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朗読しながら、声の流れが見えてきた ── 「朗読声分析ツール 3カテゴリ版」を作った話
声の分析ツールというと、短い発声や母音チェックを思い浮かべる人が多いかもしれない。
実際、自分もこれまで「あめんぼの歌」や「あいうえおチェック」のように、比較的短い発声を分析するツールを作ってきた。
でも、やっていくうちに思った。
朗読そのものを分析したら、もっと面白いのではないか。
短い音だけでは見えないことがある。
長い文を読んだとき、最初は元気でも途中で少し疲れる。
持ち直す。
最後にまた少し落ちる。
そういう「流れ」は、実際の声の使い方ではかなり大事だと思った。
そこで今回作ったのが、
「朗読声分析ツール 3カテゴリ版」 です。
あめんぼの歌から、朗読へ
もともとの出発点は「あめんぼ声分析」だった。
あめんぼの歌は、五十音の練習として非常によくできている。
発声や活舌のチェックにも向いているし、母音や行ごとの特徴も見えやすい。
ただ、あめんぼの歌はあくまで練習文だ。
もっと意味のある文章、もっと日常や心に近い文章を読んだときに、声はどう出るのか。
そこも見たくなった。
そこで左カラムの歌詞を入れ替えて、
朗読文を1小節ずつ読みながら、そのまま分析に入る形
へ改修していった。
今回入れたカテゴリは3つ。
-
こども|道徳心を学ぶ朗読7選
-
おとな男性|詩朗読7選
-
おとな女性|ある日の1日朗読8シーン
ただし、実際には子ども専用、大人専用ということではない。
どの題材も、年齢や性別に関係なく使える。
あくまで入り口としてカテゴリ分けしているだけだ。
朗読は、暗記ではなく「見ながら読む」
最初に作った版はうまくいかなかった。
タイトルだけが並んでいて、肝心の本文が出ない。
本文が出ても、一気に並んでいて読みにくい。
さらに表示の移り変わりが速すぎて、朗読している途中で先に進んでしまう。
これではトレーニングにならない。
朗読は、暗記して読むものではない。
表示を見ながら、丁寧に読むものだ。
特に子ども向けの道徳朗読は、最後まで読んでこそ意味がある。
途中を省略してはいけない。
そこから直していった。
タイトルを選ぶと、本文全文を使う。
それを1小節ずつ表示する。
1小節目だけはタイトルも表示し、2小節目からは本文だけ。
自動で進むが、遅すぎるときは「次の小節」を手動で押せる。
朗読の目的は早く読むことではないので、速度も
ゆっくり・ふつう・はやい
の3段階にした。
このへんはかなり細かく詰めた。
でも、ここを詰めないと、ただの表示切替アプリで終わってしまう。
面白かったのは、朗読でも母音分析が成立したこと
最初は少し疑っていた。
「あめんぼの歌」のように母音が揃っているわけではない。
朗読だと、母音空間マップはあまり出ないかもしれない。
そんな気もしていた。
ところが、実際にやってみると違った。
たとえば、図書館の朗読を約4分近く読んだ結果、
フォルマント検出回数が 995個 出た。
これはかなり多い。
朗読でも、十分に母音の豊かさを拾えているということだ。
しかも、FILE解析で見ると、母音マップがかなり密になる。
点が多く、広がりもある。
単純な「あいうえお」単発とは違う、実際の朗読らしい母音移動の豊かさが出ていた。
これは大きかった。
つまりこのツールは、
ただ「朗読を録音して終わり」ではなく、
朗読しながら母音の広がりや声の流れまで見えるツール
になったということだ。
一番面白かったのは、朗読の流れがそのまま数字に出ること
このツールには、朗読全体を10分割した区間ごとの発声パワーがある。
最初はこれも、そこまで面白いとは思っていなかった。
でも実際に結果を見ると、かなり面白い。
たとえば、
1 は 100%
10 は少し下がる
といった結果が出る。
これは何を意味しているか。
小節ごとの評価ではなく、
朗読全体の前半・中盤・後半の流れ を見ている。
最初は繰り返し読むことが多いので、入りは強い。
中盤で少し力尽きる。
持ち直す。
最後でまた少し尽きる。
このリズムが、そのまま数字に出る。
これはかなり面白いと思った。
ただ平均値を出しているのではなく、
朗読の流れそのもの を拾えているからだ。
感覚として「ああ、最後ちょっと疲れたな」と思ったことが、
実際に数字で見える。
ここはかなり価値がある。
ボイトレにも、朗読練習にも向いている
自分は歌のボイトレを10年以上やってきた。
一方で、朗読を集中的にやった期間はそこまで長くない。
だから余計に分かることがある。
歌と朗読は同じではない。
歌は歌の支え、響き、音程がある。
朗読は朗読で、
言葉の出だし
言葉の終わり
丁寧さ
流れ
均一性
が大事になる。
今回のツールは、まさにそこを見るのに向いている。
しかも、ただ感覚で「今日はよかった」「今日は少し疲れた」で終わらず、
-
最初は強い
-
中盤で少し落ちる
-
最後で失速する
-
母音マップは豊か
-
安定性はこのくらい
と見える。
これはボイトレにもかなり有益だと思う。
歌だけでは見えにくい、言葉として読む力 が見えてくるからだ。
もちろん、子どもの音読や道徳朗読、福祉支援、高齢者の朗読練習にも相性がいい。
全文を一度に最後までやらなくても、途中停止で経過分析できるのも使いやすい。
今回も、作りながら自分が鍛えられた
今回の一連の改修でも、かなりの回数、実際に声を出して読んだ。
テストして、録音して、修正して、また読む。
これを何度も繰り返した。
だから、今回もまた、
ツール開発そのものがトレーニング になっていたと思う。
長文を丁寧に読む。
表示を見ながら読む。
途中で疲れたのを自覚する。
結果でそれを確認する。
また読む。
これを繰り返していると、単にアプリを作っているだけではなく、
自分の朗読そのものも少しずつ整ってくる。
その感覚はかなりある。
使える道具になってきたと思う
最初は、正直かなりバグも多かった。
タイトルしか出ない。
本文が省略される。
手動で次の小節に進まない。
読んでいない節まで分析される。
録音直後の再分析が失敗する。
一つずつ直していった。
結果として今は、
-
3カテゴリ切替
-
タイトル選択で本文全文
-
1小節ずつ表示
-
自動進行+手動進行
-
朗読後の声分析
-
WAV保存
-
PNG保存
-
FILE再分析
まで通った。
完全無欠ではない。
録音直後の再分析は、リロード後に音源読み込みで行うほうが安定している。
でも、使い方で回避できるなら、それで十分な段階でもある。
大事なのは、
実際に使えること
だと思っている。
今回の結果を見る限り、このツールはもう十分、
朗読のための声分析ツール
として成立している。
BOOTHで販売を始めました
というわけで、
「朗読声分析ツール 3カテゴリ版」 をBOOTHで販売開始しました。
やはり1、980円と手ごろな価格に
このツールでは、
-
こども|道徳心を学ぶ朗読7選
-
おとな男性|詩朗読7選
-
おとな女性|ある日の1日朗読8シーン
の3カテゴリを収録し、
-
1小節ずつ表示しながら朗読
-
母音空間マップ
-
区間ごとの発声パワー
-
発声安定性
-
発声カバー率
-
声の明るさ
-
WAV保存
-
PNG保存
-
FILE再分析
に対応しています。
朗読をただ読むだけではなく、
流れを見える化しながら練習したい方 に向いています。
ボイトレをしている方。
朗読や読み聞かせの練習をしたい方。
子どもの音読や道徳朗読に使いたい方。
福祉や高齢者支援で声の流れを見たい方。
そんな方に使っていただけたらうれしいです。
教育・福祉・就労・創造をつなぐ
デジタル教科書・コンテンツ・アプリを生み出す
シンガーソングエンジニア/キャリアパートナー Quuny
朗読しながら、声の流れが見えてきた ── 「朗読声分析ツール 3カテゴリ版」を作った話
声の分析ツールというと、短い発声や母音チェックを思い浮かべる人が多いかもしれない。
実際、自分もこれまで「あめんぼの歌」や「あいうえおチェック」のように、比較的短い発声を分析するツールを作ってきた。
でも、やっていくうちに思った。
朗読そのものを分析したら、もっと面白いのではないか。
短い音だけでは見えないことがある。
長い文を読んだとき、最初は元気でも途中で少し疲れる。
持ち直す。
最後にまた少し落ちる。
そういう「流れ」は、実際の声の使い方ではかなり大事だと思った。
そこで今回作ったのが、
「朗読声分析ツール 3カテゴリ版」 です。
あめんぼの歌から、朗読へ
もともとの出発点は「あめんぼ声分析」だった。
あめんぼの歌は、五十音の練習として非常によくできている。
発声や活舌のチェックにも向いているし、母音や行ごとの特徴も見えやすい。
ただ、あめんぼの歌はあくまで練習文だ。
もっと意味のある文章、もっと日常や心に近い文章を読んだときに、声はどう出るのか。
そこも見たくなった。
そこで左カラムの歌詞を入れ替えて、
朗読文を1小節ずつ読みながら、そのまま分析に入る形
へ改修していった。
今回入れたカテゴリは3つ。
-
こども|道徳心を学ぶ朗読7選
-
おとな男性|詩朗読7選
-
おとな女性|ある日の1日朗読8シーン
ただし、実際には子ども専用、大人専用ということではない。
どの題材も、年齢や性別に関係なく使える。
あくまで入り口としてカテゴリ分けしているだけだ。
朗読は、暗記ではなく「見ながら読む」
最初に作った版はうまくいかなかった。
タイトルだけが並んでいて、肝心の本文が出ない。
本文が出ても、一気に並んでいて読みにくい。
さらに表示の移り変わりが速すぎて、朗読している途中で先に進んでしまう。
これではトレーニングにならない。
朗読は、暗記して読むものではない。
表示を見ながら、丁寧に読むものだ。
特に子ども向けの道徳朗読は、最後まで読んでこそ意味がある。
途中を省略してはいけない。
そこから直していった。
タイトルを選ぶと、本文全文を使う。
それを1小節ずつ表示する。
1小節目だけはタイトルも表示し、2小節目からは本文だけ。
自動で進むが、遅すぎるときは「次の小節」を手動で押せる。
朗読の目的は早く読むことではないので、速度も
ゆっくり・ふつう・はやい
の3段階にした。
このへんはかなり細かく詰めた。
でも、ここを詰めないと、ただの表示切替アプリで終わってしまう。
面白かったのは、朗読でも母音分析が成立したこと
最初は少し疑っていた。
「あめんぼの歌」のように母音が揃っているわけではない。
朗読だと、母音空間マップはあまり出ないかもしれない。
そんな気もしていた。
ところが、実際にやってみると違った。
たとえば、図書館の朗読を約4分近く読んだ結果、
フォルマント検出回数が 995個 出た。
これはかなり多い。
朗読でも、十分に母音の豊かさを拾えているということだ。
しかも、FILE解析で見ると、母音マップがかなり密になる。
点が多く、広がりもある。
単純な「あいうえお」単発とは違う、実際の朗読らしい母音移動の豊かさが出ていた。
これは大きかった。
つまりこのツールは、
ただ「朗読を録音して終わり」ではなく、
朗読しながら母音の広がりや声の流れまで見えるツール
になったということだ。
一番面白かったのは、朗読の流れがそのまま数字に出ること
このツールには、朗読全体を10分割した区間ごとの発声パワーがある。
最初はこれも、そこまで面白いとは思っていなかった。
でも実際に結果を見ると、かなり面白い。
たとえば、
1 は 100%
10 は少し下がる
といった結果が出る。
これは何を意味しているか。
小節ごとの評価ではなく、
朗読全体の前半・中盤・後半の流れ を見ている。
最初は繰り返し読むことが多いので、入りは強い。
中盤で少し力尽きる。
持ち直す。
最後でまた少し尽きる。
このリズムが、そのまま数字に出る。
これはかなり面白いと思った。
ただ平均値を出しているのではなく、
朗読の流れそのもの を拾えているからだ。
感覚として「ああ、最後ちょっと疲れたな」と思ったことが、
実際に数字で見える。
ここはかなり価値がある。
ボイトレにも、朗読練習にも向いている
自分は歌のボイトレを10年以上やってきた。
一方で、朗読を集中的にやった期間はそこまで長くない。
だから余計に分かることがある。
歌と朗読は同じではない。
歌は歌の支え、響き、音程がある。
朗読は朗読で、
言葉の出だし
言葉の終わり
丁寧さ
流れ
均一性
が大事になる。
今回のツールは、まさにそこを見るのに向いている。
しかも、ただ感覚で「今日はよかった」「今日は少し疲れた」で終わらず、
-
最初は強い
-
中盤で少し落ちる
-
最後で失速する
-
母音マップは豊か
-
安定性はこのくらい
と見える。
これはボイトレにもかなり有益だと思う。
歌だけでは見えにくい、言葉として読む力 が見えてくるからだ。
もちろん、子どもの音読や道徳朗読、福祉支援、高齢者の朗読練習にも相性がいい。
全文を一度に最後までやらなくても、途中停止で経過分析できるのも使いやすい。
今回も、作りながら自分が鍛えられた
今回の一連の改修でも、かなりの回数、実際に声を出して読んだ。
テストして、録音して、修正して、また読む。
これを何度も繰り返した。
だから、今回もまた、
ツール開発そのものがトレーニング になっていたと思う。
長文を丁寧に読む。
表示を見ながら読む。
途中で疲れたのを自覚する。
結果でそれを確認する。
また読む。
これを繰り返していると、単にアプリを作っているだけではなく、
自分の朗読そのものも少しずつ整ってくる。
その感覚はかなりある。
使える道具になってきたと思う
最初は、正直かなりバグも多かった。
タイトルしか出ない。
本文が省略される。
手動で次の小節に進まない。
読んでいない節まで分析される。
録音直後の再分析が失敗する。
一つずつ直していった。
結果として今は、
-
3カテゴリ切替
-
タイトル選択で本文全文
-
1小節ずつ表示
-
自動進行+手動進行
-
朗読後の声分析
-
WAV保存
-
PNG保存
-
FILE再分析
まで通った。
完全無欠ではない。
録音直後の再分析は、リロード後に音源読み込みで行うほうが安定している。
でも、使い方で回避できるなら、それで十分な段階でもある。
大事なのは、
実際に使えること
だと思っている。
今回の結果を見る限り、このツールはもう十分、
朗読のための声分析ツール
として成立している。
BOOTHで販売を始めました
というわけで、
「朗読声分析ツール 3カテゴリ版」 をBOOTHで販売開始しました。
やはり1、980円と手ごろな価格に
このツールでは、
-
こども|道徳心を学ぶ朗読7選
-
おとな男性|詩朗読7選
-
おとな女性|ある日の1日朗読8シーン
の3カテゴリを収録し、
-
1小節ずつ表示しながら朗読
-
母音空間マップ
-
区間ごとの発声パワー
-
発声安定性
-
発声カバー率
-
声の明るさ
-
WAV保存
-
PNG保存
-
FILE再分析
に対応しています。
朗読をただ読むだけではなく、
流れを見える化しながら練習したい方 に向いています。
ボイトレをしている方。
朗読や読み聞かせの練習をしたい方。
子どもの音読や道徳朗読に使いたい方。
福祉や高齢者支援で声の流れを見たい方。
そんな方に使っていただけたらうれしいです。
教育・福祉・就労・創造をつなぐ
デジタル教科書・コンテンツ・アプリを生み出す
シンガーソングエンジニア/キャリアパートナー Quuny
声の弱点が見えると、練習はこんなに変わる ── 「あいうえおチェック!50音拡張版」を作った話
ボイストレーニングでは、母音が大事だと言われる。
「あ・い・う・え・お」を丁寧に出す。
普段の音程で出す。
1オクターブ上でも出す。
口の形、響き、支えを見る。
これは確かに大事だと思う。
自分も10年以上ボイトレを続けてきて、そこは何度も繰り返してきた。
でも、ずっと感じていたことがあった。
母音だけでは分からないことが多い。
実際に歌ったり、朗読したり、話したりするときに問題になるのは、母音だけではない。
どの行で崩れるのか。
どの音で弱くなるのか。
子音の出だしが甘いのか。
特定の音だけ抜けるのか。
そこが見えないまま、「もっと丁寧に」「もっとはっきり」と言われても、何を直せばいいのか分かりにくい。
だから作った。
母音だけでなく、50音・濁音・ぱ行までまとめて見える発声チェックツールを。
それが今回販売を始めた
「あいうえおチェック!50音拡張版」 です。
母音だけでは足りないと感じていた
一般的な発声練習では、母音の確認が中心になりやすい。
理由はよく分かる。
母音は声の土台だからだ。
ただ、実際の練習ではこういうことが起きる。
「あ」は出る。
でも「か」「さ」「た」になると違ってくる。
「ら行」だけ弱い。
「わ行」で抜ける。
「お段」に入ると急に不安定になる。
つまり、母音ができていても、それだけで十分とは限らない。
自分は「あめんぼの歌」の声分析ツールを作ってきた中で、このことを何度も感じた。
母音の分布や行ごとの弱点はかなり見える。
でも、もっと細かく、各かな単位で何が起きているかを見たくなった。
そこで、今度は
あ・い・う・え・お だけでなく、71音を順番に発声して、各音の強さと傾向を見るツール
を作ることにした。
作ってみると、想像以上に面白かった
最初は、試作のつもりだった。
母音マップがある。
各かなの参考スコアを出す。
行ごとの平均を見る。
71音をグラフにする。
それくらいで十分かなと思っていた。
でも、実際に使ってみると、これがかなり面白い。
結果を見ると、どこが弱いかが一目で分かる。
たとえば、
「あ」が低い
「お」が低い
「ま行」が低い
「わ行」が低い
そんなふうに、今まで何となくしか分からなかったものが、数字とグラフで見える。
これが大きかった。
今までの練習は、どうしても
「全体を丁寧にやる」
になりやすかった。
でも、このツールを使うと、
弱い音だけを狙って練習する
ことができる。
これは自主練の質を大きく変えると思った。
数字が出ると、練習は具体的になる
このツールの大事なところは、診断をすることではない。
病名をつけるためでも、優劣を競うためでもない。
大切なのは、今の自分の声の傾向が見えることだ。
高い数字は、その音が比較的まとまっていて、出しやすい状態。
低い数字は、その音が弱い、崩れやすい、立ち上がりが甘い、口の形が合っていない、そういう可能性がある状態。
もちろん、数字だけですべては決まらない。
でも、数字があると、練習の方向がはっきりする。
「何となく弱い気がする」ではなく、
「この行が低い」
「この音が低い」
「ここを重点的にやろう」
になる。
これは大きい。
ボイトレでも、朗読でも、構音訓練でも、練習が続かなくなる原因の一つは、何を直せばいいか分からないことだと思う。
逆に、弱点が見えれば、人はそこを狙って練習できる。
作りながら、自分の声も変わってきた
今回このツールを作る過程で、自分は何百回どころではなく、何千回も発声したと思う。
テストする。
録音する。
結果を見る。
弱いところを意識する。
また発声する。
また測る。
この繰り返しをずっとやってきた。
その中で感じたのは、
自分の声そのものが改善してきた
ということだった。
エッジっぽさが減ってきた。
ガラ声が減ってきた。
響きが少し増してきた。
言葉の出始めと終わりが前よりはっきりしてきた。
「あめんぼの歌」もスムーズに朗読できるようになってきた。
これはたぶん、偶然ではない。
今回やっていたことは、ただの検証ではなく、実質的に
測る
見る
直す
また出す
というトレーニングそのものだった。
しかも、ただ漫然と発声するのではなく、結果を見ながら修正していた。
だから変化が起きても不思議ではない。
ツール開発をしながら、自分の声も鍛えていた。
そんな感覚がある。
朗読と歌は、同じではない
このツールを使っていて、もう一つ感じたことがある。
それは、歌と朗読は同じではないということだ。
自分は歌のボイトレを長く続けてきた。
でも朗読を本格的にやった期間は数か月くらいしかない。
実際、今回の結果を見ても、歌の訓練で底上げされている部分はあると思う。
でも、朗読的な「均一に、丁寧に、最後まで、そろえて出す」という力は、また別の要素がある。
だからスコアを見るときも、同じ土俵では考えないほうがいい。
自分の感覚では、
朗読やアナウンスのプロは70点以上が並んでもおかしくない。
一方で、歌手は別の強さを持っているので、一概に同じ尺度では言えない。
この違いが見えてくるのも面白い。
つまりこのツールは、単に「上手い下手」を見るのではなく、
どんな種類の発声が得意で、どこに課題があるか
を考える材料にもなる。
楽しいから続く、というのは大事
自分は今回、このツールを作っていて、かなり楽しかった。
弱点が見える。
数字が変わる。
グラフが動く。
前回よりまとまる。
苦手な音が少し上がる。
こういうのは、やっぱり面白い。
練習は、正しさだけでは続かない。
苦しいだけでは続かない。
少し面白いことが大事だと思う。
特に自主練はそうだ。
一般的なボイトレは月に数回。
その間に、自宅でどれだけ質のよい練習ができるかで差が出る。
でも、一人でやると、合っているのか分からないし、飽きやすい。
このツールは、
家で簡単にできる。
結果がすぐ出る。
弱いところが見える。
だから続けやすい。
ここはかなり大きいと思っている。
フォルマントモニターも入れた理由
今回のツールには、50音拡張だけでなく、フォルマントモニターも入れている。
フォルマントモニターは、今出している声の母音成分をその場で見る機能だ。
「あ」がちゃんと「あ」に近い位置に出ているか。
「え」が他の音に寄っていないか。
口の形を変えると、どこに動くのか。
これはリアルタイムの確認に向いている。
一方、50音拡張チェックは、まとめて録って、あとで全体を見るのに向いている。
つまり、
フォルマントモニター
今の声をその場で確認する
50音拡張チェック
全体の弱点をまとめて探す
この2つを組み合わせることで、
「今どうなっているか」と「どこが弱いか」の両方が見える。
ここが、このツールの大きな特長だと思う。
母音だけで終わらせない自主練へ
今まで、母音中心の練習はたくさんあった。
それはそれで意味がある。
でも、母音だけでは届かない部分がある。
子音が入ると崩れる。
特定の行で弱くなる。
ある段だけ抜ける。
その違いが見えたとき、自主練の質は一段上がる。
今回のツールは、まさにそのために作った。
母音を見える化する。
50音全体の弱点を見つける。
弱い音だけを狙って練習する。
これが家でできる。
それは、ボイトレにも、朗読にも、構音訓練にも、福祉支援にも、かなり相性がいいと思っている。
BOOTHで販売を始めました
そんなわけで、
「あいうえおチェック!50音拡張版」 をBOOTHで販売開始しました。
このツールでは、
母音マップ
50音・濁音・ぱ行チェック
71音スコアグラフ
行ごとの参考スコア
フォルマントモニター
PNG保存
JSON保存・読み込み
印刷
に対応しています。
価格は 1,980円 にしました。
https://quuny.booth.pm/items/8119086
高すぎず、安すぎず、
「試してみよう」と思える価格にしたつもりです。
ボイトレをしている方。
朗読の練習をしている方。
言葉の訓練や発声支援に関わる方。
自宅で自主練の質を上げたい方。
そんな方に使っていただけたらうれしいです。
教育・福祉・就労・創造をつなぐ
デジタル教科書・コンテンツ・アプリを生み出す
シンガーソングエンジニア/キャリアパートナー Quuny
声の変化を「見える化」したかった ── 福祉支援のために作った「おしゃべり声分析ツール」
福祉支援の現場では、声やことばに関わる場面が思っている以上に多い。
声が小さい。
後半になると続かない。
最初は話せても、だんだん弱くなる。
はっきり言えている日もあれば、今日はこもって聞こえる日もある。
支援者は、そういう変化を耳で感じ取っている。
経験のある支援者ほど、「今日は出にくそう」「この言い方だと弱い」とすぐわかる。
でも、その感覚を本人やご家族に伝えるとき、意外と難しい。
「今日はちょっと弱いですね」
「前より少し良いですね」
「後半で疲れていますね」
もちろん、それで十分な場面もある。
ただ、自分はずっと思っていた。
それを、もう少し見える形にできないだろうか。
そこで作ったのが、今回の**「おしゃべり声分析ツール」**だ。
あめんぼの歌とは別の目的で作った
自分はもともと、ボイストレーニング向けに**「あめんぼ声分析」**を作ってきた。
「あめんぼの歌」を使って、発声や活舌の傾向を数値や地図で見るためのツールだ。
これは、ボイトレにはとても相性が良かった。
五十音が広く入っているので、声のクセや弱点がかなり見えやすい。
実際、自分自身もこのツールで「ら行が弱い」ということを数値で見つけた。
ただ、その流れのまま福祉支援に持っていくと、少し違うと感じた。
福祉支援では、歌うことが目的ではない。
美しい発声を競うわけでもない。
大切なのは、その人が無理なく声を出せること、今日の状態をつかめること、少しずつ前に進めることだ。
だから、「あめんぼの歌」を読むツールではなく、
もっと日常に近い、短いしゃべり言葉を使った分析ツールが必要だと思った。
そこから作り始めたのが、**「おしゃべり声分析」**だった。
しゃべりの練習は、歌よりも現場に近い
歌は、支えや響きを意識しやすい。
一方で、日常の会話や支援場面の発話は、もっと素の状態に近い。
だからこそ、しゃべりの練習には別の意味がある。
たとえば、
「おはようございます」
「こんにちは」
「ありがとう」
「わたしは○○です」
そういった短いことばは、生活や支援の場面にそのままつながる。
しかも、歌より心理的な負担が少ない。
構えずに出せる声だからこそ、その人の今の状態が出やすい。
今回のツールでは、そうしたしゃべり言葉をカテゴリごとに分けて入れた。
そして、録音スタートを押すと、1文ずつ順番に画面に表示される。
利用者さんは、その文を読んでいく。
全部読まなくてもよい。途中で終わってもよい。
その時点までの声を分析する。
この「途中でやめてもいい」という設計は、自分の中ではかなり大事だった。
最後までやらないと失敗、ではなく、
今日はここまで言えたで終われること。
それが福祉支援では重要だと思っている。
支援者の耳がわかっていることを、少しだけ数値にする
支援の現場には、耳のよい人がいる。
言語聴覚士の方もそうだし、日々利用者さんと向き合っている支援員さんもそうだ。
聞けばわかる。
見ればわかる。
「今日は声が出にくい」
「この文になると弱くなる」
「後半で疲れている」
「前より続いている」
でも、本人がそれを自分で理解するのは簡単ではない。
ご家族にも伝わりにくいことがある。
そこで、このツールは、支援者の耳が感じていることを、
ほんの少しだけ、図と数値に置き換えることを目指した。
たとえば、録音すると次のようなものが出る。
母音空間マップ。
声の大きさの推移。
文ごとの発声パワー。
発声安定性。
発声カバー率。
声の明るさ。
これを見ると、「なんとなく」だったものが少し具体的になる。
「この文で弱くなる」
「後半で失速している」
「今日は安定している」
「前回より続いている」
支援者の感覚を否定するのではなく、
共有しやすくするための補助線として数値を使う。
その考え方で作っている。
このツールの価値は、上手な人を測ることではない
こういうツールを作ると、「高得点を取るためのものですか」と思われることがある。
でも、自分の感覚では少し違う。
このツールの本当の価値は、
まだ訓練に慣れていない人でも、変化が見えることにある。
最初は、
声が小さい
途中で止まる
最後まで続かない
発音がまとまりにくい
日によってばらつく
そういう状態でもよい。
むしろ、そこから始まるほうが意味がある。
今日は3文まで言えた。
前回より声が安定していた。
このカテゴリは読みやすい。
この文はまだ難しい。
後半の失速が少し減った。
その小さな変化が見えると、支援者も、ご本人も、ご家族も前に進みやすい。
できていないことを突きつけるためではなく、できたことを見つけるためのツール。
自分はそういう位置づけで考えている。
途中で終わっても分析できるようにした理由
このツールは、10文を順番に読んでいく形になっている。
ただし、全部読まなくても、途中で完了を押せば分析できる。
これは仕様というより、思想に近い。
福祉支援の現場では、毎回きれいに最後まで行けるとは限らない。
集中が続かない日もある。
体調がよくない日もある。
今日は2文だけ、という日もある。
それでも、「今日はここまでの声を見てみよう」ができるほうが自然だ。
全部できるかどうかではなく、
その日のその人の状態を記録して残せること。
そこに価値がある。
強迫感のあるツールにはしたくなかった。
やらされる道具ではなく、
使うと少し前が見える道具にしたかった。
練習モードと分析モードを分けた
もう一つこだわったのは、機械音の扱いだった。
最初は、録音中に機械音で1文ずつしゃべらせ、そのあと利用者さんが続いて読む形も考えた。
でも、それだと機械音まで分析に混ざってしまう。
それでは意味がない。
だから、仕様を分けた。
文のボタンを押したときだけ、機械音で確認できる。
録音中は、機械音は鳴らさず、表示だけで進む。
分析対象は、あくまで利用者さん本人の声だけ。
つまり、
確認は機械音
分析は本人の声
この分け方にしたことで、練習もしやすくなり、分析の意味も保てた。
実際に動かして見えてきたこと
開発中、実際にマイク録音とファイル解析の両方を試していくと、面白い差も見えてきた。
マイク録音では、その場で結果が出る。
すぐ確認できるのが強みだ。
一方で、保存したWAVファイルをあとから解析すると、フォルマントの検出点が増え、母音空間マップがかなり豊かになることがある。
つまり、
その場で様子をみるにはMIC録音が便利。
記録や比較を丁寧に残すにはFILE解析が向いている。
この違いは、現場でも使い分けられると思っている。
「今日はその場で確認だけ」
「あとで記録として見返したい」
そういう使い方ができる。
プロのためだけではなく、日々の支援のために
自分はこのツールを、専門家だけのものにしたいわけではない。
もちろん、言語聴覚士の方や、専門的に発話訓練に関わる方にとっても意味があると思う。
でも、それだけではない。
支援員さん。
指導員さん。
ご家族。
日々、ことばや声に関わる人。
その人たちが、
「今日はどうだったか」
「前と比べてどうか」
「どこが言いやすく、どこが苦手か」
を一緒に見られることが大事だと思っている。
福祉支援では、特別な一回よりも、日々の積み重ねのほうが大きい。
だからこそ、ツールも派手な診断機械ではなく、
毎回少しずつ使える道具でありたい。
作った人が一番のユーザーではないツールを作ってみた
「あめんぼ声分析」は、自分自身のボイトレの延長線上にあった。
だから、作った人である自分が、一番のユーザーでもあった。
でも、「おしゃべり声分析」は少し違う。
これは、自分のためだけではなく、
支援の現場で使われることを前提に作ったツールだ。
そこが難しく、同時に面白かった。
どうすれば負担が少ないか。
どうすれば途中で終われるか。
どうすれば機械っぽくならず、支援の流れを壊さないか。
どうすれば結果が責める画面にならないか。
そういうことを考えながら作った。
技術的にはまだ伸ばせるところがある。
改善したいところもある。
でも、方向としてはこれでよかったと思っている。
福祉支援の場で、しゃべり声を見える化する。
そのための土台は、ようやく形になってきた。
BOOTHで販売を始めました
今回紹介した**「おしゃべり声分析」**は、BOOTHで販売しています。
インストール不要。
HTMLファイルをブラウザで開くだけで使えます。
カテゴリ切り替え、練習モード、録音、分析、WAV保存、PNG保存に対応しています。
福祉支援の現場で使えるように、
「全部やらないといけない」ではなく、
「その人の今に合わせて使える」ことを重視して作りました。
声やことばの支援に関わる方、
日々の小さな変化を見える形にしたい方に、使っていただけたらうれしいです。
声の「弱点」を数値で見つけた話 ── あめんぼの歌で作った声分析ツール
ボイストレーニングを10年以上続けている。プロを目指しているわけではない。ただ、声が好きで、声と向き合い続けてきた。
そんな自分が最近、ある発見をした。
**ら行が、14%しか出ていなかった。**
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## あめんぼの歌と、10年の積み重ね
ボイトレをやっている人なら一度は練習したことがあるはずだ。
> あめんぼ あかいな あいうえお
> うきもに こえびも およいでる
> かきのき くりのき かきくけこ…
「あめんぼの歌」。五十音を網羅した発声・活舌の練習曲として、ボイトレの定番中の定番だ。
慣れるまでは覚えるところから始まる。言えるようになったら言いにくい箇所をチェックして、重点的に単音練習。前後の音との関係を練習して、フレーズ練習へ。
ハ行、サ行、「とてとて たったと とびたった」の連続音、「なめくじ のろのろ なにぬねの」の流音の連続、語尾をしっかり発音すること。オクターブ上で歌うこと。
10年以上、いろんなアプローチでやってきた。
でも、「どこが弱いか」を客観的に数値で見たことは、一度もなかった。
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## ツールを作った動機
もともと、障がい者支援教育の現場で発声を促すアプリを作ったり、ボイストレーナーに渡す練習用ツールを作ったりしてきた。
ある日、使っているチューナーアプリを購入してくれたユーザーから「フォルマントも見たい」という要望が届いた。そこからVoiceEdge Speechというツールを作り、言語聴覚士の生徒さんにも使ってもらうようになった。
そしてボイストレーナーの先生に渡したとき、一言もらった。
**「これ、使えるよね」**
プロが言う「使える」の重みは違う。感覚と経験で培ってきたものが、数値になって見える。その説得力が違うと言ってくれた。
それがきっかけで、自分自身のトレーニングに使えるツールを作ろうと思い立った。あめんぼの歌を録音して、声の特徴を分析する。ただそれだけのツールを。
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## 作ってわかったこと
### 声の地図が描かれる
あめんぼの歌を1分ほど録音すると、分析結果が出てくる。
中でも一番おもしろいのが**「母音空間マップ」**だ。
あいうえおの発音がF1(第一フォルマント)とF2(第二フォルマント)という2つの周波数値で表現されて、マップ上に点として描かれる。読み始めから読み終わりまでの軌跡が、色の変化として現れる。
同じ「あめんぼの歌」を読んでも、声道の形・舌の位置・口の開き方の癖がそのまま地図になる。自分だけの、唯一無二の声の地図だ。
### ら行が14%だった
もう一つ、行ごとの発声パワーを比較する機能がある。
あ行・か行・さ行…わ行まで10グループそれぞれの音量を比較して、グラフで表示する。
初めて計測したとき、愕然とした。
```
あ行 100% / か行 64% / さ行 81% / た行 52%
な行 84% / は行 66% / ま行 95% / や行 81%
ら行 14% / わ行 30%
```
**ら行が14%。**
他の行が50〜100%のなか、ら行だけ飛び抜けて低かった。10年以上やっていても、ら行はほとんど声が出ていなかった。
ら行は日本語で最も習得が難しい子音のひとつだ。舌先を弾く「はじき音」という特殊な動作が必要で、プロの声優やアナウンサーでも意識的に練習する箇所だという。
**意識していなかっただけで、こんなにも差が出ていたのか。**
### 意識するだけで変わった
次の計測でら行を少し意識して読んでみた。
結果は69%。**14%から69%へ。**
もちろんまだ他の行より低い。でも、「気づく」だけでこれだけ変わる。逆に言えば、10年間気づかずに練習してきたということでもある。
数値で見るということの価値を、あらためて実感した。
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## MIC録音とファイル解析の話
ツールを使い込んでいくうち、面白いことがわかった。
同じ録音音源を、マイクで録音しながらリアルタイム計測したときと、録音したWAVファイルをオフラインで解析したときで、数値が変わる。
```
発声安定性
マイクリアルタイム計測:89
WAVファイルオフライン解析:55
フォルマント検出数
マイクリアルタイム計測:30点
WAVファイルオフライン解析:221点
```
フォルマント検出数が7倍以上違う。
マイクからの音声はOSやAudioContextを経由するため、内部でならし処理が入る。一方、録音済みのPCMデータを直接処理すればそういった介在がない。だからオフライン解析の方が正確な値が出る。
**ただし、行ごとの発声パワーは両方で完全に一致した。**
```
あ行 84% / か行 69% / さ行 69% / た行 45%…
```
どちらの方法で計測しても、どの行が弱いかという情報は同じになる。これがこのツールの本質的な精度だと思った。
### 発声安定性55は悪いのか
マイクで89、ファイル解析で55。
55という数値について言えば、これは悪くない。
| スコア | レベル |
|---|---|
| 80〜100 | プロ(アナウンサー・ナレーター・朗読訓練継続者) |
| 55〜79 | 上級者(ボイトレ経験者・歌の練習をしている方) |
| 30〜54 | 一般 |
ボイトレで声質を磨くことと、朗読練習で均一性を鍛えることは、別の技術だ。
実際、1〜2ヶ月だけ朗読練習(噛まない練習)をやっていた時期がある。そのときはスコアが上がっていた。今は続けていないから、その差が出ている。
**ボイトレ10年でも、やっていないことは数値に出る。** それが面白い。
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## コメントが変わる設計
ツールを作る上でこだわった点がある。
毎回同じコメントが出ると、飽きる。飽きると使わなくなる。
だから分析コメントは、回数とスコアの変化によって変わるように設計した。
- **初回**:「これがあなたの現在のベースライン」
- **2回目以降**:前回との数値差を具体的に伝える
- **3回連続で変化なし**:「これがあなたの完成したベースラインです。次は弱点行の底上げに集中する段階です」
- **弱点行**:「ら行はなじき音(弾き舌)。日本語で最も習得が難しい子音のひとつ」と背景の説明も入れる
ストイックに毎日練習するのはなかなかできない。でも、数値が変わっていることに気づいたとき、もう一回やってみようという気になる。そういう設計にしたかった。
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## プロじゃないから作れたもの
このツールは、プロのエンジニアが作ったわけではない。声のプロが作ったわけでもない。
ただ、10年以上ボイトレを続けてきた人間が、「自分が欲しいもの」を作った。
だから、「ら行が弱い」という弱点がツールに刺さる。トレーナーが「使えるよね」と言う。言語聴覚士の生徒さんが専門的な視点で評価してくれる。
**作った人が一番のユーザーであること。** それがこのツールの強みだと思っている。
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## ツールの入手について
今回紹介した「あめんぼの歌 声分析ツール」は、BOOTHにて販売しています。
HTMLファイル1本で完結。ブラウザで開くだけで使えます。インストール不要。
練習モード(読み上げ・スピード調整)、WAV録音・保存、PNG結果保存、WAVファイルオフライン解析、ヘルプ機能(使い方・活用例・MIC vs FILE解析の解説)がすべて内蔵されています。
**価格:980円**
ボイトレをやっている方、お子さんの発音練習をしたいお母さん、声を使う仕事をしている方、構音訓練に関わる専門家の方に使っていただけると嬉しいです。






