OK牧場の決闘 | 錦鯉春助の冒険

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日常の恐ろしき風景

 実は膀胱癌を調べていたら、あのワイアットアープの死因が膀胱癌なのだ。1929年、80歳で亡くなっている。百年前の80歳なら長寿と言えるだろう。しかし現代のように内視鏡手術はない。罹患すれば終わりだ


 西部劇を見なれている我々は拳銃をやたらぶっばなすワイルドな時代と思いがちだが調べていく内に規律正しい世界だと分かる。


  逆に自動小銃が簡単に買える現代のアメリカの方が銃世界ではないか


 ワイアットアープと云えばどうしても【OK牧場の決闘】が浮かぶ。これは物語りでも作り話ではない。事実だ。


 カウボーイとは放牧してる牛を誘導して都会へ送る貨車に積み込める男達。これを善玉のカウボーイ。


 しかし殆どのカウボーイは牛泥棒の悪玉ばかりだった。


 その悪玉のクラントン一家とアープはドクホリデーや弟を見方に決闘する。アープは2名を射殺する。


 だがこの時代は保安官でも銃で射殺したら裁判に掛けられるのだ。だから21世紀より銃を使うことは少ない。  


 勿論アープは正当防衛の無罪になる。アープは連邦保安官だから、現代のFBIに当たるだろう。


 アープの弟が暗殺されたり障がいを受けたのでアープと仲間はメキシコまでクラントン一家を追い全滅させる。


 人を殺すことが嫌になり銃を捨てたワイアットアープは妻や弟達と静かにくらす。


 この時代の西部は秩序ある世界なのだ。アメリカが銃社会に落ち込んで行くのは20世紀以後だ。