三陸乗りつぶしの旅 31 (JR山田線②) | Qの乗りつぶしニッポン

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日本国内のJR、私鉄の乗りつぶしを中心にぷらっと旅に出かけています。ここ数年は鉄路のない自治体へ路線バス等を利用して市区町村の塗りつぶしする機会が増えてきております。

※2014年6月の話。

 

<JR山田線>

【盛岡~宮古】

 

列車は山間部に入り始め、上米内に到着。“米内”と聞くと私は岩手出身の総理大臣米内光政を思い出す。総理大臣としては非常に短期間だったが、彼の半生はドラマや映画になってもいいのではないかと。

 

ほとんど山の中を走り、浅岸駅を通過。この駅は元々利用客が少なく、2016年3月に廃止されている。ま、如何にも“秘境駅”という佇まい。

 

区界に到着。この駅は東北地方で一番高いところにある駅(標高744m)。

 

2021年現在では快速「リアス」は通過しているが、この当時は停車していた。駅員さんがお見送り。

 

名前の通り、盛岡市と宮古市の境となる。ここから先は宮古市。

 

区界高原のシンボル、兜明神岳(1005m)。

 

平津戸駅を過ぎた辺り。区界駅付近から並行する閉伊川(へいがわ)に架かる第12閉伊川橋梁を渡る。

 

川内(かわうち)に到着。鹿児島出身の私からすれば「川内=せんだい」なのだが、同じ漢字で全く違う読み方(音訓)をする駅名の1つ。しかも、川内(せんだい)は仙台(せんだい)もあるからややこしい。

 

川内を出て、隣駅の箱石までの4.2kmの間に閉伊川を5回も渡る。これは第17閉伊川橋梁を通過中。

 

閉伊川自体が非常に蛇行しており、山田線においては第33閉伊川橋梁まである。因みにこれは第18閉伊川橋梁を通過中で正面は国道108号線の蟹岡橋。

 

<つづく>