冬季うつというけれど…

 


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このブログは
統合失調感情障がいの息子との
日々を書いています
(時々、双極II型の娘とのことも…)

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この病気が100人にひとりと
言われている割に、
あまり知られていないので

 

このブログを通して
同じ立場の方々との繋がりが
できますように。

そして、
小さなことにも幸せを
見つけ出して
分かち合えますように。

 

これからも

どうぞよろしく

お願いします!
 

アラカンになりつつある
おりおん
ウインクドキドキ
 

 

はじめましての方は

🔻こちらをどうぞ

 

 

 

 息子は急に寒くなった12月あたりから、

仕事を休むということがしばしばあり

そんな日は、午前中は布団の中で過ごし、

昼過ぎからゴソゴソし始めます。

日が暮れる頃からは元気になって

ギターを弾いたりし始めるのです。



頻度としては、一週間のうち1日は休んでしまう感じ。

本人は「寒くなると調子が悪くなるなぁ。これが冬季うつというものか?」と言っています。




主治医からは、「なるべく休まないようにしなさい」との指導を受けています。


職場の人からは、「無理せんでええよー、休み、休みー」と言われるのだそうです。


本人としては、「朝、家を出てしまいさえすれば

何とかなるんだけど、それまでが大変」とのこと。

私たちが寝ている一階の部屋にある

ソファベッドで寝ようとします。

次の朝、夫や私が早起きする物音を聞きながら、ゆっくりと目を覚ましてゆくのが良いと思っている様子。


二階の自室だと下に降りてくるというハードルが

きついのかしらね。


自分でパンをトーストしている間もソファベッドに潜り込んで、

「寸暇を惜しんで横になる」

ということをしています。

これも工夫のひとつなのかもしれません。

やりたいようにさせています。




実はこのようなことは、

発病前の高校2年から3年にかけてもあり、

週のうち1日〜2日は休んでしまうという

五月雨登校という状態が続きました。



今は職場がそれを許してくれているので、

私も口出しせずに見守っている状況です。



息子の本音は

「苦しい時は入院したくなる」

そうです。

「何が苦しいん?」

と聞くと黙っています。

「メンタルがキツくなる感じ?」

と聞くと、

「まぁな」

という返事でした。


息子は飄々としているように見えるし、

笑いに変えながら今までやり過ごしてきました。

しかしある時、

「僕かて、ほんまは苦しいんやで」

と言ったこともあり、そこは理解しておいてやらないとあかんなと思っています。



新しい曲を昨日披露してくれましたが

アップテンポで明るい曲でした。

シニカルでもあるけど前向きでもある。

「なかなかええ曲やん!」

と言うと、喜んでいました。


今の息子には音楽が、自己肯定感を得られる

いい役割をしてくれているので、

応援していこうと思います。



うつというものの辛さは多分こんな程度ではないと思うのです。

だから軽々しく冬季うつとは言わないで、

体調がすぐれない日もあるということで…

春を待とうと思っています。