ガムテープや工具など、細々した雑貨が入っています。
リビングにも近く、棚板もたくさんあって、使いようによっては、とても便利な収納です。
ですが、中はまたまたここもカオス!
「〇〇どこにある?」と母に聞いて、まー、出てくるまでにだいぶ時間がかかるのです

こりゃ不便。
ということで、ここも今回見直しました。
ビフォー
アフター
薬、古新聞、工具、梱包材、掃除用具、電池、電球、雨具、ティッシュなどを収納しました。
前はギッチリ物が詰まっており、下の方の棚にはカビ…

なぜか大きな工具箱をマスク入れにしていたり
その中を見るとスカスカ(笑)

昔ながらの救急箱も、中は何十年か時が止まったままでした。
大きすぎる容器や、古い中身は処分しました。
すると内容量が、さほどないことに気づきました。
蓋つきの箱だと、出すときのアクション数が多く、中身も管理しづらいため、これからは蓋なしのプラカゴを使うことに。「救急箱に薬を入れる」というのも、昭和の思い込みのような気がします。
同じ種類で新しい箱にグルーピングして、ラベリング。
スティック掃除機や、クイックルワイパー、ほうきなどを一箇所に収納。
いままで掃除用具もいろんなところに置きっぱなしになっており、定位置がなかったのです。
歳をとると、掃除もおっくうになってきますから、なるべく取りやすい場所に、わかりやすい掃除用具入れを作りたかったのです。
丈の長い物を入れるため、元々置いてあったカラーボックスを撤去する必要があったのですが…ここで父とモメました〜
私「いやいや、使いこなせてないやん
下の方カビっとるやん」
父「これはいいものなのに処分するとね」
私「いやいや、ただのカラーボックスやん
でも捨てたくないなら
他で使えるとこ探そ」
しかし次の父の一言で、私、カッチーン!!
「かえって使いにくくはならんやろうか」
…両親が使いやすくわかりやすくと、考えまくって家中の収納システムを改善してきたのに、最後にまーだ、そんなこと言う!?
これ、疲労困憊している4泊目の最後の夜でした。
父はうつ持ちで、変化に不安を感じやすい性分なのは、わかっているのです。
娘がガタゴト作業すること自体が、いまの父には重荷なのです。
そして連日、寝る間を惜しんで作業する私の身を気遣い、寝てほしい一心で出た言葉だったと思います。
でも疲れていた私は、きつく言ってしまいました。
「そんなわけないやろ!だまって見とって!」
…お父さん、カワイソー(笑)
とはいえ。
はやく私に寝てほしい父も、古新聞の位置だけは変えられたくなかったようで。
古新聞がもともとカラボの天板に乗っていたんですよね。
新聞をストックしといて見返すことが唯一の楽しみの
まじめな父。

その提案をしてみましたが、父は長年親しんできたこの新聞置き場の位置を変えたくないと。
ならばいいでしょう、棚受けを新設します!
めでたく
古新聞の位置を守り
収納力をおとさず
掃除用具入れも作る
ということができました!
父も完成形を見てやっとこさ納得してくれて💦
めでたく和解いたしました。
本人の気持ちをくみながら収納を作る
大きな変化をしすぎず、守るべきものは守り、
不安を解消して、安心してもらう
作業できない人は、作業する人を
なにかと休ませたがる

いろんな「片付けあるある」を体験し、
片付けの難しさを感じた一幕でした。