錦鯉春助の冒険 -6ページ目

錦鯉春助の冒険

日常の恐ろしき風景

 昭和時代に青春を送った僕に取ってアメリカは憧れだった。


 マリリン・モンロー、ジェームズディーン、コカ・コーラ、ディズニーランド、アンディ・ウォーホール、カシアス・クレイ(後のモハメッドアリ)、J・F・ケネディ、マルコムX、エルビス・プレスリーやポール・アンカやコニーフランセスなどのポップミュージックやMLB........


 僕のMLB趣味はずっと古くて野茂英雄よりだいぶん以前だ。やはりヤンキースが興味深かい。当時は世界記録のベーブ・ルースの本塁打を抜いた61本のロジャー・マリスとMLB最強のスイッチヒッターと呼ばれたミッキーマントルのヤンキース打線に圧倒的迫力があった。


 これが当時は二人の頭文字を取りMM砲と呼ばれ、後の長嶋、王のON砲に繋がる(はっきり云えばパクリだが)


 ドナルド・トランプの思考は198

0年代で止まている。驚くべきはトランプに限らずオバマまでが日本はアメリカの車を買わないと嘆いた。


 アメ車が何の技術もないポンコツとは気付かない。そのアメ車もアイホンも中国が作ってるから結局はアメリカ人が高い関税を払う事になる


 アメリカのビッグ3と呼ばれる自動車会社は、このままでは従業員をリストラしなくてはならないとトランプに泣き付いたではないか。


 アメリカの南北戦争は北軍が勝った。南軍は自由貿易であり北軍は保護貿易だ。それ以来アメリカはずっと保護貿易だった。


 しかし保護貿易は帝国主義にしか行き着かない。第二次世界大戦はだから勃発したのではなかったのか?


 第二次世界大戦の反省で世界は自由貿易、法に基づく人権や民主主義に戻ったではないか。


 だが戦後わずか80年でプーチン、トランプ、習近平の独裁者達は戦前の保護貿易に戻ろうとする。


 やはり人類は馬鹿なのだ。進化を忘れてしまった人類の行き着き先は殺し合いしかない。