皮膚の力
知人が、重いパイプをつなぎ合わせようと力ずくで寄せたところ、
利き手の親指の腹の皮膚が、1cm×1cmの大きさで剥がれ落ちてしまいました![]()
その皮膚を持って病院にすぐに来てもらえれば、皮膚はくっつきます![]()
ところが、その皮膚を捨ててしまったため、さあどうしましょうということになりました。
皮膚がない部分は、傷が治った後、知覚過敏になってしまうことがあります![]()
特に、利き手の親指ですから、手先の微細な動きを必要とする職業の方には、
困ってしまいます。
手のひらの皮膚を取ってかぶせることも出来ますが、傷口がばい菌で感染している状態だと
せっかくかぶせても、うまく再生してくれません。
今回は、神経が過敏にならないようにステロイドの軟膏をつけて、
傷をゆっくりと塞いで行く治療方法を取りました。
うまく治癒してくれることを願います![]()
皮膚は絶対に捨てないようにしましょう![]()