とうとう日本男子フィギュア界に生まれたオリンピック
金メダリスト。この事実を改めて思うと、ため息が出る。
長い歴史の中で、とうとう手にする事が出来た。
でもでもでも、ゆづるくんは金メダリストなだけでは
なかった。グランプリファイナル、世界選手権と合わせて
今シーズン3タイトルを総なめ。歴代3人目?という快挙
なのだ。ここに書き並べているだけで、なんだかすごすぎて
羽生選手という人に後光がさしてきた気さえしてくる。
なんであんなに強いのだろう?当たり前だけど、すべてが
ノーミスなわけじゃない。でも、特にシーズン最後は
絶対勝っているし、まだ19歳なのにほんとにすごすぎる。
ちょいちょい彼の発言にもびっくりさせられる。自分の
心のコントロールの仕方がわかってきた。マイナスのことは
考えないようにしている、だとか(これも言葉ではわかる、
でも実践ができないのがほとんどの人だと思う。緊張は
誰だってする。ベテランでもする。あの体操の内村選手は
緊張はない、と言っていたけど、表現の問題でほんとは
そうじゃないかもしれないし、仮にそういう人がいたとしても
わずかだ)、樹くんと大接戦だった世界選手権は、意地と
気合いで勝ちました。と言っていたけど、そんなんで
勝てる競技ではないと思うのだ。
羽生選手は、みているとそりゃあ爽やかだし、とっても
癒されるし、礼儀正しく挨拶もいつ何時もしっかりしてるし
(これはひとえにご両親の育てられ方の賜物なんだと
思ってるけど)、笑顔も可愛らしいし、見てるとほんとに
楽しい。でも、その裏にあるこの人並みはずれた強さが
ほとんど超人的に近いレベルに思う事がある。
いつも前向きだし、(例えば、オリンピックに団体戦があると
そこで体力を消耗してしまうから出なくてすんでよかった、
と言ったのはたしかヨナちゃんだった気がするが、
ゆづるくんに至っては、僕は初めて出場するオリンピックから
団体戦があって、始めからそういうものだと思っているから
いいんです。と言ったり。)シーズン通して成功率の非常に
低かった4回転サルコーを最後の最後、世界選手権で成功
させてきたり。あと、私自身は東北地方に縁もゆかりも
全くないくせに、個人的に震災への思いが強いので、
地元とはいえ、いつも被災地への思いを口にしている
彼に尊敬(というのも違うかな?うーん)の念を抱きつつ、
地元愛や感謝の念をいつも忘れていないことに感心する。
震災が彼を強くしたのか?でも、それだけではあそこまで
強くなれないと思う。生まれ持った才能?素質?
もちろんそれが大きいとは思うのだけど、ちょっと
尋常じゃなさすぎて、神的な存在に思えてくるのだ。
彼の強さの秘密について、ものすごーく納得のできる
説明をどなたかにしていただきたい。
もちろん、チャン選手はオリンピックが不調だっただけ。
今シーズン負け通しではけしてない。でも、印象としては
最後の試合が残るので、オリンピックがゆづるくんの
勝利だとして、出場しなかった世界選手権でまたしても
ゆづるくん勝利では世界の印象は、やはり1位は
ゆづるくんだ、今のところ。
他の選手と違って、ゆづるくんに対する感情として
一番にあがるのは、私の場合”探求”。
彼を知りたい(こうかくと、なんか濃い濃いラブストーリー
みたいで気持ち悪いね)。
なんというか不思議でならないのです。素行(いや
これは別に全然知らないけど、たぶんあの人は
真っ白だなーと思うので)から笑顔から演技から
完璧すぎて、なんでなんでなんで?という状態。
例えば、プルシェンコ選手のように、どうだ俺の演技は、
という溢れ出る自信とオーラと存在感のあるタイプの
人ならまだわかる。でも、19歳にしてあのあどけなさ
で、世界のトップになっちゃって(までもプルシェンコ
選手も10代からトップだったのか・・・)あの可愛らしさで
ほんとによくわからない。ただ、非常に冷静な部分を
持ち合わせているのはよくわかる。どんな状況でも
分析している。よく見ている。そして、数値化した
具体的目標を掲げている。そこが唯一知り得る
強さの秘密のひとつ。でも、それだけでは全然
足りない。
そこにきて、プーさん好きというこの
ギャップ。もう、そこいらのおばちゃんからお姉さんまで
キュンキュンさせられまくりでしょう、そりゃあ。
彼だから許されるのです、プーさん好きというキャラも。
だって、キス&クライでプーさんと戯れててもかわいいなと
思うもん。と同時に、もちろん演出だとは全く思わないけど
私たちはだまされているのかな?とも思う。強いのに
あの可愛さをもった19歳の少年?という顔をもった
ゆづるくんに。
しかし、オーサーコーチのインタビューからは面白い
話が聞けた。カナダに拠点を移した頃にコーチから
ゆづるくんに出された課題。ジャンプを飛びたくて
しかたないティーンのゆづるくんから、いかにジャンプを
遠ざけるか。まずは、スケーティング。オーサーコーチの
中で美しいスケーテイング技術を持ち合わせていると
認識されているのは、やはりあのチャン選手だけだった。
一度ジャンプの失敗が結構あったのにも関わらず、
点数がそこまで悪くなかった試合があり、結局の
ところそれはコーチがジャンプよりも練習を強いた
スケーティング技術の向上によるものだった。
そして、難しい課題。コーチは17歳のゆづるくんに
大人っぽい滑りを求めた。少年から青年に変わっていく
この時期に、いつまでも少年の滑りではだめだと。
この点数も出にくい、出来た!と非常にわかりにくい
課題は難しい課題だったと思う。
ゆづるくん自身も言ってる事はわかるけど、どうやったら
いいのか答えがわからないと言っていた。
結局その特集の最後はこの課題がクリアできたのか
どうかグレーな感じで終わってしまったが、私は
古典版の♪ロミオとジュリエットがフリーで
採用されているところにその答えがあると
勝手に思っている。
少し話が脱線するが、ゆづるくんが阿部コーチと
タッグを組んでいた時、フリーで採用してたのも
♪ロミオとジュリエット。ただ違うのは現代版
ということだ。皆さん、ご存知だろうか?
現代版はあのレオナルド・ディカプリオと
クレア・デーンズ共演版でロミオであるところの
ディカプリオは白いタイツなんかはいてないし、
牧師さんだってアロハシャツの超現代版。
単純なリメイクではなく、時代をも変遷した
バージョン。だから、音楽もあんなビートが効いた
感じなのだ。現代版のゆづるくんの振り付けも
滑りも大好き。衣装も大好き。(衣装に限っては
現代版の方が好き。ごめんね、ジョニ子。)
※2014もエキシビションでは滑ってくれてます、
ゆづるくん。
しかし、現代版と古典版の大きな違い。それは、
現代の男女の関係性にも現れている。現代版の
ジュリエットはけっして待ってるだけではない。
きちんと自分でも戦うすべを持っているのだ。
しかし、古典版のジュリエット(オリビア・ハッセー
15歳は当時世界でも話題の初々しさの残った
女優さん)はひたすらロミオに恋い焦がれて待つ
だけ。そう、あの2Fのベランダから空を見上げて
ロミオの名を呼ぶ、有名なシーンだ。
大学生の頃、私はこの2作品を立て続けに見た
ことがある。ジェンダー(社会的性差)の
レポート課題に取り組むために。この2作品
を比較する事で、昔と今のジェンダーについて
考察したのだ。なので、非常によく覚えている。
どっちがいいとか悪いとかの問題でもないし、
どちらもよかった。ただ、世間の印象はやはり
古典バージョンではないだろうか?初めて
映画化された時のインパクトはやはり違うと
思う。そして、なにより羽生選手の青年性/
大人になった彼を表現するにはやはり古典版
の方がいいと思うのだ。だって、彼は
男性(ロミオ側)なのだから。かよわい
ジュリエットを助けようとする側なのだから。
ジュリエットも強い、なんて要素はいらない。
そう思ったとき、勝手に自分の中で合点が
いった。ゆづるくん、ほんとにロミオを演じきるのねと。
古典版は音楽からしても、終始物悲しい感じが
漂う。悲恋のストーリーなので当然なのだが、
古典版はその感じが強い。表現力がこちらの方が
求められる気がする。なので、おんなじロミオとジュリエット
でも、バージョンを変えたことに意味があると私は思うのだ。
事実、振り付けそのものもだが表情にも年齢を重ねての表現力
が出ていた気がした。
羽生結弦選手を初めてTVで見たとき、なんて
可愛らしい男の子が出てきたんだと思った。
衣装も中性的で(いつから衣装担当か知らないが
あのジョニー・ウィアー/通称ジョニ子 製作
なので当然なのだが)、男の子なのに
ビールマンスピンができるなんて、あの子は
女の子?中性だー。とか言い回ってた。
(いやでも今年はもっと若い選手で、確か
あのフィリピンの選手かな?やってたのを見たし
プルシェンコもその昔やってたから憧れて、ゆづるくんも
トライしたらしいというのも後から聞いたけど)
今でもプーさんのお供は変わらないけど、でも
彼も大人の階段登ってる。演技にちょっとずつ
入れてきているのだ。
ただインタビューもろもろの発言に関しては、
もう大人顔負けというか二重◎。何も
言う事ないくらい、しっかりした受け答えで
目上の方への尊敬も忘れないし、おごることも
なく、どこまでも礼儀正しくスマイルで。
なのでまたわからなくなってしまうのだ、
可愛い顔して精神的にはすごく大人な
気がしてくるのだ。ただプーさんが好きなだけで
(まだ言うか。笑)幼少期の彼の映像をみていると
声変わりもしてないのに、今よりトーンが低い。
ちょっと世間に対して斜に構えている(わけでは
けしてないのだが)というか、ちょっと反抗期の
子みたく、照れ隠しゆえのぶっきらぼうさが発言に
現れている。それが、どうだろう?19歳にして
大成しているのだ。高校生の頃には、もう反抗期
的なものもなければ、発言におけるあどけなさも
ほとんどない。同世代は、反抗期まっしぐらよ。
ここもまたギャップ。プーさん好きなのに。
(しつこい)
ほんとに掴めない・・・とまた思ってしまうのだ。
羽生選手の回は、とりとめがなさすぎて自分の
言いたい事が人にまったく伝わらない可能性が
大だが、あくまで記録なのでよしとしよう。
彼の場合は、注目度が今現在ぶっちぎりで高く
あらゆる情報があって何から書いていいのか
わからないくらいだったけど、とにかく来シーズンも
目が離せない。どうなるのか?このまま強さを
保てるのか?保ってほしいけど、強力なライバルが
チャン選手以外にももちろん出てくるだろうし
出てきてほしい。
まだお披露目されてない4回転も習得したとも
語っているし、それはそれで楽しみだ。
でも、個人的な希望としては、それが彼の個性で
あるのかはわからないけど、やっぱり大ちゃんのような
樹くんのような表現力をブラッシュアップして
ほしいなと思う。ジャンプがあれだけ飛べて
そこに表現力がついたら・・・?今は
もう少し上の選手に座布団何枚か取られている
はずですが、そこを強化したらどれだけ
最強になるんだろう?
伸びしろがほんとに大きいゆづるくん。
来シーズンは10月頃から観戦するので、また
すてきなプログラムお待ちしております。
怪我負傷にはくれぐれもお気をつけください。
シーズン通しての成長を勝手に語れるくらい
はまってやります!(何宣言だか?!)
http://www.youtube.com/watch?v=EvsUo5NyC-w
↑2014世界選手権フリー後の得点待ちにてプーさんと握手するゆづるくん
(オーサーコーチがハビエル選手のフォローのため不在だったので)


ソチオリンピック金メダルおめでとう!!

金メダリスト。この事実を改めて思うと、ため息が出る。
長い歴史の中で、とうとう手にする事が出来た。
でもでもでも、ゆづるくんは金メダリストなだけでは
なかった。グランプリファイナル、世界選手権と合わせて
今シーズン3タイトルを総なめ。歴代3人目?という快挙
なのだ。ここに書き並べているだけで、なんだかすごすぎて
羽生選手という人に後光がさしてきた気さえしてくる。
なんであんなに強いのだろう?当たり前だけど、すべてが
ノーミスなわけじゃない。でも、特にシーズン最後は
絶対勝っているし、まだ19歳なのにほんとにすごすぎる。
ちょいちょい彼の発言にもびっくりさせられる。自分の
心のコントロールの仕方がわかってきた。マイナスのことは
考えないようにしている、だとか(これも言葉ではわかる、
でも実践ができないのがほとんどの人だと思う。緊張は
誰だってする。ベテランでもする。あの体操の内村選手は
緊張はない、と言っていたけど、表現の問題でほんとは
そうじゃないかもしれないし、仮にそういう人がいたとしても
わずかだ)、樹くんと大接戦だった世界選手権は、意地と
気合いで勝ちました。と言っていたけど、そんなんで
勝てる競技ではないと思うのだ。
羽生選手は、みているとそりゃあ爽やかだし、とっても
癒されるし、礼儀正しく挨拶もいつ何時もしっかりしてるし
(これはひとえにご両親の育てられ方の賜物なんだと
思ってるけど)、笑顔も可愛らしいし、見てるとほんとに
楽しい。でも、その裏にあるこの人並みはずれた強さが
ほとんど超人的に近いレベルに思う事がある。
いつも前向きだし、(例えば、オリンピックに団体戦があると
そこで体力を消耗してしまうから出なくてすんでよかった、
と言ったのはたしかヨナちゃんだった気がするが、
ゆづるくんに至っては、僕は初めて出場するオリンピックから
団体戦があって、始めからそういうものだと思っているから
いいんです。と言ったり。)シーズン通して成功率の非常に
低かった4回転サルコーを最後の最後、世界選手権で成功
させてきたり。あと、私自身は東北地方に縁もゆかりも
全くないくせに、個人的に震災への思いが強いので、
地元とはいえ、いつも被災地への思いを口にしている
彼に尊敬(というのも違うかな?うーん)の念を抱きつつ、
地元愛や感謝の念をいつも忘れていないことに感心する。
震災が彼を強くしたのか?でも、それだけではあそこまで
強くなれないと思う。生まれ持った才能?素質?
もちろんそれが大きいとは思うのだけど、ちょっと
尋常じゃなさすぎて、神的な存在に思えてくるのだ。
彼の強さの秘密について、ものすごーく納得のできる
説明をどなたかにしていただきたい。
もちろん、チャン選手はオリンピックが不調だっただけ。
今シーズン負け通しではけしてない。でも、印象としては
最後の試合が残るので、オリンピックがゆづるくんの
勝利だとして、出場しなかった世界選手権でまたしても
ゆづるくん勝利では世界の印象は、やはり1位は
ゆづるくんだ、今のところ。
他の選手と違って、ゆづるくんに対する感情として
一番にあがるのは、私の場合”探求”。
彼を知りたい(こうかくと、なんか濃い濃いラブストーリー
みたいで気持ち悪いね)。
なんというか不思議でならないのです。素行(いや
これは別に全然知らないけど、たぶんあの人は
真っ白だなーと思うので)から笑顔から演技から
完璧すぎて、なんでなんでなんで?という状態。
例えば、プルシェンコ選手のように、どうだ俺の演技は、
という溢れ出る自信とオーラと存在感のあるタイプの
人ならまだわかる。でも、19歳にしてあのあどけなさ
で、世界のトップになっちゃって(までもプルシェンコ
選手も10代からトップだったのか・・・)あの可愛らしさで
ほんとによくわからない。ただ、非常に冷静な部分を
持ち合わせているのはよくわかる。どんな状況でも
分析している。よく見ている。そして、数値化した
具体的目標を掲げている。そこが唯一知り得る
強さの秘密のひとつ。でも、それだけでは全然
足りない。
そこにきて、プーさん好きというこの
ギャップ。もう、そこいらのおばちゃんからお姉さんまで
キュンキュンさせられまくりでしょう、そりゃあ。
彼だから許されるのです、プーさん好きというキャラも。
だって、キス&クライでプーさんと戯れててもかわいいなと
思うもん。と同時に、もちろん演出だとは全く思わないけど
私たちはだまされているのかな?とも思う。強いのに
あの可愛さをもった19歳の少年?という顔をもった
ゆづるくんに。
しかし、オーサーコーチのインタビューからは面白い
話が聞けた。カナダに拠点を移した頃にコーチから
ゆづるくんに出された課題。ジャンプを飛びたくて
しかたないティーンのゆづるくんから、いかにジャンプを
遠ざけるか。まずは、スケーティング。オーサーコーチの
中で美しいスケーテイング技術を持ち合わせていると
認識されているのは、やはりあのチャン選手だけだった。
一度ジャンプの失敗が結構あったのにも関わらず、
点数がそこまで悪くなかった試合があり、結局の
ところそれはコーチがジャンプよりも練習を強いた
スケーティング技術の向上によるものだった。
そして、難しい課題。コーチは17歳のゆづるくんに
大人っぽい滑りを求めた。少年から青年に変わっていく
この時期に、いつまでも少年の滑りではだめだと。
この点数も出にくい、出来た!と非常にわかりにくい
課題は難しい課題だったと思う。
ゆづるくん自身も言ってる事はわかるけど、どうやったら
いいのか答えがわからないと言っていた。
結局その特集の最後はこの課題がクリアできたのか
どうかグレーな感じで終わってしまったが、私は
古典版の♪ロミオとジュリエットがフリーで
採用されているところにその答えがあると
勝手に思っている。
少し話が脱線するが、ゆづるくんが阿部コーチと
タッグを組んでいた時、フリーで採用してたのも
♪ロミオとジュリエット。ただ違うのは現代版
ということだ。皆さん、ご存知だろうか?
現代版はあのレオナルド・ディカプリオと
クレア・デーンズ共演版でロミオであるところの
ディカプリオは白いタイツなんかはいてないし、
牧師さんだってアロハシャツの超現代版。
単純なリメイクではなく、時代をも変遷した
バージョン。だから、音楽もあんなビートが効いた
感じなのだ。現代版のゆづるくんの振り付けも
滑りも大好き。衣装も大好き。(衣装に限っては
現代版の方が好き。ごめんね、ジョニ子。)
※2014もエキシビションでは滑ってくれてます、
ゆづるくん。
しかし、現代版と古典版の大きな違い。それは、
現代の男女の関係性にも現れている。現代版の
ジュリエットはけっして待ってるだけではない。
きちんと自分でも戦うすべを持っているのだ。
しかし、古典版のジュリエット(オリビア・ハッセー
15歳は当時世界でも話題の初々しさの残った
女優さん)はひたすらロミオに恋い焦がれて待つ
だけ。そう、あの2Fのベランダから空を見上げて
ロミオの名を呼ぶ、有名なシーンだ。
大学生の頃、私はこの2作品を立て続けに見た
ことがある。ジェンダー(社会的性差)の
レポート課題に取り組むために。この2作品
を比較する事で、昔と今のジェンダーについて
考察したのだ。なので、非常によく覚えている。
どっちがいいとか悪いとかの問題でもないし、
どちらもよかった。ただ、世間の印象はやはり
古典バージョンではないだろうか?初めて
映画化された時のインパクトはやはり違うと
思う。そして、なにより羽生選手の青年性/
大人になった彼を表現するにはやはり古典版
の方がいいと思うのだ。だって、彼は
男性(ロミオ側)なのだから。かよわい
ジュリエットを助けようとする側なのだから。
ジュリエットも強い、なんて要素はいらない。
そう思ったとき、勝手に自分の中で合点が
いった。ゆづるくん、ほんとにロミオを演じきるのねと。
古典版は音楽からしても、終始物悲しい感じが
漂う。悲恋のストーリーなので当然なのだが、
古典版はその感じが強い。表現力がこちらの方が
求められる気がする。なので、おんなじロミオとジュリエット
でも、バージョンを変えたことに意味があると私は思うのだ。
事実、振り付けそのものもだが表情にも年齢を重ねての表現力
が出ていた気がした。
羽生結弦選手を初めてTVで見たとき、なんて
可愛らしい男の子が出てきたんだと思った。
衣装も中性的で(いつから衣装担当か知らないが
あのジョニー・ウィアー/通称ジョニ子 製作
なので当然なのだが)、男の子なのに
ビールマンスピンができるなんて、あの子は
女の子?中性だー。とか言い回ってた。
(いやでも今年はもっと若い選手で、確か
あのフィリピンの選手かな?やってたのを見たし
プルシェンコもその昔やってたから憧れて、ゆづるくんも
トライしたらしいというのも後から聞いたけど)
今でもプーさんのお供は変わらないけど、でも
彼も大人の階段登ってる。演技にちょっとずつ
入れてきているのだ。
ただインタビューもろもろの発言に関しては、
もう大人顔負けというか二重◎。何も
言う事ないくらい、しっかりした受け答えで
目上の方への尊敬も忘れないし、おごることも
なく、どこまでも礼儀正しくスマイルで。
なのでまたわからなくなってしまうのだ、
可愛い顔して精神的にはすごく大人な
気がしてくるのだ。ただプーさんが好きなだけで
(まだ言うか。笑)幼少期の彼の映像をみていると
声変わりもしてないのに、今よりトーンが低い。
ちょっと世間に対して斜に構えている(わけでは
けしてないのだが)というか、ちょっと反抗期の
子みたく、照れ隠しゆえのぶっきらぼうさが発言に
現れている。それが、どうだろう?19歳にして
大成しているのだ。高校生の頃には、もう反抗期
的なものもなければ、発言におけるあどけなさも
ほとんどない。同世代は、反抗期まっしぐらよ。
ここもまたギャップ。プーさん好きなのに。
(しつこい)
ほんとに掴めない・・・とまた思ってしまうのだ。
羽生選手の回は、とりとめがなさすぎて自分の
言いたい事が人にまったく伝わらない可能性が
大だが、あくまで記録なのでよしとしよう。
彼の場合は、注目度が今現在ぶっちぎりで高く
あらゆる情報があって何から書いていいのか
わからないくらいだったけど、とにかく来シーズンも
目が離せない。どうなるのか?このまま強さを
保てるのか?保ってほしいけど、強力なライバルが
チャン選手以外にももちろん出てくるだろうし
出てきてほしい。
まだお披露目されてない4回転も習得したとも
語っているし、それはそれで楽しみだ。
でも、個人的な希望としては、それが彼の個性で
あるのかはわからないけど、やっぱり大ちゃんのような
樹くんのような表現力をブラッシュアップして
ほしいなと思う。ジャンプがあれだけ飛べて
そこに表現力がついたら・・・?今は
もう少し上の選手に座布団何枚か取られている
はずですが、そこを強化したらどれだけ
最強になるんだろう?
伸びしろがほんとに大きいゆづるくん。
来シーズンは10月頃から観戦するので、また
すてきなプログラムお待ちしております。
怪我負傷にはくれぐれもお気をつけください。
シーズン通しての成長を勝手に語れるくらい
はまってやります!(何宣言だか?!)
http://www.youtube.com/watch?v=EvsUo5NyC-w
↑2014世界選手権フリー後の得点待ちにてプーさんと握手するゆづるくん
(オーサーコーチがハビエル選手のフォローのため不在だったので)


ソチオリンピック金メダルおめでとう!!





