若い時の遠回りは、後で財産になる(続編)
その経験は、いつか“誰かの役に立つ力”になる
鍼灸師・施術者の挑戦を支える活動と情報発信を行っている
QVファクトリー代表/ツボ×ラボ運営者 是永裕次郎です
https://ameblo.jp/qvfactory/entry-12964086851.html
一見「無駄」に見える時間でも、
その経験が人としての厚みをつくる、という話を書いた。
今回はもう少し具体的に、
自分自身の経験と、今見えている現場のリアルを通して考えてみたい。
自分も20回以上転職してきた
これまでの職歴を振り返ると、
- 土木
- 建築
- 販売
- 飲食
- 自動車関連
- 遊技場
- 運送業
- 製造業
- 営業
ざっと挙げてもこれだけある。
正直、20回以上は転職している。
当時は「遠回りしているな」と感じることも多かったし、
このままでいいのかと不安になることもあった。
でも今振り返ると、
あの経験があったからこそ、
今の仕事に深みが出ていると感じている。
現場で感じる“経験の価値”
鍼灸マッサージの仕事は、
単に身体を診るだけではない。
その人の生活、仕事、背景まで含めて関わる仕事。
だからこそ、
- 建設現場で働く人の身体の使い方
- 飲食業の立ち仕事の負担
- 営業職のストレスや移動疲労
- 製造業の反復動作による疲労
こういったことが、
自分の経験として理解できる。
これは教科書では学べない。
「分かる」ではなく「体感として知っている」
この差は大きい。
共感できることが、価値になる
患者さんにとって大切なのは、
「この人は分かってくれる」
という感覚。
どれだけ知識があっても、
どれだけ技術があっても、
共感できなければ距離は縮まらない。
逆に、
「それ、きついですよね」
「その姿勢、かなり負担かかりますよね」
こういった一言が、信頼につながる。
その背景にあるのは、
やっぱり経験。
ツボ×ラボで見える、多様なキャリア
今、ツボ×ラボには、
本当に多様なバックグラウンドの方が集まっている。
見学に来られる方も含めると、
その幅はかなり広い。
最近特に感じるのは、
鍼灸師を目指す人の層が広がっていること。
- 看護師
- 助産師
- 柔道整復師
- 薬剤師
すでに医療資格を持っている方。
- 飲食業経験者
- 会社員
- 接客業
現場経験が豊富な方。
- 帰国子女
- 留学経験者
- 海外赴任経験者
多様な文化や価値観を持っている方。
そして、
いわゆる「○○オタク」的に
何かに深くハマってきた人たち。
すべての経験が“強み”になる
一見バラバラに見える経歴。
でも実は、
すべてが施術に活きる要素になる。
- 医療知識がある人は安心感を与えられる
- 飲食経験者は接客力が高い
- 海外経験者は視野が広い
- オタク気質の人は探究力がある
そして何より、
それぞれの人生を通して得た価値観がある。
自分の強みで寄り添うという形
ツボ×ラボで感じるのは、
「みんな同じである必要はない」ということ。
むしろ、
違うからこそ価値がある。
それぞれが、
自分の経験を活かして
自分なりの関わり方で
患者さんに寄り添っている。
それが自然と、
いい空気感を作っている。
遠回りは、無駄ではなく「素材」
過去の経験は、
その時は意味が分からないこともある。
遠回りに見えることもある。
でも後になって、
点と点がつながる瞬間が来る。
あの時の経験が、
今ここで役に立っている。
そう感じる瞬間が増えていく。
最後に
もし今、
「自分は遠回りしているのではないか」
そう感じているなら、
その時間は決して無駄ではない。
むしろ、
未来の自分を支える材料を集めている時間かもしれない。
そしてその材料は、
いつか誰かの役に立つ。
ツボ×ラボは、
そんな多様な経験を持った人たちが、
それぞれの強みを活かして輝ける場所でありたいと思っている。
遠回りしてきた人ほど、
いい施術者になる。
それは現場を見ていて、確信していることの一つ。
ツボ×ラボは頑張る鍼灸師を応援します
投稿者プロフィール
QVファクトリー代表/ツボ×ラボ運営者
是永裕次郎
「挑戦したいのに踏み出せない人をなくしたい」という想いから、ツボ×ラボを運営。
鍼灸師・施術者の独立や成長を支えるため、業界の課題やリアルな現場の情報、実践的な考え方を発信している。