鍼灸マッサージ師さんからよく、「同意書が貰えなくて…

という話があるけど、どうですか?

私も開業当初苦労した同意書問題、最近は以前に比べるとストレス無くなったけど・・・ちょっとした考え方の変化でもしかしたら問題解決できるかも!?ってことで、今日は鍼灸マッサージ療養費施術の同意書問題についてヒトコト言いたい!

 
そもそも「同意書問題」とは何?というところから

1. 医師の同意書の問題点とは

(1) 取得の手間と時間

  • 患者が病院を受診し、医師に同意書を発行してもらう必要があるため、手間がかかる(患者にとってストレスに感じる一番の理由)
  • 医師が鍼灸やマッサージの有効性を十分理解していない場合、同意書をもらえないこともある(施術者にとってストレスでしかない最大の問題

(2) 医師の判断に左右される

  • 医師によっては「鍼灸やマッサージは不要」と考え、同意書を書いてくれないケースがある(施術を受けることを止めるように患者に指導する医師までいる)
  • 逆に、形式的に同意書を発行する医師もおり、制度の形骸化が指摘される(施術者からは有難いけど…)

(3) 医療機関との連携の難しさ

  • 医師と鍼灸師・マッサージ師の間にコミュニケーションがなく、患者の治療方針が一貫しないことがある(施術報告書書いてますか?こちらから医師に質問するのもアリかも)
  • 「どのような症状なら同意するべきか」の基準が曖昧で、医師ごとに対応が異なる

(4) 更新の必要性

  • 同意書には有効期限があり、継続的に施術をする場合は6か月ごとに再取得が必要(以前は3か月でした)
  • 症状が変わらないにもかかわらず、患者が定期的に病院に行く負担がある(患者にはストレスになるかもだけど、身体症状が悪化していないか、どのように改善しているのかを確認してもらうのも大切)

(5) 保険適用の制約

  • 健康保険で認められる疾患(神経痛・リウマチ・頸腕症候群など)が限定的で、それ以外の症状には適用されない(あくまでも慢性的な症状に対する治療行為)
  • そのため、予防的や慰安目的では保険を利用できず実費での施術を受ける人も多い(ここは医療行為では無いということ)

2. 実はこんなにある!同意書が必要なことのメリット

(1) 医療機関との連携が取れる

  • 医師が患者の状態を診察し、適切な治療の選択肢を検討できる(患者にとっては安心)
  • 鍼灸・マッサージが適切なケースと、他の治療が必要なケースを判断しやすくなる(凄く大切なこと)

(2) 不適切な保険請求の防止

  • 保険適用のルールを明確にすることで、鍼灸・マッサージの不正請求を防げる(柔道整復と大きな違い)
  • 患者の状態を客観的に評価できるため、不必要な治療の防止につながる(これこそ医療連携)

(3) 保険適用による経済的負担の軽減

  • 患者は自己負担を減らしながら、継続的な治療を受けられる(慢性疾患に対する保険適用って鍼灸マッサージの特権!!)
  • 高齢者や慢性疾患を持つ人にとって、医療費の負担が軽くなる

3. ここが課題!?同意書が必要なことのデメリット

(1) 患者の負担が増える

  • 同意書を取得するために医師の診察を受ける必要があり、時間・交通費・診察費がかかる
  • 高齢者や身体の不自由な人にとって、病院へ行くこと自体が負担になる

(2) 柔軟な治療が難しくなる

  • 医師が同意しない場合、保険適用の治療が受けられない
  • 患者が「鍼灸・マッサージのほうが効果がある」と感じても、保険での施術が制限される可能性がある(ここはどうしても主治医頼みにならざるを得ないとこ)

(3) 医師と施術者の間に温度差がある

  • 医師の中には、鍼灸やマッサージの効果を十分に理解していない人もいる
  • そのため、「科学的根拠が不十分」などの理由で、同意書の発行を渋るケースがある

(4) 制度の形骸化

  • 一部では形だけの同意書発行が行われ、実際には医師が詳細な診察をせずに発行しているケースもある
  • これにより、「形式的な手続き」に終始し、本来の目的(適切な治療の選択)が果たせていない場合がある

4. 同意書問題のまとめと対策

医師の同意書が必要なことで、適切な診断と保険請求の適正化というメリットがある、しかし患者の負担増や医師の判断に依存するというデメリット
柔軟な治療の妨げになることや、医師と鍼灸師・マッサージ師の連携不足が問題視されている

ということは、この連携不足を克復するために何ができるか!?ということ

 

連携強化策として

  • 患者の主治医に同意書発行してもらう際には同行してどのような施術をするのかを伝えるだけではなく、誰が施術するのかを知ってもらう
  • 医師と施術者の連携強化、情報共有のために施術報告書は作成する
  • ケアマネージャーや訪問看護師、家族の協力を得ながら医師の協力を得る

といった取り組みが連携や関係性の構築に繋がるでしょう!?

 

てかね、同意書が貰えなくて~と言っている人にかぎって、患者に書類渡して「この書類もらってきて」と患者任せにしている人が多い気がする

 

書類を渡された医師にしてみたら、誰がどんな施術をするかわからないのに、何を根拠に同意すれば良いのか分からないって思うとおもいませんか??

そんなことが続いたら、もう鍼灸マッサージはようわからんし、いいわって、なって当然かなって思うのです

同意書問題は私達鍼灸マッサージ師の在り方の問題なんじゃないかなと

本当に患者のことを思うなら、医師と連携を取って、様々な視点から患者を診た方が良い訳で、たしかに併給不可という問題もあるけど、どちらが患者の不利益になるのかってことを私達は客観的にみる必要があるんじゃないかな、しらんけど