友を得るには？
誠実な関心を寄せる。
「世の中で一番優れたその道の達人のやり方を学べばいいわけだ。その達人とは―
われわれは毎日その達人に出会っている。こちらが近づいていくと尾を振り始める。
立ち止まって、なでてやると、夢中になって好意を示す。
何か魂胆があって、このような愛情の表現をしているのではない。
家や土地を売りつけようとか、結婚してもらおうとかいう下心はさらにない。
何の働きもせずに生きて行ける動物は犬だけだ」
他の動物はなにがしかの働きをしている。
鶏は卵を産み、牛はちちをだしと、、、。
だが犬はただ愛情を人に捧げるだけで生きて行ける。
子犬を買った経験があるが、
本当に愛しいただそばにいるだけで私のことを信頼している、
ただひたすらに。
心理学の本を読んだわけでもないのに全てを心得ていた。
相手の関心を引こうとするよりも、
相手に純粋な関心を寄せるほうが、
はるかに多くの知己が得られることを
犬は不思議な本能から知っているのだろう。
人も同じで友を得るには、相手の関心を引こうとするよりも、
相手に純粋な関心を寄せることだ。ところが、世の中には、
他人の関心を引くために、
見当違いな努力をつずつけ、その誤りにも気ずかない人がたくさんいる。
とある本に書いてある。
私が信頼を寄せる人達は、本当に心置きなく話ができる。
相手が自分のことをどう思っているのかは分からないが、
たぶん私と同じ考えを持っている人だと思うのです。
っそんな時、大抵の奇術師は、観客を前にすると、
腹の内でこう考えるのだそうである。
「ほほう！間の抜けたのがそろっているな。
こんな連中をたぶらかすのは朝飯前だ」
ところが有名な奇術師は
「私の舞台を見に来てくださるお客様がいるのはありがたいことだ。
おかげで私は日々を安らかに暮らせる。
私の最高の演技を御覧に入れよう」と
「私は、お客様を愛している」と何度も繰り返しとなえるという。
この話を、バカバカしいと思うかもしれませんが、
私は、正直言ってホットするんです。
人の暖かい心に触れるような、本当に人に感謝して毎日を生きている。
人は何時も誰かに感謝しながら、正直に生きている。
一人では生きられない姿を見るようなきがして心が温かくなります。