春本−花相撲四十八手 | 錦鯉春助の冒険

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日常の恐ろしき風景

 僕は一夜限りの相手なら何も言わないが恋人や妻になる女は調教する


 何を?決まってるじゃん。性行為だよ。同じ女をずっと相手にするのだから


 どんな女でも高校までは女は女らしくと教育されている。現在は違うと言ってもそれは一部の女だけだ


 一部の飛んだ女は僕達の時代にも江戸時代にも平安時代にも居た


 だが国家の思想教育(社会常識)に逆らうのは大変なエネルギーを要する


 実際に最初の試合で自分から上に乗ったりご馳走さまと口で食べる女性はいない。少なくとも僕の場合はいなかった


 みんな壊れたフランス人形のようにじっとしてる。青いおめめをひん剝いて(笑)。だから調教が必要なのだ。まず腰を使う事を教える

 

 自分で腰を使うと倍ほど気持ち良いのが分かる。最初は上に乗せ自由にさせる


 江戸時代から続く四十八手では女が上を茶○臼と呼ぶ。茶○臼でコツを覚えたら


 いよいよ本手(現代の正常○位)で男の直線運動と女の円運動が正確なリズムを刻むと二人の間にハーモニーが産まれる


 結合部が動くたびにペルシャ猫が皿のミルクを舐めるような湿り音と女の切ない呻きが重なる


 やがて年月かけ二人努力して濱千鳥、菊一文字、浮橋、濡れ松葉、燕返し、卍崩し、乱れ牡丹、宝舟と仲睦まじく励めば良い。


 男がぺろぺろするのは花菱攻め。

 

 二人でぺろぺろするのは椋鳥や二つ巴。


 女がぺろぺろするのは現代も使っているから敢えて書かない。