悪夢 | 錦鯉春助の冒険

錦鯉春助の冒険

日常の恐ろしき風景

 この前、全く想像もしない唄を夢の中で歌っていた。


もう幾つ寝るとお葬式 お葬式には酒飲んで故人の悪口喋りましょう

早く来い来いお葬式


もう幾つ寝るとお葬式 お葬式には骨拾い さっさと忘れてしまいましょう 早く来い来いお葬式


 これは悪夢なのか?自分の葬式を歌っているのか?


 まだ小学生の僕は町の汚い公衆便所の中でアントニオ猪木とジャイアント馬場に背後から悪戯される夢だ。こう言う夢は1日中やりきれないし原因も分かっていた。


 20代の始め頃の旅行は寝袋持参で駅のベンチを始めとして何処にでも寝る。だから3回ほどオカマさんに襲われた。


 あ!僕にその趣味はないし、やられた事もない。他人の趣味趣向は認めるが無理矢理とは馬鹿にするな。


 僕は3回とも相手が鼻血を流すまで殴りつけた。僕は案外凶暴なのだ


 一番良く見た悪夢はギロチンで首を撥ねられる夢だ。何度も観た。これは僕がマルキ・ド・サドやマリー・アントワネットに特別興味があり調べたからだろう。


 痛い悪夢が圧倒的に多い。カミソリの歯で身体中を切られたり、ゾリンゲンの髭剃で耳たぶを切り落とされたり。痛みで目が醒めるのだ。


 中学生の頃は良く性夢を観た。クラスの好きな女の子としてる夢だ。


 夢の中では本当に気持ち良い。覚醒すると俯いてシーツに腰を使っている。何度か夢精した。


 しかし、これもある意味では悪夢ではないか。悪夢は人の意識・無意識が関係する。


 夢の中に一度も妻は出て来ない。いや本当は出て来てるはずだ。しかし僕に取りそれが最大の悪夢だと脳は理解してるから、無意識の世界に封じ込めているのだろう。


 本田翼と汗だらけでやってる悪夢を見たいよ(笑)