三陸乗りつぶしの旅 1 (広瀬ライナー 新宿・渋谷-仙台・石巻線①) | Qの乗りつぶしニッポン

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日本国内のJR、私鉄の乗りつぶしを中心にぷらっと旅に出かけています。ここ数年は鉄路のない自治体へ路線バス等を利用して市区町村の塗りつぶしする機会が増えてきております。

前回の高速バスの旅から1週間後の2014年6月頭、三陸地方の乗りつぶし・塗りつぶしに出かけた。三陸地方は東日本大震災があってまだ復興が整っていない状況のため、三陸鉄道に譲渡された旧JR山田線は乗れず、BRT線は鉄道扱いとはならないので完全なる乗りつぶしではないのだが、宮城、岩手、青森に跨る広大な乗りつぶしと塗りつぶしを進めるべく旅してきた。

この旅のルートは南から北に向かい、JR気仙沼線、JR大船渡線、三陸鉄道南リアス線、JR釜石線、JR山田線、三陸鉄道北リアス線、JR八戸線を乗りつぶし、その沿線の近隣市町村を塗りつぶす1泊4日の強行軍。今思えば、そこまでして生き(行き)急ぐ必要はあったんだろうか・・・(いや、ないだろう)。

 

 

<広瀬ライナー 新宿・渋谷-仙台・石巻線>
【新宿高速バスターミナル~石巻駅前】

 

今回の旅では東京から仙台方面へ向かう際の高速バス路線の選択が一つ鍵となった。JRバスの仙台線は以前乗車したことがあったので、別路線で都合の良いものはないかと探していて見つけたのが『広瀬ライナー』号だった。何よりも、仙台より先の石巻まで運んでくれるという点がこの旅にフィットしていた。

 

懐かしの新宿高速バスターミナル。『広瀬ライナー』は宮城交通と京王バスの共同運行で仙台発の昼行便と東京発の夜行便が宮城交通の担当。23:30発とこのバスターミナルでも結構遅い時間帯の出発となっていた。

 


車内は独立3列シートで通路とシートの間には遮光カーテンが用意されていた。

 

バスは出発して、新宿副都心をぐるりと回って甲州街道へ。そして、次の乗車バス停のある渋谷マークシティへ。

 

新宿での乗車は2割程度。

 

途中休憩がないので、しっかり飲み物は購入済み。トイレは車内に付いているのでさほど心配はない。

 

23:50、渋谷マークシティバス停に到着。ここで数名の乗車あり。

 

渋谷の傾斜地を利用した乗り場はマークシティの5階。渋谷駅の再開発が終わる頃には駅前に移るのか、それともここは維持されるのか、ちょっと興味はある。

私が上京して来た頃には同じような場所に昔の玉電の渋谷駅を改築したバスターミナルがあったのだが、渋谷マークシティ建設により廃止となった。あの頃の渋谷駅のバス停はあちらこちらに移動していたため、それが結構不便だったのを覚えている。

 

さて、バスはこの後順調に進み、私は仙台市内のバス停に到着するまでぐっすりと眠り続けた。

 

<つづく>