私たちの仕事は 施術だけでいいのでしょうか?

鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師の挑戦を支える活動と情報発信を行っている

QVファクトリー代表/ツボ×ラボ運営者 是永裕次郎です
 

今日は午後から訪問施術でした

いつものように患者さんのお宅へ到着すると

玄関に入るなり

「ちょっと見てほしいねんけど」

と声をかけられました

どうやら玄関のライトの調子が悪いらしい

私は電気屋さんではありません

でも

「はいはい〜」

とセンサーライトを確認して

電池を交換しました

無事に点灯

よかったよかった


考えてみれば

こういうことは以前からよくあります

チャイムの調子が悪い

エアコンのリモコンがおかしい

玄関の蛍光灯が切れた

ちょっとした家具のこと

必要な部品を一緒に探して注文したり

交換したりすることもあります

もちろん

何でもできるわけではありません

でも

ちょっとしたことなら

「まあ やってみますか」

となってしまう


職業柄

高齢の方のお宅へ伺うことが多いので

こういう場面は珍しくありません

若い頃なら

何でもないことだったかもしれない

電池を交換する

リモコンを設定する

蛍光灯を交換する

そんな簡単なことでも

年齢を重ねると

それが難しくなることがあります

だから

目の前で困っているのを見ると

なかなか放っておけません


ただ

困ったこともあります

こういうことをしていると

予定時間をオーバーしてしまうことがあります

次の訪問先がある時などは

「そろそろ行かないと」

と思いながら

少し焦っています

患者さんのためにと思ってやっていることが

別の患者さんを待たせることになったら

それも違います

このあたりは

自分自身でも考えなければいけないところですね


そんなことを考えながら

今日の施術を終えました

そしてツボ×ラボへ

今日はキャンセルがあったようで

この時間は誰もいません

静かなツボ×ラボです


誰もいない場所にいると

いろいろ考えてしまいます

これからツボ×ラボを

どう盛り上げていこうか

会員さんがもっと活躍するには

何が必要なんだろう

会員さんの施術の質を

どうすればもっと高められるだろう

仕事の質を高めるために

自分には何ができるだろう

そんなことを考えています


今日の訪問先での出来事を思い出して

また一つ考えました

私たち鍼灸マッサージ師の仕事って

施術だけなのでしょうか

もちろん

鍼や灸やマッサージを使って

身体の状態を良くしていくこと

それが大切なのは間違いありません

でも

その先にあるのは

患者さんの生活です

身体が少し楽になれば

できることが増えるかもしれない

痛みが軽くなれば

外に出られるかもしれない

身体を動かせるようになれば

自分でできることが増えるかもしれない

そう考えると

私たちは

患者さんの問題解決のパートナー

なのかもしれません


もちろん

だからといって

何でも鍼灸マッサージ師がやればいい

ということではありません

専門外のことは

専門家につなぐことも必要です

自分の時間を守ることも必要です

でも

「これは施術とは関係ないから知りません」

で終わらせてしまうのも

少し違う気がします

患者さんが何に困っているのか

何を必要としているのか

そこを見ることが

私たちの仕事の一部なのかもしれません


そして

それはツボ×ラボにも同じことが言える気がします

私たちが提供しているのは

単に施術室を貸すことではない

会員さんが

自分の患者さんの問題解決に集中できるように

そのための環境を整える

必要な情報を提供する

学べる機会をつくる

人とつながれる場をつくる

そんなことも

ツボ×ラボの役割なのかもしれません


今日は静かなツボ×ラボで

そんなことをゆっくり考える時間になりました

誰もいないからこそ

考えられることもあります

さて

明日から何ができるだろう

会員さんの仕事の質を

もう一段上げるために

自分にできることは何だろう

そんなことを考えながら

もう少しだけ

この静かな時間を楽しもうと思います

今日の問い

あなたにとって「仕事の本質」って何でしょうか?

目の前の作業をすることなのか

それとも

その先にいる誰かの問題を解決することなのか

そんなことを考えてみるのも

たまには面白いかもしれません。