夕飯を作りながら、何気なく夫に聞いてみた。
「子供の頃、なにかお手伝いしてた?」
半笑いを浮かべ、無言の夫。
私「…まさか、やったことない??」
夫「犬の散歩は行ってたよ!」
私「えー!!いまと一緒!犬の散歩だけ行って、オレの家事終わったみたいな顔してるとこ!てか犬の散歩って家事か!?」
と言って、あきれて笑っちゃいましたけど
家事万能なお母さんの元で育てられた夫は、いまだに家事やる気なし。
だからうすうす気付いてはいたけれど、まさかお手伝い経験がゼロなんて人がこの世にいるなんて。
それ知ってたら、結婚考え直してたかもー!
私「…お母さん、大変だったねぇ」
夫「親の教育が悪かったんだなぁ」
私「何言ってんの!!おっさんになって何もできないのは、さすがに自己責任だからね!?」
でもふと思い出した。
私は家でお皿を拭いたり料理の盛り付けをしたり小さい頃からしてたけれど、兄はやっていなかったように思う。
男子厨房に入らず???そういう時代??
(私も夫も昭和52年生まれです)
そんなことを言うと
夫「古い考えだねぇ」
…っておい!
他人事みたいに、言える立場か!!!
しかしそのあと道は分かれる。
家事をやらない幼少期を過ごしたあと、いまだに全く何もやらない夫。
それに対して、兄は今は家事をしている。高校大学で外国語を勉強して、地元の九州から世界に羽ばたき、国際結婚。男尊女卑の価値観が世界基準にアップグレードされたのであろう…と私には見えるが、こんど、妻の意見も聞いてみよう
まだまだ足りないって思ってたりして!
家事のやり方がわからなかったら、私に聞いてくれたらいいし、情報だって世の中に溢れているよ?
最低限、自分のことは自分でやるっていう意識がなくて、はずかしいぞ。
私が先に死んだり、入院したらこの家どうなるんだろ…
家事を夫に教えてあげたい(断りそう)
この反省をふまえて、小3の娘にはちゃんと家事力をつけてほしいと思いました。
私がやってたことをどんどんまかせてみよう。
でもその間、夫が真横でテレビ見て笑ってるのは、何か違うよな…
まさに男尊女卑みたいになっちゃう
昭和な家庭の価値観になっちゃう
第一、お手伝いって言い方も変。
家事はみんなのものだもん。
「家事をすべきお母さん」のお手伝いではありません。
と、いろいろと、すごーく考えさせられた一幕でした。