


そうではなくて
単なるチクり

 

ただ単にその人の評価を下げるため
相対的に自分の評価を上げようとするため
自分の正義を見せしめるため

 

そのような誰のためにもならない
自分のことだけを考えたチクる行為

 

これは良くないと思うんです

 

ジュニアの時間にも注意することがあります

 

ボール集めの時間

 

「コーチ、○○ちゃんがサボってるよ」

 

・・・

 

いや、だから?
何の報告?
じゃあその子の分まで君が拾えば済むでしょ?

 

とは言いませんが


○○ちゃんがサボってるのは分かった

じゃあ、その時にね
同じテニスをする仲間として君がすることって何だろう?

 

コーチに言うことではない

 

早く拾おうよ
とか
早くしないとコーチに怒られるよ
でもいいし
一生懸命拾う姿を見せることでもいいかもしれない


声をかけたけどダメだった
みんなの邪魔をしてくる
自分ではどうしようもない

だからコーチに言って何とかしてもらおう


それなら分かる

でもそうではなかった

 

いきなりただ単に
コーチに言いつけてやる

その考えはよくない

 

しかもそれをこっそりコーチに言う

みんなの前で大きな声で
「コーチ!○○ちゃんがボールを拾っていない!」

そう言うのならまだしも
みんなにはバレないように言ってくる

 

そんなことをしていると
いずれは自分に返ってくるよ

って

 

その子が傷つかないように
前向きになれるように
その時その時で言葉と雰囲気を選んで
何とか諭すようにしています

 


まあ、大人でもいますけどね

 

それはもう手に負えない部分もあります

 

大人が他の子供
ジュニア選手のことをチクってきたりもします

 

試合での態度が悪かった
ジャッジが汚かった

 

わが子の為を思うあまりでしょうか

 

でも
その時のその親御さんの顔

見るに堪えない醜悪さがにじみ出ているのです


同じチクる
というより報告

 

ジャッジミスが多かった

というのも
その子の為を思って言って来てくれる親御さんもいます

 

言っている内容は同じでも
思いが違うので
顔が全然違います

 

すぐに分かります

 

思いは隠すことなど出来ずに
顔、言葉、雰囲気に全部表れます

 


チクるのはいけない

 

相手を思う報告
正義を願う勇気ある告発
これは素晴らしい

 

紙一重なところですが

誰の何のため

ここに決定的な違いがあるのでしょうね

 


今日はタガタメ
その報告、その忠告、その注意
誰のためですか
何のためでしょうか
子供のため、相手のためならいいでしょう
自分のイライラの発散のためなら気を付けましょう
全ては顔に表れるということをお忘れなく!

 

おはようございます
内藤です

 

昨日は申し訳ございませんでした

あとで昨日の分も配信しておきます

 

第154回のテーマは
「世の人」

 

やはり取り上げないとダメですよね
この時事ネタは・・

 

闇営業
吉本芸人大量処分

 

テレビもネットも
連日ワイドショーを賑わせていますね

 

この一連の出来事について
私が一番強く感じたこと

 

「みんな怖ぇーな・・」

 

ってことです


いやね
闇営業や反社会勢力との関わり

これはいけないでしょう

 

さらにまた嘘がよくなかった

 

お金はもらっていません
と初めに嘘を付いたことで
さらに印象を悪くし
処分が大きくなりましたね

 

それはいいんです

仕方のないことです

 

刑事罰や民事上の訴訟の対象にならなくとも
道義上、社会通念上許されないことはあります

 

それを犯した場合
ましてや嘘などを付いた場合

社会的制裁を受けるべきでしょう

 

しかも芸能人
社会的影響力も大きいですからね


その処分やその後の対応

それは吉本と当人
そしてスポンサー企業で決めればいいことです

 

スポンサーがいる限り
そんなに甘い処分になることはないでしょう

 

我々はね
まあ、少しは興味を持って見たとしても
そんなに目くじらを立てる必要もないし
そこまで徹底追及するような案件でもないでしょう

 


でもまあ、いますよね

 

テレビのコメンテーター
それが仕事なのでしょうが
これみよがしに責める責める

 

ネットも炎上です
コメント欄に書くわ書くわ
批判と非難の嵐です


どうしたのでしょうか

そんなに責める必要あります?

 

今の世の中
今の世の人は
一回攻撃の対象にしたら
社会的に抹殺するまで攻撃の手を緩めないですよね

 

なかなか怖い世の中です

 

批判や非難もありましょう
咎めることが必要なこともありましょう

 

でも直接関わりのない第三者が
そこまで必死になって攻撃する姿は
とても見れたものじゃない

 

ややもすると
徳を失うことにもなりかねないです


ニーチェの言葉
鋭い考察を示しています


誰かを責め立てる者
この人が悪いのだと強く言い張る者
その人はしかし
告発することで自分の性格を思わずあらわにすることが多い
第三者から見ると
汚く責め立てる者の方こそ悪いのではないかと思えるくらいに
低劣な性格をあらわにしてしまう
そのため
あまりにも激しく責める者こそ
周囲の人々から嫌われてしまうものだ

 


まさにそうですね
さすがニーチェです

 

スクールでもあります

 

こちらがミスをして
お客様にご迷惑をかけた

 

お詫びをして
どういう対応をするか
その人と話をしていると

 

横からね
関係のないお客様がね
ここぞとばかりに参加してくるんです

 

「そんなことがあったの」
「それはいけないわ」
「何でなの?誰が悪いの?」
「もっとこうしてもらった方がいいんじゃない」

 

えっ?
あなた関係ないですよね

 

その人のその時のね
顔や姿
そしてその心の内

何とも言えない醜さに犯されています


その人のためやスクールのため
どちらかを救うために手を差し伸べるのは良いことですが

ただ単に攻撃に参加するのはよろしくないですね

 


ニーチェはまた
こんなことも言っています


暴力的な性質を持っているから攻撃するのではない
誰かをやっつけたり苦しめたりするために
攻撃するのでもない
自分の力がどういうものか
どこまで自分の力が及ぶのかを知りたくて
攻撃している場合がしばしばある

 


これも分かりますね

上述の攻撃参加するお客様や
ネットで叩きまくる人たちなんかもそうなのでしょう


批判や非難の感情が起こるのは仕方のないことです

 

しかし、度が過ぎて
その対象となる者をただおとしめる為だけに
責めるようなことがないようにしたいものです

 


今日は一歩引く
やはりテレビやネット
世論を誘導するように作られています
反射的に感情を起こさずに
まずは淡々と事実だけを受け止めるようにしましょう

 

おはようございます
内藤です

 

第148回のテーマは
「ドライブボレー3ヶ条」

 

今週のテーマ
ドライブボレー

 

といっても
ノーバウンドでストロークをする
いわゆるドライブボレーはやりません

 

ボレーのドライブバージョン的なやつです

 

足元に来たボールを
ローボレーやハーフボレーでスッと返球する
どちらかというと守備的なショット

 

足元の返球は
浮かせてしまうとダメなので
スライスよりドライブ系の方が適していることもあります

 

では

ドライブボレー3ヶ条

 

 

1.下から前

 

準備はパッと下に
手もラケットも下げます

 

スピンのストロークのように
いったん上にヘッドを立てて
みたいなことはしません

 

そんな時間はないですからね

 

パッと下げるのですが
注意するのは

手を反らないこと

 

手首を反らせると
打つときに手首を返したり
難しくなるので気を付けましょう

 

ラケットヘッドも下げるのですが
若干、ほんの少し、手とラケットの角度を
保っておく意識を持ちましょう


打つときはそのまま前に出すだけです

 

上にする必要はありません

 

前に出せば
自然に手もラケットも少し上になります

 

それで十分

 

場合によっては
意図的にヘッドをクッと上げたり
面を伏せていったり
多少の操作をしますが

基本的には何もせずにスッと前にだすだけ

 

スイングするというイメージは必要ありません

 


2.踏み込まない

 

これも状況によりますが
基本的には守備的な処理になるので
積極的に踏み込もうとしなくてよいです

 

低いボールに踏み込もうとすると
頭が下がるので
ラケットをドライブに扱いにくくなります

 

踏み込まずに
待って処理をする

ハーフボレーになることも多くなります

 

遠いボールに対しては
オープンスタンスで処理をする方が無難です


踏み込まないと
深くて質の高いボールになりませんが

そもそも守備のショット
浮かせないようにすることが目的なので
ボールの質にはこだわらなくてOKです

 


3.回転をかけない

 

これは打ち方というより意識

 

間違った意識ですると
間違った打ち方になりますからね

 

今週のテーマは
ドライブボレー


ボレーのドライブバージョン

ボレーにしてはドライブに扱う
ということ

 

ボレーはそもそもスライスです

 

スライスは回転をかけませんが
結果的に逆回転が結構かかります

 

ボレーの回転
そのゼロ地点、基準は逆回転です

 

ということはですよ

 

例えばボレーでね
ほとんどボールに回転がかかっていなければ
結構、順回転がかかっているということになりますね

 

基準点が逆回転ですから


下にセットして
スッと前に出せば
ほとんどボールに回転はかかりません

 

その時点で
ボレーにしては
順回転がかかっている
ドライブに扱っている
ということです

 

順回転をかけようとして
変にこねたりしないように気を付けましょう

 


以上3ヶ条

 

守備的なショットであるということ

見た目の順回転は必要ないということ

ここをしっかり押さえたうえで
軽い気持ちで取り組んでみましょう

 


今日は・・
どうしても言いたい昨日の出来事

 

立川駅構内
何やら揉めている男性二人
群がる野次馬たち


どうやら階段で接触した様子

 

揉めている一人の男性が言い放った言葉に
私も思わず足を止めてしまったのです

 

「すみませんで済んだら、裁判官いらないんだよ」

 

えーーー!!
そこは警察じゃないの!?


でも、確かに警察は必要か・・
よく考えると警察の仕事は
犯罪の防止と犯人の逮捕

 

確かに・・
ごめんなさいで済ませるかどうか
量刑を決めるのは裁判・・・


ごめんなさいで済んだときに
必要にならないのは・・


裁判官やー!!

 

何?
何なんだあのおっさん・・
あの状況で何という的確なセリフ・・

 

それだけです・・
どうしても言いたかったんです・・

 

では今週も楽しくいきましょう!

 

おはようございます
内藤です

 

第144回のテーマは
「トップスピン攻略(ボレー)」

 

今週のテーマ
バックハンドのトップスピン


ボレーヤーの足元に打つショットです

 

フォアでもしたので
もう余裕ですよね

 

フォアよりは簡単です


両手バックの人は

ヘッドをキュッと立てたり
肘を畳んだりして
短いボールを打ち易いですからね


そういうわけで
今回も返球

 

前回ストロークでの返球について書いたので
今回はボレー

 

基本的にストロークでの返球時と同じ注意点です


ではいきましょう

 

トップスピン攻略(ボレー)
3ヶ条

 

1.判断を早く

 

ストロークの時と同じです

 

ボレーなので
ノーバウンドでローボレーをするか
タターンとハーフボレーにするか

 

この判断を早く的確に

 

足元に来た場合
基本的には待って処理をする
でいいでしょう

 

ハーフボレーの選択も多くなると思います

 

スピンはボールが沈むので
ローボレーをしにかかると大変な時がありますからね

 

頭が落ちないように
しっかり足を踏み込んで
打った後、その踏み込み足を戻してポジションを整える

突っ込み気味になるとロブが来ますからね

 

この動作が大変なので
待ってハーフボレーの方が無難でしょう

 

ローボレーをすることになるとしても
足を出す
ということよりも
待つ
という感覚の方が大事です

 

トレーニングされた選手たちは
グゥッと大きく足を前に踏み込みますが
一般の方には無理です

 

どうしても頭が下がるので
待ってバランスよく返球しましょう

 

スピンはスイングスピードが上がっているので
その動きにつられて
慌てないように!

 

早く判断することは大切ですが
落ち着いてボールを待つ
ということが重要になります

 


2.フェイスを開かない

 

これもまあストロークの短く打ちましょう
と同じことです

 

スピンはラケットに当たると上に飛び出すので
抑えるように返球します

 

ボレーで言うと
ラケット面を開き過ぎない

 

当然少しは開きますが

ネットしないようにと思って
過度に開いてしまうと
ポォーンと浮いてしまいます

 

ハーフボレーに関しては
少しフェイスを閉じていく
くらいでちょうどよいでしょう

 

ストロークの時と同じで
短く返球する意識で構いません

 

相手は浅いボールをケアしたり
前衛がポーチに出ようとしてきますが
浮いてさえいなければ大丈夫です

 

浮いていなければ
浅くなっても決められるなんてことはないし
相手の処理も難しくなります

 

しっかり深く
よりも
浮かないように
ラケット面をセットしましょう

 


以上3ヶ条

 

・・・

 

あれっ?

まだ2つか・・

 

まあでもこの2つっすよ

2ヶ条っすよ

そんなに注意点もないですからね

 

でも何か・・
3ヶ条にしないと締まりがないので

 

無理やり3つ目

 

これはショットの注意点ではなく
練習の心構えというかやり方

 


3.前に来るなー

 

いやーほんと多いんですよ

 

ボレストしててね

異様に前に立つアホな方

 

普通はね
ボレストのボレーって
サービスラインかその一歩前くらい

ダブルスのクロス側だと
その位置でボレーすることも多いですからね

 

それなのにね

めっちゃ前に立ってるんです

 

足元へなんか打てないんです

足元の練習を放棄してるんです


2ボレー2ストロークの練習でもね

 

クロスの足元からの練習なんです

最初はサービスラインくらいにいるのですが
ちょっとミスをしたり
やられたりするとね

前に来てるんです

 

ネット間際に立って
さあ、足元に来なさいよ
って

 

無理無理

 

でね
普通にボレーして
上手くいった気になってるんです


アホなのか
気が小さいのか
何なのか分かりませんが
かける言葉も見つかりません

 

いや、これね
結構多いですからね

 

皆さんも気を付けてくださいね

 

知らず知らずのうちに
ポジションが上がっている時があるかもしれません

 


足元の処理は慣れが必要です


適切な判断をするために経験を要します

 

練習はせっかくの練習です

 

どんどん足元に打ってもらって
たくさん経験を積みましょう

 

くれぐれも前に立ち過ぎないように気を付けましょうね

 


以上です

 

ボレーでのスピンの返球は
慣れると
そこまで難しくも大変でもないです

 

打つ方
打たれる方
お互いがいい練習になるように
ボレストの仕方を注意するようにしましょう

 


今日は・・・
いい天気ですね
ボレーと何の関係もありませんが・・
梅雨の合間の晴天です
気持ち良くテニスを楽しみましょう!

 

 


おはようございます
内藤です

 

第140回のテーマは
「トップスピン攻略」

 

今期のテーマ
トップスピン

 

今週はバックハンドストロークですね

 

守備がテーマのときの
ループボールとほぼ同じ注意点です

 

よりラケットヘッドをクッと効かせていきますが
同じイメージで問題ないでしょう

 

3ヶ条はそのときのものを見返しておいてください


今日はトップスピンの攻略
というか、まあ要するに返球

 

皆さんね
トップスピンを打つのはなかなか上手なんです

 

ただね
返すのが・・・

 

打つは打てるけど
打たれたらお手上げ

というのはいただけないですね


いつも言うのですが
何のショットでも
そのショットを極めるというのは

打てて50点

 

そして
そのショットをきちんと返せる
対応出来てもう50点

 

でも大体の人がね
打つ方にしか目がいかないんです

 

トップスピンの話をしていても
どうすれば質の高いスピンが打てるようになるか

そればかりで


どうすれば質の高いスピンを返球出来るようになるか
まで考えが及んでいる人がいないんです

 


試合でもね
自分が打つと
相手も打ってきます

 

スピンもスライスも
ドロップショットも
ストレートもロブも

対応する術を身に付けてから使わないと
自分が打ったショットによって自分の首を絞めてしまいます

 

そういうわけで

 

トップスピン攻略3ヶ条
(ストローク)

 

1.判断を早く

 

まあ、これですね

 

スピンを打たれたときにね

「うわっ、スピンが来た」

ってね
感想文を述べている人が結構いるんです

 

その時間すら無駄です

 

スピンはバウンド後に跳ねてくるので
判断が遅れると致命的です

 

何の判断か?

 

下がるか
ライジングか

 

この判断を素早く
出来れば的確に

 

勢いがあるボールに対しては
勇気を持ってライジングを選択しましょう

 

下がろうとしても
下がり切れずに中途半端な返球になりますからね

 


2.短く打つ

 

これはライジングのときです

 

ライジングで打つとボールは上に飛びます

トップスピンもラケットに当たると上に飛び出します

 

トップスピンをライジングで打つと
かなりボールが飛びます

 

打点が少しでも遅れると
さらに上に飛びやすくなります

 

なので
短く打つ意識を持ちます

 

フラットで打ち返すときも
スライスで上から抑えるときも

体の開きを抑えて
ベースラインまで届かないように
しっかり打ちます

 

短く打つといっても
しっかりは打ちましょう

 

そろっと打つと
抑えきれずにボールが浮いてしまいます

 

グッと力を入れて
サービスラインの少し奥くらいに
打っていきましょう

 


3.おりゃー!っと打つ!

 

これは下がったときですね

 

スピンは跳ねてくるので
下がり切って踏み込んで打つ
というのは厳しいです

 

ベースラインのかなり後方から
体重を乗せ切れずに打つことになるので
丁寧に打ち返している場合ではありません

 

後ろからだから
何とか丁寧に
コントロールよく
なんてしていると
力のない浮いたボールになってしまいます


何とか軸足(フォアの場合は右足)だけは決めて
思いっきり「オッラァー!」って豪快に打っていきましょう

 

しっかり全身を使う
とかそんな意識もいりません

 

とにかくおりゃー!っと
スピンをやり返します

 

フラットで打つと飛んで行ってしまいますからね

 


以上 スピン攻略3ヶ条

 

まあ、そんなに大したことではないですが
返球についてもしっかり整理して
打たれても問題なくしておきたいですね

 


今日は判断を早く
判断を早くすれば行動が早くなる
正しい判断より
早い判断
素早い決断
を意識しましょう!

 

 

おはようございます
内藤です

 

第151回のテーマは
「思い込み」

 

昨日のテーマ

 

未来は話した言葉で作られる


どうでしょうか?
そう思いませんか?

 

私たちの未来は
その人生は
私たちの話した言葉通りに作られています

 

補足しましょう

言葉とは、つまり思考です

思考は言葉、言語によって形成されます


未来は話した言葉で作られる

とは

未来は思考で作られる

と同意

 

つまり
私たちが頭で考えた通りの未来が訪れる
ということ

 

思考は現実化するということ

 


えっ?
そうかなー・・
考えた通りになんてならない
話した言葉通りになんてならないよ

 

お金持ちになりたい
テニスの試合で勝ちたい
いい人と出会いたい

そう思って
そう口にも出して話していたけど
実現しなかった

 

そういうことがありますね

 

それはそうですよ

もう一度言います

 

未来は
話した言葉
思考したこと
その通りに起こるんです


お金持ちになりたい

これは裏返すと
今、お金持ちではない
と宣言しているようなもの

 

私はお金がない
と言っているので
その通りの未来が訪れます


お金持ちになる

これでもダメですね


私はお金持ちだ
何て豊かなんだ

本気でそう思い込んで
そう話していれば
その未来が訪れるでしょう


未来を思考通りに作っていく

そのポイントは「思い込み」です

 

思い込みの力って半端ないんです


人間の脳ってね
それはそれは凄い可能性を秘めているんです

 

よく言われるのが
人間の脳は
パソコン10万台以上の性能がある

 

10万台ですよ

 

パソコンなんて1台でも
とんでもない能力ですからね


あとね
人間の脳の可能性

 

普通の人が普段使っている脳の力
これは本当にわずかしか使えていない

 

脳の力
その可能性は
今の3万倍あると言われています

 

この3万倍もある
普通の人が使えていない部分

そこが使えるかどうか


同じ脳なのに
ある人は勉強もスポーツも出来る
ある人はどちらも出来ない

 

同じ脳で
同じような思考が出来るはずなのに
ある人はどんどん夢を実現しているのに
ある人は何も実現できない

 

どこに差があるのか


それが「思い込み」です

 

思い込みの力に差があるのです

 

人間の脳ってね
とんでもない能力があるのに
騙されやすいんです

 

脳の持ち主がね
本気でそう思い込んだら
そう勘違いするんです


「そう思ったらそう」なんです

 

思い込んだ者勝ちなんです

 


未来を思考通りに作っていく人

夢や幸せを実現していく人

その人たちは「思い込み」の天才なんです

 

本気で思い込んで
本当にそう思考して
本当に話しているんです


脳の可能性は限りない
その可能性の扉を開くのは「思い込み」です

 


ほんと人間って凄いですよね

 

だってロケット作ったんですよ

 

夜空に輝く月を見てね

「あれって、行けんじゃね?」

って思ったんですよ

 

本気でそう思って
そう思い込んで
ロケット作っちゃったんですよ


思い込みさえすればいいだけです

 

簡単なことです

 

お金も時間も
何の労力もかかりません

 

俺って天才
私ってモテモテ
お金があり余ってる
テニスも超上手いし

そう思い込んで
そう話していれば
必ずその未来が訪れます

 


今日は思い込み
今日のやぎ座(私がやぎ座なので)の運勢は超絶ラッキー
いいことしか起こらない
「今日はツイてるー」って話していれば
不思議なことに
本当にラッキーなことが起こっちゃいます!

 

 

おはようございます
内藤です

 

第150回のテーマは
「made from」

 

大学生のときね
たまたま聞いた講演

北原照久さんの講演です

 

テレビのね
何でも鑑定団でおもちゃの鑑定をしている人です

 

その北原さんの講演でね

忘れることの出来ない
私のその後の人生の指針になる
ズシーっと響いた言葉を聞いたんです




そして未来

 

それぞれが何から作られているか
という言葉

 


まず体

 

「体は食べた物で作られる」

 

まあ、これはそうですね

当然、他にも色々と要素はありますが
体は食べた物で作られるので
食べる物には気を配りましょう
ということですね

 


続いて心

 

まずこのフレーズに痺れたんです

 

何で作られていると思いますか?

 

言いますよ


「心は、聞いた言葉で作られる」


いやー、まさにそう

これはテニスを通しても
幾度となく経験してきたことでした

 

強い言葉を聞くと強くなる
マイナスなワードを聞くと心のエネルギーは落ちていく

明るいトーンの声を聞くと明るくなる

優しい声の
優しい言葉を聞くと
心が優しく穏やかになります

 

人は聞いた言葉によって
その心が色々な「色」に染まっていくのですね


気を付けなければなりません

 

子供たちは
周りの大人の言葉を聞いて育ちます

 

その子がどういう心になっていくか
それは周りの大人の言葉次第です

 

明るく
強く
優しく
そしてきれいな心になってもらうためには

明るい声で
ポジティブで
優しくて
正しくてきれいな
言葉を聞かせ続けるべきです


間違っても
きつい声で
罵るようなことや
冷たくあしらうような言葉を
聞かせてはいけません

 

尖った心
卑しい心
冷たい心
に育ってしまいます

 

厳しい言葉で叱る時もあるでしょう

 

そんなときは
せめてね

たくさんの愛情を注ぎながら
その子に寄り添うように言葉をかけるべきです

 

そうすれば
その言葉の「字面」ではなく
その言葉の「思い」を受け取ってくれます


聞かせる言葉
そして自分が聞く言葉
気を付けたいものです

 


最後


では、「未来」は何から作られているか

 

これですよ

もうこれ聞いた時にね
ビビビーーン!ときちゃいましたよ


今日はね
その言葉で締めくくります

 

その言葉についてもね
色々と書いてもいいのですが

皆さん自身で噛みしめて
考えて欲しいんです

 

非常に真理を突いたフレーズです

 

自分の未来を
子供たちの未来を
明るく素晴らしいものにするための
まさに指針となるでしょう

 


では


体は食べた物で作られる

心は聞いた言葉で作られる

 


未来は

話した言葉

で作られる