前日の夜のうちに延岡入りして、
朝一の出発に備えた。
まずは長距離バスにて移動。
そして、未乗区間を目指す。
＜あそ号（宮崎交通）＞
【延岡駅前ＢＳ～高森中央】
かなり前だが、福岡から延岡までの高速バスに乗ったことがある。
と言っても、半分は九州を横断する形で国道を走る。
そして、今回乗ったバスは高速道を通らない。
それでも２県間を走る。
朝７時過ぎの延岡駅。
人工的に霧が発生していたが、
恐らく高千穂の雲海のイメージなのだと勝手に思った。
延岡駅前右手にあるバスセンターにて
『ＳＵＮＱパス（さんきゅーぱす）』を購入。
これは４日券（￥１４,０００‐）。
何種類か販売しているが
この４日券は九州島内のほぼ全域と下関地区の一部のバス、
それと４つのフェリーに乗れる大変素敵なフリーパス。
以前から気になっていたが、都合のいい形で使うことが出来た。
フリーパス自体は大抵のバス営業所で購入が可能。
ただ、予約制の高速バスに対してはあらかじめ予約する必要がある。
電話予約する際にフリーパスにて乗車する旨を伝え、
１５分前までに乗車券を引き取ればＯＫ。
深夜の高速バスにも乗れるので夜間の移動も便利である。
あそ号に関しては予約は要らないので、
パスを見せるだけでＯＫ。
一部、高規格道路を通るが、高速は通らない。
川べりにはもう使われることのない高千穂鉄道の線路が残っている。
話題になった口蹄疫の対策のために
道路には消毒するエリアがあった。
延岡から高千穂まではバイパスを通る。
交通量も少なく快適な空に近いバスの旅。
高千穂の町を抜け、県境を越え、高森峠を過ぎ、
高森の町が見えてきた。
ここまで２時間ほどである。