ここ数ヶ月、もともとやっている家事代行に加えて、友人が紹介してくれた事務アルバイトを短期でやっていたのですが、昨日でその契約期間が終了いたしました…
18時に仕事が終わるなり、晩御飯を作る前に、不要になった資料を即、シュレッダーで粉砕。こういうのは、早く行動するに限ります。
ここ数年で、私は物が捨てられる人になったと思っています。
ただ、このときばかりは…
シュレッダー、最初はノリノリで始めたのに、次第にどんより落ち込んできたのです。
今回の慣れない仕事のために、自分なりに頑張って作った資料を粉々にしていると、気持ちがつらくなってくる。
新しい仕事の難解さに、初めはあたふたして、でもあれこれ努力して、どうにかやり遂げてきたという記憶が甦る。
ダブルワークで、時間に追われながら、でも良い緊張感で過ごしてきた、充実した日々を振り返る。
そして、ひさびさに夫の扶養を離れるという体験をし、私もしっかり稼いでいるという、うれしさを目一杯感じたこと。
自分のお金で、お世話になっている友達にプレゼントしたり、ご馳走したり、新しいテレビを買ったり…このさいだから、大きいのいっちゃおうぜーなんて電気屋さんではしゃいで…楽しかったなぁ
この仕事がなくなったら、まほうがとけて、ただの普通の女の子になっちゃうの?そんなの嫌だ!
↑そもそもオバハンやん
………とにかく、さびしい………
スッキリ生きることをテーマにしてきたここ数年のおかげで、物を処分することに慣れて、処分するとき心が動くことはほとんどなかったのですが、この苦しさは、久しぶりの感情でした。
頭では不要だと分かっているのに、心がついていかない感じ。
思い入れってこういうことだったか、と思い出した気分です。
まあ結局、捨てるんですけど
シュレッダーは、やり切りました。
いつも行っている家事代行のお客様のお宅で、あまりにも物が多いため、手放されてはいかがですか?と提案することもあるのですが、お客様にとっては簡単なことではない気持ちが少し分かりました。私の軽い発言、お客様にしてみれば、人の気持ちのわからぬサイコパスみたいだったかもしれない
夫にも、娘にも、これ使うの?もういらないんじゃない?ってしょっちゅう言っちゃう
もっと気持ちに寄り添わなきゃいけないな…
身をもって実感しました。
寂しい気持ちもありますが、ここからは、空いた時間といただいたお給料を活用して、次のステップに進む予定。
まずはペーパードライバー講習
車を運転できるようになったらどんなに楽しいでしょう。
ホームセンター行って、木材買い放題…ウホウホ。
あとは整理収納アドバイザー1級を取って、仕事につなげたい!!
そんな楽しい妄想をしつつ、区切りをつけて頑張ります。
少しの寂しさを、今夜はシークワーサーサワーで流します(やはりオバハン)