おはようございます
内藤です

 

昨日は申し訳ございませんでした

あとで昨日の分も配信しておきます

 

第154回のテーマは
「世の人」

 

やはり取り上げないとダメですよね
この時事ネタは・・

 

闇営業
吉本芸人大量処分

 

テレビもネットも
連日ワイドショーを賑わせていますね

 

この一連の出来事について
私が一番強く感じたこと

 

「みんな怖ぇーな・・」

 

ってことです


いやね
闇営業や反社会勢力との関わり

これはいけないでしょう

 

さらにまた嘘がよくなかった

 

お金はもらっていません
と初めに嘘を付いたことで
さらに印象を悪くし
処分が大きくなりましたね

 

それはいいんです

仕方のないことです

 

刑事罰や民事上の訴訟の対象にならなくとも
道義上、社会通念上許されないことはあります

 

それを犯した場合
ましてや嘘などを付いた場合

社会的制裁を受けるべきでしょう

 

しかも芸能人
社会的影響力も大きいですからね


その処分やその後の対応

それは吉本と当人
そしてスポンサー企業で決めればいいことです

 

スポンサーがいる限り
そんなに甘い処分になることはないでしょう

 

我々はね
まあ、少しは興味を持って見たとしても
そんなに目くじらを立てる必要もないし
そこまで徹底追及するような案件でもないでしょう

 


でもまあ、いますよね

 

テレビのコメンテーター
それが仕事なのでしょうが
これみよがしに責める責める

 

ネットも炎上です
コメント欄に書くわ書くわ
批判と非難の嵐です


どうしたのでしょうか

そんなに責める必要あります?

 

今の世の中
今の世の人は
一回攻撃の対象にしたら
社会的に抹殺するまで攻撃の手を緩めないですよね

 

なかなか怖い世の中です

 

批判や非難もありましょう
咎めることが必要なこともありましょう

 

でも直接関わりのない第三者が
そこまで必死になって攻撃する姿は
とても見れたものじゃない

 

ややもすると
徳を失うことにもなりかねないです


ニーチェの言葉
鋭い考察を示しています


誰かを責め立てる者
この人が悪いのだと強く言い張る者
その人はしかし
告発することで自分の性格を思わずあらわにすることが多い
第三者から見ると
汚く責め立てる者の方こそ悪いのではないかと思えるくらいに
低劣な性格をあらわにしてしまう
そのため
あまりにも激しく責める者こそ
周囲の人々から嫌われてしまうものだ

 


まさにそうですね
さすがニーチェです

 

スクールでもあります

 

こちらがミスをして
お客様にご迷惑をかけた

 

お詫びをして
どういう対応をするか
その人と話をしていると

 

横からね
関係のないお客様がね
ここぞとばかりに参加してくるんです

 

「そんなことがあったの」
「それはいけないわ」
「何でなの?誰が悪いの?」
「もっとこうしてもらった方がいいんじゃない」

 

えっ?
あなた関係ないですよね

 

その人のその時のね
顔や姿
そしてその心の内

何とも言えない醜さに犯されています


その人のためやスクールのため
どちらかを救うために手を差し伸べるのは良いことですが

ただ単に攻撃に参加するのはよろしくないですね

 


ニーチェはまた
こんなことも言っています


暴力的な性質を持っているから攻撃するのではない
誰かをやっつけたり苦しめたりするために
攻撃するのでもない
自分の力がどういうものか
どこまで自分の力が及ぶのかを知りたくて
攻撃している場合がしばしばある

 


これも分かりますね

上述の攻撃参加するお客様や
ネットで叩きまくる人たちなんかもそうなのでしょう


批判や非難の感情が起こるのは仕方のないことです

 

しかし、度が過ぎて
その対象となる者をただおとしめる為だけに
責めるようなことがないようにしたいものです

 


今日は一歩引く
やはりテレビやネット
世論を誘導するように作られています
反射的に感情を起こさずに
まずは淡々と事実だけを受け止めるようにしましょう