錦鯉春助の冒険 -6ページ目

錦鯉春助の冒険

日常の恐ろしき風景

月曜の朝だった。僕はバナナと牛乳2杯を飲んだ。それから横になると異変がきた。


異変を察したのは妻だ。僕の顔色は紫色に変化し額に手を当てると氷のように冷たい。慌てて体温計を挟むと4度しかない。


  おそらく僕はその時、仮死状態だったのだろう。もっと怖い死神が僕の背中を押したら僕は死んだろう、