【再・実家の片付け】④玄関収納を機能的に | 家事代行イラズ

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現役家事代行スタッフです
元々汚部屋住みのズボラ
片付けられなかった黒歴史から記録してきたこのブログ
だから実感↓
整えて大好きになったおうちは、パワーをくれます!

玄関にある、大容量の造り付け収納棚。{422D5C40-38AE-4085-B3A7-49F53A80B530}
ガムテープや工具など、細々した雑貨が入っています。
リビングにも近く、棚板もたくさんあって、使いようによっては、とても便利な収納です。
ですが、中はまたまたここもカオス!
「〇〇どこにある?」と母に聞いて、まー、出てくるまでにだいぶ時間がかかるのです笑い泣き
こりゃ不便。
ということで、ここも今回見直しました。

ビフォー
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アフター
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薬、古新聞、工具、梱包材、掃除用具、電池、電球、雨具、ティッシュなどを収納しました。


前はギッチリ物が詰まっており、下の方の棚にはカビ…ゲッソリ
なぜか大きな工具箱をマスク入れにしていたりポーンその中を見るとスカスカ(笑)
昔ながらの救急箱も、中は何十年か時が止まったままでした。
大きすぎる容器や、古い中身は処分しました。
すると内容量が、さほどないことに気づきました。
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蓋つきの箱だと、出すときのアクション数が多く、中身も管理しづらいため、これからは蓋なしのプラカゴを使うことに。
「救急箱に薬を入れる」というのも、昭和の思い込みのような気がします。

同じ種類で新しい箱にグルーピングして、ラベリング。

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こして今回、ぜひここに設けたかったのが、掃除用具入れです。
スティック掃除機や、クイックルワイパー、ほうきなどを一箇所に収納。
いままで掃除用具もいろんなところに置きっぱなしになっており、定位置がなかったのです。
歳をとると、掃除もおっくうになってきますから、なるべく取りやすい場所に、わかりやすい掃除用具入れを作りたかったのです。

丈の長い物を入れるため、元々置いてあったカラーボックスを撤去する必要があったのですが…ここで父とモメました〜

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父「使いやすかったのに」
私「いやいや、使いこなせてないやん
  下の方カビっとるやん」

父「これはいいものなのに処分するとね」
私「いやいや、ただのカラーボックスやん
  でも捨てたくないなら
  他で使えるとこ探そ」

しかし次の父の一言で、私、カッチーン!!
「かえって使いにくくはならんやろうか」

…両親が使いやすくわかりやすくと、考えまくって家中の収納システムを改善してきたのに、最後にまーだ、そんなこと言う!?

これ、疲労困憊している4泊目の最後の夜でした。

父はうつ持ちで、変化に不安を感じやすい性分なのは、わかっているのです。
娘がガタゴト作業すること自体が、いまの父には重荷なのです。
そして連日、寝る間を惜しんで作業する私の身を気遣い、寝てほしい一心で出た言葉だったと思います。

でも疲れていた私は、きつく言ってしまいました。
「そんなわけないやろ!だまって見とって!」

…お父さん、カワイソー(笑)


とはいえ。
はやく私に寝てほしい父も、古新聞の位置だけは変えられたくなかったようで。
古新聞がもともとカラボの天板に乗っていたんですよね。


新聞をストックしといて見返すことが唯一の楽しみの笑い泣きまじめな父。
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新聞を右の棚に移してよければ、棚受けのない左の棚をそのまま掃除用具入れにできたのですが。
その提案をしてみましたが、父は長年親しんできたこの新聞置き場の位置を変えたくないと。

ならばいいでしょう、棚受けを新設します!

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家にあった白い合板を細くカットして穴あけ、釘打ちをして、棚受けを設置。

めでたく
古新聞の位置を守り
収納力をおとさず
掃除用具入れも作る
ということができました!


父も完成形を見てやっとこさ納得してくれて💦
めでたく和解いたしました。

本人の気持ちをくみながら収納を作る

大きな変化をしすぎず、守るべきものは守り、
不安を解消して、安心してもらう

作業できない人は、作業する人を
なにかと休ませたがる爆笑

いろんな「片付けあるある」を体験し、
片付けの難しさを感じた一幕でした。