『reborn』バックナンバー

 

こんにちは

内藤です

 

メルマガ『reborn』のバックナンバーを

こことは別のブログでまとめています

 

今後はこちらをご覧ください

 

『reborn』バックナンバー

 

メルマガをまとめた後に

新しいものも書いていくつもりです

 

気が向いたら・・・

 

では また

 

 

 

 

おはようございます
内藤です

 

第171回のテーマは
「気楽に」

 

フィンランドで行われた実験

 

40~45歳の1200名を対象に
健康調査をしたんです

 

600名ずつ2つのグループに分けて

一方は健康のスペシャリストの健康指導に沿って
まじめな生活を送ったグループ

 

もう片方は何の指示もなく
自由に好きなように生活を送ったグループ

 

15年後の健康状態の結果

 

どうだったと思いますか?

 

何とね
自由に生活していたグループの方が
病気になる人が少ないという結果が出たのです


食などの生活習慣
こだわることは大切ですが

 

「あれもいけない」
「これもダメ」
と神経質になり過ぎると
逆にそのストレスの方が体によくない
ということもあるのでしょうね

 

まあ、この調査自体がね

上級管理職、いわゆる富裕層を対象にしているので
そもそも生活習慣が整っているでしょうから
一概に何とも言えませんが

 

ある一定の考えを示唆しているとは思います

 

「適当の方がいいんじゃね」

 

ということ


ガチガチに
絶対にこうしよう
絶対にこれはしないように


そう思うよりも

まあ、何となくでいいか
こんなもんか
ある程度いい加減にしとくか

という方が
いい結果をもたらすこともある

 

そういうことを
提示していますね

 


テニスでもそういうことがあります

 

一つの動きや
一つのショット

単品単品の習得には
細かいところまで気を配って

それこそ
絶対にこうしよう
これはしてはいけない

そう取り組むことも必要です


でもね

いざラリーや試合になると

一つのショットではなく
一連のプレーをしなければなりません

 

淀みなく
流れるようにすることで
プレーの質が上がるのです

 

そのときにね

あれやこれやと気を付けていると
動きの質が低下します

 

ある程度でOKです

いい加減がいいのです

 

まあ、こんなもんでいっか
という気持ちの方が

動きがスムースになり
結果的に一つ一つのショットや動きも
質が上がるのです

 

打ち方の細かいことを考えないことで
相手を見る余裕や
自由な発想で効果的な戦術が生まれることも出てきます


気楽に
何となく

 

そんな考えが
停滞したテニスのレベルを引き上げてくれる打開策になり得ることもあるのです

 


まあ、でもね

 

そのためには
基本的な技術

根元の部分がしっかりしていないと
意味がないのは言うまでもありません

 

こだわりをもって臨む練習と
こだわりを捨てて
自由にプレーすること

バランスよく取り入れたいですね

 


今日は気楽に!
一つ一つのことは70点でOK
全部100点にしようとすると
無理が生じて全体で60点に・・
なんてことになります
70点でOKと思っていた方が
全体で90点!という不思議なことが出てきます!

 

おはようございます
内藤です

 

第170回のテーマは
「真の強さ」

 

やっぱりこうなるんですね・・

連日の猛暑・・

 

ここ数年のこの暑さは異常ですね

 

やはり日本の夏は
この暑さが通常運転になってしまったのでしょうか


テニスなんかしている場合ではありません・・

 

まあ、レッスンはね
休憩しながらのんびりも出来ますから

 

私くらいになると
30℃を超えたら20%の力でレッスンをしてますからね・・

 

いやー、仕方ないですよね

全力でしたいところですが
倒れでもしたら皆さんの迷惑になるでしょうから


問題はジュニアの試合ですよ

この炎天下のハードコートで3セットマッチ

2時間以上かかったりしますからね

 

よくジュニアに言うのですが

プレーは無理をしろ

 

届かないボールに飛びつく

転んで骨折するかもしれない

でも大丈夫

所詮骨折など2、3ヶ月もすれば復帰出来ます


ただ、体調は無理をするな

 

特に熱中症

死にますからね

もう二度と戻ってこれなくなります

 

テニス選手たる者
自己管理をきちんとして
無理だと判断したら潔く撤退する

そんな勇気ある決断も必要です

 

でも、まあ
子供は無理をする・・というか
真剣に試合をしていると気付かないこともありますからね

気を付けてほしいものです

 


私のあまり好きではない言葉

 

心頭滅却すれば火もまた涼し


いやいやいや
そんなことないやろ

暑いもんは暑いで

 

よくね
暑いって言うから余計に暑くなる

とか
よもや現代科学の中に生きている人とは思えぬことを宣う方がおりますが

暑いもんは暑いです

 

暑いって言おうが言うまいが
気温も変わらなければ
体感温度も変化しません


むしろね
変に我慢するより
暑いときは「暑いー!!」
って大声で言った方がまだマシになると思います

 

起きていることを
ありのままに受け止める

これが平常心を保って
理性ある判断をする基本になりますからね


でもね
暑さを感じないということもあります

 

テニスの試合でもね
完全にプレーに入っている時
心頭滅却というか
心頭が没頭している時

暑さすら感じないことも出てきます

 

でも
そういう時が危ないんですよね

 

終わった瞬間に一気に熱中症に襲われますからね


火もまた涼し

暑さが涼しい

ちょっとひんやりする

いや・・何なら寒気がする

ここまでいったらもう重症ですからね・・

 


暑さを忘れるくらい
目の前のことに没頭する

 

素晴らしいことですが
くれぐれも自分の体を第一に考えた判断
冷静で勇気ある撤退も出来るようにしておきましょう!

 


今日は素直に無理をしない
暑かったら暑いと言う
しんどかったら休んでダラダラと過ごす
無理をする強さ
我慢をする強さより
ありのままを受け止める素直さ
無理をしないという強さ
それが本当の強さだということを
忘れないようにしましょう

 

 

おはようございます
内藤です

 

第169回のテーマは
「関連性」

 

昨日の最後に書きました

 

重要なテニスのアドバイス

 

スライスのアングルショットについて

 

覚えています?

 

あまりの暑さに昨日の夕飯さえ忘れてしまいそうですが
さすがにこれは覚えていますよね


勉強が嫌いな生徒の言い分に対する
先生の見事な切り返し

 

角度がある
というか
ウィットに富んだ発想ですね

 

そのような視点を持つこと

 

対人において
斜め上から切り込むような発想
その瞬発力を養うこと

 

これが
一瞬の判断を伴うテニスのラリーにおいて
スライスのアングルを打つということに繋がる
そのショットの精度にさえ繋がっていくということ

 

関連があるんです

大いにあるのです


こういうこと
一見関係なさそうに見えて
実は大きく繋がっていること

 

テニスのレベルアップにおいて
普通の人には理解出来ないが
テニスの指導者なら頷けるようなこと

というのが多くあります

 


例えばね
最近の話

 

小野コーチと
ジュニア選手の育成について話していたんです

 

日本のジュニアが
海外に出ることなく
世界で通用する選手になるためには何が必要か

という壮大なテーマ

 

錦織選手もそうですが
ジュニアの時にすでに拠点をアメリカにしていますからね

 

純国産の日本人選手には何が必要か

何をすれば世界に通用するか


まずはコートですね

オムニコートで育つと
どうしても甘やかされたぬるい選手になります

 

フットワークも雑になる癖がついてしまいます

 

クレーとハードコートの設備を
もう少し整えないといけないです


その他にも
あれやこれやと話をしていたのですが

私が家庭環境にも言及したんです

 

そして持論を言ったんです

 

強いテニス選手にするためには
ホームパーティーをする家じゃないとだめやね
って

 

そうです

ホームパーティーです

 

パリピです

 

その子自身がパリピな陽気な奴
というよりか
家が家族がホームパーティーをする家庭であるべきということ

 

はっ?
って思うかもしれませんが


めちゃめちゃ大事です

 

たぶん一番大事です


小野コーチも大きく頷いていました

 

強いテニス選手にするためには
ハードな練習や
適切なコーチングより
ホームパーティーなんです

 

ホームパーティーをすれば
強くなるんです

 

いや、本当ですよ

 

すごい繋がりのある
テニスと関連のあることなんです

 

ホームパーティーをすれば
サーブとフォアハンドの技術が上がるんです

 

これは皆さんには
なかなか理解し難いことだと思います

 

でもテニスコーチには分かるんです


関連性がないようなことでも
どこかで
根っこの部分で
大きく繋がっていることがあるんです

 

テニスのレベルアップ

 

上っ面の打ち方やポジションだけでなく

深い所まで
多様な視点で
見つめるようにしてみましょう

 


今日も角度を付ける!
発想を転換して
ウィットに富んだ視点を持ちましょう!

 

ソフトバンク社長 孫正義の名言

 

髪の毛が後退しているのではない
私が前進しているのである


・・・

 

絶妙にカッコいいですね

こういう発想がテニスのレベルアップに必要だということです!

 

 

おはようございます
内藤です

 

第166回のテーマは
「懺悔」

 

読めますか?

 

そうですね

 

ザンゲ

ではなく

 

さんげ
です

 

キリスト教の言葉で
ザンゲと言われることが多くて
そちらがポピュラーになっていますが

 

元は仏教用語

さんげと読みます

 

なのに・・・

さんげ
で打つと変換出来ない・・

 

ざんげ
だと変換できるのに・・

 

まあ、それはいいとして

 

懺悔

 

悔い改めるということですね

 

過ちを認め
もう二度としないという誓いを立てることです


どうして仏教の懺悔が一般に認識されていないかと言うと

厳し過ぎるからです

 

キリスト教の懺悔に比べて
非常に厳しい戒律なんですね

 

キリスト教における懺悔は
反省や後悔というところ

 

これが仏教では
それどころでは済まない

 

仏教では
血の涙を流し
血の汗を噴き出し
もう二度としないと誓う

そういうことなんです・・・


まあ、これは恐ろしいですね

 

さんげ
ではなく
ザンゲ
が採用されるのも仕方ありません


そこまでにはならないにしても
やはりね

悪いことをしたとき
過ちやミスを犯したときに
懺悔する
非を認め謝罪するということは必要です

 

そう
懺悔で最も重要なこと
その出発点は
「認める」ということ

 

自分の犯した非を
「認める」

 

これが出来れば
懺悔の大半はなされたということになります


でもこれがなかなか難しい

 

出来ないんです

 

今回の吉本興業の騒動の発端

雨上がりの宮迫もそうでしたね

 

自分のしたこと
ありのままに事実を認め
それを公表して謝罪をすれば
ここまで大きなことになっていなかったかもしれません

 

誠意を示す
というのは
まずは自分のしたことをありのままに認め
事実を伝える
ということからしか生まれません

 


でもやはり私たちも
失敗やミスをしたとき
言い訳をしたり
誰かのせいにしたり

自分の罪が軽くなるように
時系列をごまかしたり
事実を曲げたりする

 

保身の為に
と言いますが
保身にならないですからね

 

本当に自分のことを考える
保身を考えるなら
きっちり懺悔する
事実を認め謝罪した方が自分の為になります

 

非を追及されると
そんな簡単な判断力さえ奪われてしまうのでしょう

 


ジュニアの試合でもあったんです

 

スクール内の試合ですが

ジャッジミス
というより
意図的に自分が有利になるようにジャッジをして
試合に勝っていたんです

 

クラブハウスから見ていたのですが
完全に意図的
誰の目にも明らかでした


でも、まあ子供の試合です

テニスは独りぼっちです
過酷なスポーツ

そういう過ちもあるでしょう

 

あまり厳しく咎めてもかわいそうなので
戻ってきたときに
軽めに問いただしました

 

許すことを前提にです

 

ジャッジミスをしちゃってたね
自分に有利になるようにしちゃっていた
まあ、分かるけどダメだよ
そんなことしてても本物にはなれないからね
って


その自分のしたことを認め
ごめんなさい
って言えば

いや、ごめんなさい
とは言えなくても
何も言わなくとも
認めさえすれば許そうとしていたのです

 

でも・・
言い訳

 

えっ?
そんなことありました?
的なごまかし・・


結局そのことについて
認めない、非をごまかそうとしたことについて
厳しく指導しました

 

試合も無効試合にしました


一回の過ちは仕方のない
誰にでもあることです

 

冷静さを欠いて
何かをやらかしてしまうこともありましょう

 

問題は懺悔出来るかどうか

その過ちをありのままに認められるかどうか

 

そこに人間性
人としての気質・器量が表れるのでしょう


そもそも過ちを犯さないことも大切ですが
事が起こってしまったら仕方ありません

 

きちんと懺悔をすることでしか
再び前を向いて進むことは出来ないのです

 


今日は懺悔
懺悔とまではいかなくとも
自分の非・ミスをありのままに認めましょう
テニスでもです
コーチの指摘に対して
いや、でも、それは分かってるんですけど
しようとは思っているんですけど
そういう思いは出さずに
ありのままに受け止めて改善していきましょう!

 

 

おはようございます
内藤です

 

第163回です

 


自分に害を与えるものは悪であり
自分に利を運んでくれるものは善である
というふうに善悪を判断するエゴイストがいる
その人がエゴイストであるのは
一般の善悪を判断するのは自分であると
ふつうに考えているからだ
こういう野蛮な人間は世に少なくない

 


これもまたニーチェの言葉です

 

130年ほど前の言葉です

 

現代に限らず昔から
いつの時代もそうだったのでしょう

 

そういう人間がいるのでしょう

 

いや、人間は誰しもが
少なからず、そういう一面を持ち合わせているのでしょうか


でもしない

いやいや

あり得ない


とんでもない
非情で卑劣な事件が多発していますね

 

「身勝手な」
なんて言葉ではとても片付けられない
この世のそれとは思えない
意味不明な非道な事件

 

いつの時代も
世界の至るところで
起こってきたことなのでしょう


これも人間の所業

我々と同じ人間


昨日の放火犯も我々と同じ人間です

 

 

何を
どう思えばいいのでしょう

 

なんで
あんな悪魔のような人間が生まれるのか

 

我々にもその責任の一端があるのでしょうか

 

日本という社会を構成する同じ一員です


原因はどこにあるのでしょうか

 

あんな悪魔
絶対に死刑にしてしまえ

 

そう思ってしまう私のような人間の考え方にも
悪魔を生み出す要因が潜んでいるのでしょうか


あのような犯人にも
罪を憎んで人を憎まず
大きな愛を持って
全体を良くする視点を持って
社会を作っていこう

報復的な死刑などから
憎しみ以外の何かが生まれることはない

 

人間は野蛮な動物ではない
理性と知性と愛をもって
悪の所業にも
赦しを与えるべきだ


そういうことの方がいいのでしょうか

その方が結果的に
平和でより良い社会が実現されるのでしょうか

 


いーや、でも無理です

私には無理

 

人間が出来ていないのでしょう

 

もし、自分の家族や周りの人がって思うと
とても赦しを与えることなど
考えつきもしません

 

犯人にも同じ目を
それ以上の苦痛を与えてやる
と思ってしまいます

 

こんな私のような人間がいることが
おそらく多数いることが
あのような悪魔を生み出す温床となっているのでしょうか


悪魔に失礼ですね

悪魔はそこまで酷くないかもしれない

 

人間ほど劣悪な存在はいないのではないか

そう思える事件でした

 


ほんとね
いつどんな事件に見舞われるか分からない
怖い世の中です

 

そんなことが起こるたび
私たちは何をどう考え
子供たちに何をどう伝えればいいのしょうか


被害者を思って祈りを捧げ
遺族や関係者が
加害者への憎しみだけに心が蝕まれないように
また祈るほかにないのでしょうね

 


今日は「タガタメ」
ミスチルの歌です
聞いてみてください
皆さんは何をどう思うのでしょうか

 

おはようございます
内藤です

 

第162回のテーマは
「上達の必須条件」

 

昨日ね
スポーツに関しては
男子の方が女子よりも優れている
って書きましたが


その続きというか・・

 

体格や筋力という
物理的にどうしようもないことも
そうなのですが

 

男女で差があること

男女で差になること


気質

というか性格というか

 

これは日本人だけかもしれないのですが


コーチをしていて
指導・育成の現場で過ごしてきて
肌で感じることです

 

男の子と女の子で
やはり大きな違い

その気質に傾向があるんです

 


例えばジュニア1
小学生の低学年のクラス

 

毎週ね
ミッションを出して取り組んでもらっているんです

 

上位の子を発表するのですが

 

先週のミッション

「ボレー 止まらずにポンッ!」

 

ボレーはしっかり止まって打つ
というより
足をさばきながら打つ感覚の方が大事ですからね

 

このミッションの上位3名

 

全員男子です

 


「練習でもミスらない!」

 

このミッションも重要ですね

練習ではトライすることが大事ですが
たまには結果重視ですることも必要

 

きちんと丁寧にコートに入れる

 

このミッションの上位3名

 

全員女子です


何年もしているのですが

ミッションによって
まあ、きれいに分かれます

 

ざっくり言うとね

ノリ・勢い系は男子

きちんと系は女子

 

容易に想像が付くと思いますが・・

 


ノリや勢い
きちんとすること

 

どちらも大事な要素です

 

ただね
より大事なこと

 

テニスに限らずスポーツ全般において
どちらがより上達の鍵を握るかというと

 

ノリや勢い

です


雰囲気と理論でいうと
雰囲気

 

バカかマジメかでいうと
バカ

 

軽いか重いかでいうと
軽い

 

楽しいか必死かでいうと
楽しい

 

その方が
断然大事

 

そのスポーツの習得
レベルアップには欠かせない要素、条件です

 


先ほどのミッションの話

 

やはり男子はノリや勢い系
女子はきちんと系です

 

男子の方がバカで
女子の方がマジメ

 

男子の方がふざけてて
女子の方が真剣

 

男子の方が軽くて
女子の方が重いのです

 

だからです

 

だから男子の方が
どんどん新しいことを吸収して
どんどん勝手にレベルアップするんです

 

きちんとすることも大事ですが
ノリとか勢いで「いっちゃえ、いっちゃえー!」
みたいな感覚の方がより大事なのです

 


先週の3つ目のミッション

「ゼッタイ届く!」

 

ツーバウンドするまで諦めずに
何とかボールに触るということ

 

試合では絶対に必要

 

このミッションの上位3名

男子と女子どちらと思いますか?


正解は・・


全員女子です

 

意外かもしれませんが
諦めずに絶対にボールに触るんだ
というのは「きちんと」していることです

 

だから女の子の方が頑張ります

 

男の子なんてすぐに諦めたりしますからね・・


でも男の子がノッてる時ね

「きちんと頑張る」とは別の感覚が発動している時は
とんでもないプレーをしたりします


「ゼッタイ届く」

これをね
似てるけど少し違う言い方

 

「とりあえず打っちゃえー!」

というミッションにすると
上位は全員男子になります

 

ノリと勢いで
とりあえず打っちゃうんです

 

その方がパフォーマンスが上がる


必死で食らいつくより

ブゥワーってボールのとこに行って
おりゃーって打っといたれー!
っていう感覚の方が

結果的にボールに追いついて
かつ何とか相手コートにも返せる

下手したらスーパーショットになるんです

 


きちんとすることももちろん大切ですが
ノリや勢い
バカになって雰囲気だけで取り組むことも
取り入れてみましょう!

 


今日はノリでボレーにいっちゃえー!
男の子のように意味も理由もなく
ボレーにいってみましょう!
そうすることで
動きやタッチ感覚
テニスに必要な色々なことを
体で覚えることが出来るのです!

 

おはようございます
内藤です 

 

第161回のテーマは
「男女区別」

 

ウィンブルドンは激闘の末
ジョコビッチの優勝で幕を閉じましたが

女子シングルスはハレプが優勝しましたね

 

セレナを圧倒しての堂々の優勝でした

 

大坂なおみは今回は残念でしたが
USオープンで暴れて欲しいものです

 


テニスでもそうですし
サッカーやゴルフ
ほとんどのスポーツで言われます

 

男女の格差があり過ぎると

 

賞金が違ったり
日程やその他もろもろ

男子の方が優遇されていると


これはそうですね

なかなか難しい問題ですが

ことスポーツに関していうと
男女間で差別はすべきだと思います

 

差別と言うと聞こえが悪いので
区別と言った方が適切でしょうか

 

例えばよく言われるのが
賞金の違い

 

テニスでは2007年から賞金額が男女同額になりましたが
他のスポーツではまだまだです

 

それはそうでしょう

 

大会の賞金
その本質は
スポンサー料です

 

頑張った分だけもらえる
優勝という成績に対して支払われる
というものではないです

 

もしそうだったら
男女とかではなく

全スポーツ共通の賞金額に設定すべきです


そうではなく
どれだけ世間の注目を集めたか
要するに人気があるか

それによって
協賛するスポンサーの数やテレビの放映権が決まって
賞金が違ってくるだけのことです

 

人気のあるスポーツの賞金が高くて
人気のないスポーツの賞金が低い

 

これは至極当然

 

だからといって
人気のないスポーツが低俗という話ではない

 

賞金の高さだけで
そのスポーツの価値を論じるなど幼稚です


では同じスポーツではどうか

 

やはりね
男女では男子の方が人気が出やすいでしょう

 

純粋に面白いし
カッコいいし
すげぇってなりますからね

 

これは体格や筋力差があるので
仕方のない部分ですが

 

男子の方が
スピード・パワー・スタミナ・高さ
そしてテクニカルな部分においてまで
我々を魅了する「プロ」の技を見せてくれます

 

それは人気が出ますね

 

観客も多い
視聴率も高い
賞金も高くなって当然です


やはりほとんどのスポーツにおいて
男子の方が女子より優れているということです

 

これを言うとね
出たー!男女差別
みたいに思われるのですが

スポーツにおける男女差の話です

 

スポーツが男子の方が優れているといって
人間として男の方が優れているなどということにはなりません

 

スポーツが出来る出来ない
速く走れる走れないなんて
人の価値を決定づける1パーセントにも満たないことです

 


そういうわけでね
スポーツにおける男女差は仕方がない

 

同じスポーツの処遇で男女差が出るのも仕方のないことです

 

何度も言いますが
それは女子を軽視しているわけではない

違う種目だから仕方ないといっているだけです

 

テニスというスポーツの
圧倒的人気種目の「男子シングルス」があって
それとは別に
「女子シングルス」
「男子ダブルス」「女子ダブルス」等々
があるというだけです


いーや、それでもやはり
男子は女子を下に見てる

とか言う女子の選手もいるのですが

それはそうです

下に見てます

 

それは人気という面ではなく実力

ただ単に
女子の方が弱い、技術が低い
同じプレイヤーとして
そのスポーツの枠内でそういう判断をしているだけのことです

 

体格や筋力差でどうしようもないことですから

 

女だから下に見てる
とかではなく
ただ単に実力を客観的に評価してるだけのことです

 

実力的に上下があるというだけで
リスペクトしていないわけではないです


それでも納得がいかない
という場合は
本当に男女平等というか
区別なんてしないというのも手かもしれません

 

男女の種目別ではなく
みんな一緒

男子対女子が普通に行われる

でも、そんなことをした方が
そのスポーツをする女子にとって過酷な環境になると思いますが・・

 


難しい問題です

なかなか声を大にして言いにくいことも出てきます

 

もう一度言いますが
スポーツの評価と人としての価値基準
ここをしっかり分けて考えていくべき問題ですね

 


今日は男女区別
男だから出来る作業
女だから気付いてあげられること
当然にあります
何でもかんでも同じように
ではなく
しっかり違いを意識して
互いをリスペクトし合えるようにしましょう

 

 


おはようございます
内藤です

 

第159回のテーマは
「テニスのレベル」

 

夏期休業期間にイベントを開催します!

皆さん奮ってご参加ください!

 

本当に参加した方がいいですよ

絶対テニスが良くなります

 

テニスの何たるかを知ることが出来る
皆さんのテニスに奥行きが出るようになります


ちょっと前にも同じようなこと書きましたが


イベントでする内容がね

テニスなんです

 

普段のレッスンではショットや動きがメインです

 

当然それも重要

体の使い方
ラケットワーク
ダブルスのポジション
そのショットの意味

そこが抜けていてもいいプレーは出来ません


でもね
いいショットを持っていても
いいフットワークがあっても

 

「テニス」を知らなければ


「テニス」の
その間合いや雰囲気
相手との精神的な距離感
考え方 その他もろもろ

言葉では言い表せない
テニス人だけが備え得る
その感覚

 

ここを身に付けなければいいプレーは生まれない
試合にも勝てないんです


おそらく何を言っているか分からないと思います

 

例えばね
ジュニアの選手で
めちゃくちゃ打つのが上手
フットワークも良くて
とにかくテニスが上手い

 

そういう子がいたとしてね

皆さんはその子が試合で勝てていると思うんです


我々コーチ同士
テニス人同士で話をするとね

 

その子のプレーを見て
一言話をしただけで

あー、あいつ試合では勝てない側やね

 

そうですね

 

ってなるんです

 

私たちはその子のテニス観
テニスに対する考え方や雰囲気を見るんです

 


逆もあります

 

打つのが下手
足も遅い
テニスがそこまで上手くはない

 

でもね

 

あいつは強いね
上に行くね

 

そうですね

 

ってなるんです


このジャッジはまあ外れません


具体的にどこを見ているかと聞かれると

 

・・・

 

何となく・・・

 

としかいいようがない

 

テニスをしてきた奴なら
コーチ同士なら
分かり合うことのできる「何となく」です

 

その「何となく」

 

考え方というのか
何というのか

そのテニスの何たるかを
取り上げるのがイベントなんです

 

普段のレッスンより
イベントの方がテニスを強くする要素が濃い内容なんです

 


さっきまでね
今回の夏イベントのWEB登録をしていたんです

 

イベント内容を書くところに
あれやこれやと書いていて

つくづくそう思ったんです

 

そう、これ!
こういうの!


こういうことをレッスンして
皆さんに伝えれば
絶対みんなのテニスのレベルが上がる
って確信したんです


皆さんはね
WEBのイベント内容を見るとね

 

えっ?
何?
ただふざけてるだけでしょ?

 

って思ったりしちゃうと思います

 

でも違うんです

 

目に見える具体的な
打ち方や動き方ではなく

 

皆さんからすると
何だかよく分からないテーマ

 

そこにこそ
テニスの核心に迫る
テニスのレベルアップに繋がる
「テニス観」

 

テニスが出来る人が持っている
「何となく」

 

それが身に付くチャンスがあるのです

 


今日は・・
今日の夜中の24時からイベント受付開始です
参加出来るイベントは全部申し込んじゃいましょう!

10万円が当たるチャンスもありますしね・・
ラッキーですね皆さん
おめでとうございます♪

ではまた来週

 

おはようございます
内藤です

 

第158回のテーマは
「YOU」

 

いやー、惜しかった

 

惜しかった?

 

錦織対フェデラー

 

第1セット取った時は
おぉー、っと思いましたが・・・

 

何ですか
あの2セット目の序盤

 

「何か、いけると思ったみたいやけどこれが本気やで」
「ってゆうか、もう2段ほどギア上げれるけど」

 

と言わんばかりの
フェデラーの圧倒的プレー

 

いきなり釘を刺してきて
そのままゲームを支配しましたね


無理ですね

 

芝であのスピードでプレーされたら
手の打ちようがありません

 

フェデラー、ナダル、ジョコビッチ
この時代の終焉はいつになると訪れるのでしょうか

 


それはそうと昨日
ここ日本では一つの時代の終焉が訪れましたね

 

ジャニーズ事務所社長
ジャニー喜多川氏が他界しました

 

今のエンターテイメント界に多大なる影響を与え
そして功績を残しましたね

 

ジャニー氏がいなければ
ジャニーズ事務所がなければ
全く違うテレビ業界
大げさではなく
全く違う世の中になっていたでしょうね

 

テレビでもこれまでのジャニー氏の活動や功績
エピソードが紹介されていますね


有名なのは「YOU」と呼ぶこと

 

名前を間違うと失礼だから
誰に対してもYOUと呼んでいたとのこと

 

このエピソードに対して
優しい人
気配りの人
なんて声が上がっていたのですが


それはどうでしょうね

 

失礼だと思うのなら
きちんと名前を覚えればいいだけです

 

それにね
ジャニー氏ほどの賢明な人物であれば
おそらく全員の名前を覚えていたでしょう

 

名前を間違うといけないから
と言っていたのも
冗談ぽく言っていただけみたいですから


あれほどのプロデュース力
人材育成力
人心掌握力
の持ち主です

 

「YOU」と呼ぶことに
何かしらの強い意図があったとしか思えません

 


ジャニー氏の名言と言えば
私の好きな名言があるんです

 

どこかで紹介されるかな
と思っていたのですが
どの番組でも出てきませんでした・・

 

これもYOUがらみなのですが

非常に素晴らしい
強いフレーズです

 


「YOUがCANと思うならDOすればいいじゃない!」

 


最高じゃないですか?

 

よぉぉっし!
やってやるぞー!
って思いますよね

 

何か出来ちゃいそうな気がしてきますよね


普通のこと言ってるだけなんですけどね

 

「君ができると思うならやってみればいいじゃない!」

 

これだと弱いですよね
響かないです

魂が揺さぶられないです

 

先ほどの話

こういう言葉一つを取ってみても
ジャニー氏の言葉選び

「YOU」というワードをチョイスした意図

プロデュース力に優れた
ジャニー氏ならではの感性を感じ取れます

 


ジャニーズ事務所が今後どうなっていくのかは分かりません

 

ジャニー氏という巨木を失ってもなお
業界を引っ張り続けるのか

 

ジャニー氏の意思を継ぐ「YOU」たちが
どういう活躍を見せてくれるか楽しみですね

 


今日はもう一度この言葉
最高のこの言葉に力をもらいましょう!

 

YOUがCANと思うなら
DOすればいいじゃない!