皆さんこんにちは! 保育士をしているまゆちんです!
気になったことや疑問に思ったことを日々書いているブログ。
「なぜ、卒園式・卒業式にはカノンが使われるのか!」
です!
この前卒園式がありました。
もうそれはそれは良い式でした。
証書授与の時は一人ひとりとの思い出がか浮かんできましたよ
その時にふと思ったのです。「なぜ卒園式にはカノンなのかな?」と。
ということで 調べてみました!
「なるほど」 という部分がたくさんあり、
意味が分かるとより感動的になりそうな気がします!
今から来年の卒園式が楽しみです
もくじ
カノンとは技法!
実はカノンとは、作曲上の技法のことなんです! 私もはじめは「カノン」は曲名だと思っていました
どんな技法かというと、カエルの合唱の輪唱(りんしょう)のようなものです。
1小節ずつ、ズレて歌っていくように、カノンも同じ旋律をずらしながら演奏していきます。
バッハベルン作曲の「カノン」
さて、カノンの本来の意味が分かったところで本題に!
今回を議題に上がっている曲はパッヘルベルのカノンです。
みなさん、この曲一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
もちろんカノン技法(進行)が使われており、綺麗な旋律が繰り返されていきます
切れ目を作らず、その場に応じて曲を続けることができるので、卒園式や結婚式などの祝いの場で使われることが多いそうです
カノン進行が心地よさの秘密!
カノンって聞いていてとても心地よいですよね。
卒園式でも雰囲気を壊さずに、子どもたち、保護者の方々、私たち保育士に寄り添ってくれる感じがします
なぜカノンがこんなに心地いいのか!
それはコード進行に秘密がありました!
「C→G→Am→Em→F→C→F→G」
というコード進行なのですが、これすごいんです
上のコードは「カノン進行」とよばれており、このコードをもとに制作した楽曲は大ヒットしているそうだとか!
耳なじみがあるから心地よく感じるのですね
「カノン」には「永遠に続く」という意味がある!
カエルの歌などの輪唱を体験されたことのある方だと分かると思うのですが、輪唱ってどこまででも続けていけるんですよね。
このことから、「繁栄」や「永遠に続く」という意味もあるそうです。
まとめ
カノンはつなぎ目なく続けられる音楽であり、耳なじみもいい曲です
卒園式の証書授与の時間はその時々によっ変わることがあります。
「キリの良いところで止めることができる」ということも使われている理由の一つかもしれませんね。
そして、カノンは「繁栄」や「永久」を象徴する音楽なので、祝いの場である卒園式でも使用されるのですね
「卒園した子どもたちの未来が明るい物でありますように、、、」
という保育士達の思いが込められていたのかもしれません
そんな想いを持ちながら音楽を聴くと、聞こえ方も変わってきそうです