※意図せず項番と車両形式の番号が一緒になってしまった・・・
三角から熊本方面に戻る。
戻りは普通列車にて。やって来たのはキハ31形気動車とキハ47形かな。
キハ31形はJR九州のみでしか運用されていない車両。なので、とても貴重。
キハ31-16。国鉄時代から含めて計23両が製造された。九州のローカル線にある急勾配路線に対応するためとメンテナンスを軽減するために車体はステンレス。
車両の形式によって停車位置が違うのはキハ31が17m車両と短いからではないか。
待避線に『A列車で行こう』車両が停まっていた。この普通列車が出発した後に折り返しの“6号”として運行される。
普通列車が来る前の様子。すでにすっぽり収まっていた。
2019年を持って全て廃車となったキハ31の中を見ていく。因みにこの車両自体は2018年に廃車となっている模様。
車内。1列+2列の座席。1列側が雲仙岳などが見られる海側、2列側がほぼ山側。
シート自体は0系新幹線から流用した転換クロスシート。
勿論、ひじ掛けの灰皿は撤去されている。
シートピッチは910mm。キハ31は廃車からの流用品が多く使用され、トータルでの製造コストがかからないよう工夫された。新幹線の座席がローカル線のシートに使われるなんてね・・・。物持ちいいんだな。
追記:HKT48の14枚目シングル「君とどこかへ行きたい」のMVはJR九州全面協力の元(JR九州のキャンペーンソングとなったようだ)、熊本駅や“A列車で行こう”車内と共にこの三角駅が登場する。多分だけど、ファンの聖地巡礼の地となるのかな。(他にも、大村線千綿駅、田川市の石炭記念公園など)
<つづく>