さて、コペンハーゲン中央駅の到着時刻から既に1時間以上過ぎており、果たしていつ着くのだろうか全くわからない状況。車内アナウンスが恐らく流れていたのかもしれないが、ま、そのうち着くだろうと思い、景色を楽しむ。
なだらかな丘陵地帯をまっすぐ走る。
最後の途中駅、ロスキレ[Roskilde]に到着。向かいのホームには電気式ディーゼル機関車1500形が停まっている。電気式ディーゼル機関車と言えば、「富士」や「彗星」を牽引していたDF50を思い出す。
ダブルデッカー(2階建て車両)の客車。
ああいう車両にも乗ってみたいのだが、機会があるかな。
コペンハーゲン中央駅近くにあるコペンハーゲン最大規模のショッピングモール、フィスケトルベット[Fisketorvet]が見えてきた。が、ここで数分停車。ホームが空いていなかったのだろう。
結局、約1時間50分遅れでコペンハーゲン中央駅に到着。すっきりとした天気。
ケルンを出発してから約13時間ちょっと。
長旅だったけど、結構満足した。
右手の手すりは駅の上を通る道路に出る階段のもの。日本とは違い改札がないから出入りは簡単。ただ、無賃乗車はダメ(当たり前だ)。
コペンハーゲン[Kopenhagen]はドイツ語で、英語だとコゥペンヘイゲン[Copenhagen]なのね。で、デンマーク語だとクェブンハウン[København]。この後、結構このデンマーク語にやられてしまうことが多くなる。それっぽく言ってもほぼ通じなかった・・・。
ホームから駅舎へ上がる。
天井の高いクラシックな造り。
私が旅をした2013年時点で建立102年の建物(1911年完成)。
アーチもおしゃれだし、ランプもおしゃれ。
如何にも北欧の駅って感じがして。因みに、駅構内にセブンイレブンがある。
駅構内図。頭端型の駅っぽく見えるがそうではない。コンコースなどは地上の高さにあり、線路が掘割にあるというイメージがわかりやすいだろう。黒の縦の実線が線路(地下1階)、2~3段の階段っぽいマークより下部が駅舎部分(地上1階)。有名なチボリ公園はこの図で見れば左側。
<初>コペンハーゲン
<つづく>