マルメの街を適当に歩く。で、夜行寝台列車内で食べた朝ごはん以来何も食べていないので、ここら辺で何か口に入れておきたいところ。
少し路地に入ったところでコーヒーショップがあったので、入ってみた。『TE OCH KAFFEHUSET』という名のお店。訳すと、“紅茶とコーヒーの家(Tea & Coffee House)”。
いきなりね、東洋人が来れば多分びっくりするんだと思うけど、すごく丁寧な応対でした。注文したのはカフェラテ。
ゆっくり飲みながら落ち着いていたら、「(味は)どうだい?」という感じで店員さんが聞いてきたので、美味しいと伝え、少し話した。日本から観光でたまたまやってきたこと、スウェーデン語はまるでわからないこと(「こんにちわ」と「ありがとう」しか言えない)など。ぽつりぽつりとお客様もやってくるのであまり多くは話せなかったが、楽しいひと時だった。
その時のレシート。34スウェーデン・クローナ(約520円)。少し高い感じかな。
ヴィクトリアティアーテン[Victoriateatern]という劇場。“ティアーテン[teatern]”は劇場(シアター[theater])の意味。ジャズやクラシック、フォークなどロック系でないバンドなどのライブハウスのようだ。ファサードがかわいかったので撮ってみた。
歩行者天国になっているソードラフォスタシュガタン[Södra Förstadsgatan]を歩く。
カフェオレだけではお腹が満たされなかったので、イェンセンスボフス[Jensens Bøfhus]というレストランで遅い昼ご飯をいただく。よくわからないまま注文して、出てきたのはこれだけ。レシートに[Hackebif]とあったので、ミンチされた牛肉、つまりハンバーグだったのではないかと。59スウェーデン・クローナ(約900円)。妥当でしょう。店員さんも、「これだけでいいのか?」って何度か聞かれたが、確かにこれだけじゃ寂しいかも。
イェンセンスボフスを出て、目の前のデヴィッドホール橋を再び渡り、グスタフアドルフ広場に戻ってきた。ゲート状の看板はこの年の年末から翌年年始にかけてマルメで行われたU20のアイスホッケー世界選手権のもの。
ちょっと変わった形の噴水。下は跳ねてビチャビチャだけど。
ソーデルガタン(南通り)[Södergatan]を進む。騎馬警官の姿、生で見るのは初めてかも。というか、道路上にソファーやテーブルを置くのってありなのね。
フライングタイガー。日本にはこの時大阪にしか店舗はなく、この旅のすぐあとにフライングタイガー表参道ストアが開店している。
『オプティミストオーケステン[Optimistorkestern]』という銅像。“陽気な楽団員”とでも訳せばよいか。
ソーデルガタンからストールトリエット(大広場)[Stortorget]に出てきた。大広場にはこんなお店が。トルコ版バーガー○ングと言ったところか。
ストールトリエットの中心にはスウェーデン王カール10世グスタフ[Karl X Gustav]の像がある。領土的にスウェーデン王国(バルト帝国)最盛期の王。
広場に面したところに市庁舎。
王様を逆光で撮ってみた。
市庁舎と噴水。
郵便ポスト。
公衆電話とH&Mの広告。
横断歩道の標識。
<初>スウェーデン人との会話、スウェーデン・クローナでの会計
<つづく>