【実家の片付け】父の変化 | 家事代行イラズ

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現役家事代行スタッフです
元々汚部屋住みのズボラ
片付けられなかった黒歴史から記録してきたこのブログ
だから実感↓
整えて大好きになったおうちは、パワーをくれます!

昨年の春夏に、2回に渡って帰省し、片づけた実家。


こーんな汚部屋が…
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こうなった!
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ほかの部屋も大々的にお片づけ。
ブログにも書きました。

ゴミを捨てまくり、大型家具を解体し、新しい収納をDIYし。
両親に、物が多すぎることで、火事や地震での危険度がアップすることを伝えました。
田舎の、広〜い2階建てに2人で住む両親。
今は2階に寝ていますが、今後1階だけでも暮らせる仕組みを作っておきたかった。
空間さえあればそれは叶う。
家はとても広いですから。
でも過去の不要な物が占拠していて、その空間がありませんでした。

なので今回、徹底的に物を処分。業者は呼びたくないという親の意向をくみ、私が力仕事を担当し、部屋を改造してきました。

でもその作業が終わって自宅に帰って来ると、心配がよぎりました。
私、さすがにやりすぎた?と。
「余計なことしたんじゃないか」
「私の考えを押し付けただけなんじゃないか」
「両親は、物がある方が落ち着いてたのに、無くなって悲しんでいるのではないか」
などと。


それから半年以上すぎ、お正月に両親と久々に会いました。
あの片づけ後、暮らしやすくなったか、電話ではちょいちょい聞いていたのですが。
あらためて、こわごわ直接聞いてみると。

「ほんとスカッとしたー!」
「快適そのもの」
「探し物がなくなった」
「地震が何回か来たけど、落ち着いていられた」

と、うれしすぎるお言葉!爆笑

さらにさらに。
息子の家まで片付けたらしい(私の兄。完全に、とばっちり)
「ずっと掃除と片付けとゴミ出しをしてあげたよ」
「汚部屋にしてると、そのうち火事になるよ!って伝えてきた」
…だって!

はっ?
はははっ!
あなたたちが言いますかー!!爆笑

さらには
「あまりにも部屋に粗大ゴミが多いから、車に積んでいって運び込めるゴミ処理施設を調べて、教えてやった」
とか
「うちだって、車で10往復以上したとばい!って言ってやった」
とか。
(…兄ちゃん、ほんとごめんね滝汗


これらは、うつ持ちの、父の発言です。
ちなみに、私が去年実家の片付けをしている間、この父、椅子からまったく動かず、テレビの前の置物状態でした。
そして、文句だけは言う笑い泣き
「いらんことせんでよか」
「また全部捨ててしまいよる」(そんなことない)
「次はなにをするとね」
「せっかく実家に帰っとるんやけん、働かんで休みなさい」
…と。

それが、なにこの変化!?
うつ、治ってきてる!!

あの消極的だった父が、人の家のゴミ出ししてるなんて考えられない。
さらには、人へ説教するなんて、そんな元気出てきたのー?


って、驚愕。


私が帰ったあと、家に物が少なくても事足りることや、整頓された気持ち良さを実感してくれたらしいのです。

実家では、ゴミ処理場への運転だけは父にやってもらったのですが、その運転部分を特にクローズアップして、
「よく10往復もしたばい!」と、
自分の手柄を語るところは、往年の父らしいニヤニヤ
運転できたことが自信に繋がったみたいで、それだけでもお願いして良かった。

父のうれしい変化に、整理収納のパワーを感じたお正月でした。