ツボ✕ラボを運営しながら、日々感じていることを少しだけ

 

シェア治療院って、ほんとうに不思議な場所です。

それぞれの施術者が自分のスタイルや想いを大切にして、

自由に、自分らしく施術できるように…

そんな思いから始めた

だけど、自由には必ず「責任」がついてくる

これが、運営してみて一番実感していること

 

例えば

共有スペースの備品をちょっと使って戻し忘れる。

使った物を片付けずに帰ってしまう。

時間をオーバーして次の人が待つことになる。

ほんの小さなこと

誰にでもある「うっかり」かもしれない。

だから最初は「まあ、仕方ないか」と思う

でも、その少しのことが積み重なると、

きちんとルールを守ってくれている他の会員さんには、

大きなストレスになる。

「せっかく気持ちよく使っているのに…」

「なんで自分だけやりたい放題?」

そんな声が、運営側に届くようになる

報告があれば、こちらとしても放っておけないので

該当の方にやんわりとお伝えする。

でもその“伝え方”が難しく、誤解されることもあるし、「責められた」と感じる人もいる。本当は気持ちよく使ってもらいたいのに、

気まずい空気になることもある

運営も人との関わりそのものだと感じる。

 

そして、そんなやり取りを重ねているうちに気づいた
クレームや不満の多くは、実は施設や運営への不満ではないことに

話を丁寧に聞いていくと、「思うように患者さんが来ない」「技術はあるのに結果が出ない」「経済的にも精神的にも余裕がない」

結局は、“集客”や“結果”への焦りが根っこにあることが多い

私たちが提供しているのは「場所」だけど、本当に求められているのは、「その先の成果」や「安心して続けられる仕組み」なんだと、

最近つくづく思い知らされた。

 

ツボ✕ラボを立ち上げたときの目的は、

“誰もが自由に、自分らしく施術できる場所をつくること”。

でも、いまはもう一歩踏み込んで

「どうすれば、みんながちゃんと“豊かに”なれるか」

「どうすれば、ここで夢を叶えられるのか」

ただ場所を貸すだけじゃなく、

集客のサポート、発信の仕方、ブランディングの支援など

本当に必要なのは、孤立しない環境なんだと

 

会員の皆さんが笑顔で施術できて、

患者さんが笑顔で帰っていく。

そんな日常が自然に続く場所。

そのために、運営者としてまだまだできることがある。

きっとこれからも試行錯誤しながら、

「自分の力で人生を動かしたい」と思う施術者を支えていきたい。

ツボ✕ラボが、誰かの“挑戦のはじまりの場所”であり続けるために。

 

自由は、好き勝手じゃなくて、自分で選び、自分で責任を持つこと

そして、その自由を支え合える仲間がいる場所がツボ×ラボで

本当の「シェア」の利点を活かす場所なんだと思う。

 

ツボ×ラボは鍼灸マッサージ師の新しい働き方をサポート

あはき師のためのシェア治療院として運営しています。

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