身辺雑記 | 錦鯉春助の冒険

錦鯉春助の冒険

日常の恐ろしき風景

❶何故簡単に騙される?

 有名人を騙った信託投資のグループLINE に騙され大金を騙される高齢者が心底分からない。


 一発で詐欺と分かるはずだ。信託投資の内容を知る必要もない。


 有名人が無名の貴方とLINE するはずもないしLINE する暇もない。


 例えば本田翼が僕とLINE してくれるか?大谷翔平がしてくれるか?夢物語だろうが!それって社会常識だよ。


 何故この人達は騙されるのだろうか?頭が悪いのだ。


 僕の云う頭の良い悪いは、学校の勉強とか有名大学卒とは何の関係もないからね。


 若い頃から人と交わり笑う、泣く、怒る、悲しむの感情を養う。


 本を読み、映画を見て、絵画や音楽に触れ自分で考える力を作る。


 人に頼り切りの人生は何処を切っても金太郎飴の如き人生で50年経っても同じだ。


 人生の原理原則は何かを得るためには何かを捨てねばならないことである。


 受験に合格したかったら遊ぶのを諦め勉強するしかない。ぬれ手に粟はない。


➋胡蝶蘭の女

 志村けんがコロナで亡くなった時

北新地のママがコロナを移したとSNSで流れた。ママは流した相手を民事訴訟で訴えた。


 その判決があり裁判所は名誉毀損を認めた。問題はママが求めた賠償金額126万(少な過ぎる)に対して12万しか認めなかった事だ。


 12万円!高校生がバイトで稼げる金だ。この手の裁判で何時も思うのは、司法は個人の名誉や人権をどれほどおもんぱかっているのかだ。


 それは国家の基本姿勢を試されることだ。この金額では書込みに対しての抑止力にもならない。


❸民主主義的システム

 病院のリハビリ科の先生からストレッチを受けていた頃、世間話をしながら受けるのだが、珍らしく先生が興奮した。


 麻原彰晃とhis幹部が死刑判決を受けてもまだ生きていた頃だ。


「何故さっさと刑の執行をしない。俺はあいつらを生かすために税金は払いたくない」


「違うよ先生。あいつらを生かすために税金を払うのが民主主義だよ」


「そんな馬鹿な!」


 馬鹿ではない。それが民主主義的システムだ。ロシアや中国なら判決後に1週間以内に処刑するだろう。

現在のプーチンのロシアなら裁判も行わないだろう。


 ある意味、合理的だ。しかしその事件は歴史に残らないから何もなかったのと同じだ。だから何度も繰り返す。


 死刑制度が合法であっても、死刑が国家による殺人に変わりはない。国家が権力を行使する場合、その事件を繰り返さないように徹底的に検証せねばならない。


 だが今日世界は楽な方を選びつつある。プーチン大統領、金正恩書紀

、習近平国家主席、ハーメネイ最高指導者、ドナルド・トランプ氏。そして僕や君も。