仕事の「やりがい」って何だろう① | 自分らしく生きていいんだよ。

自分らしく生きていいんだよ。

他人を優先してしまう人生に終止符を打ちたい。
生き辛さを解消して、本当に自分に合った仕事を見つけるため日々邁進中です。

自分なりの自己肯定感の上げ方や趣味の読書、迷走した恋愛についてまったり綴っていきます。

2回目の投稿。


今日は自分の仕事について。

私は入社してからこれまで、何度も転職を考えてきた。(実際は一度もしていない)

人間関係の悩みは尽きず、仲良かった子たちもたくさん辞め、年数が経つにつれて責任も重くのし掛かってくる。正直言うと日々のストレスが辛い。しかし、多分、仕事が嫌いなわけではない。

単に、やりがいを感じないだけだと思う。

一体、やりがいって何だろう? 


答えは、自分の中にある「価値観」だ。


そこに至るまでの過程を自分なりにまとめてみた。

実を言うと、入社当時からすでに仕事にやりがいを感じていなかった。何年か働くうちに自分の理想と現実のギャップに戸惑い…とか、そういう話ではない。

私は自分の意思で進路を決めていない。正確に言うと、自分の進む道に納得はしていたが、「この仕事がやりたい」という気持ちで決めていない。安定、親の意見、今の自分の成績…そういう総合的な視点から進路を決め、そして、それに沿った仕事を選択した。
  
それが悪いことだとは思わない。
だけど、今になって後悔している。

私は仕事に安定や将来性ではなく、「やりがい」を求めていたのだ。

私が学生の頃、まだまだ女性の社会進出はそこまで進んで居らず、結婚して幸せになるのがゴールという風潮があった。少なくとも私はそう思っていた。


両親からは「女の子は笑顔でおしとやかにしていればいいんだから。早く素敵な旦那さんと結婚して幸せになりなさい」と言われ何度もその光景を夢見た。

気の強い女性は嫌われる。男性を立てて一歩後ろを歩くような大和撫子が求められるのだと本気で信じた。

だから、私にとって仕事とは、運命の人と出会うきっかけか、結婚資金を貯めるための手段くらいにしか思っていなかった。


今考えると、他人任せで驚くほど甘ちゃんだ。

だが、時が経つにつれて責任感も出てきて、任される仕事も増えやりがいのようなものも感じられるようになってきた。勉強してみたり、色々挑戦してみたり


…自分なりには努力してきたつもりだ。

ただ、残念ながらどうしても仕事に興味が持てず勉強しようと思えない。工夫してより効率的に進めようとも思えない。毎日毎日同じことをダラダラ繰り返している。

それが嫌なら、やりがいがある仕事を見つけてさっさと辞めれば良い。だが、平凡で何の才能もない自分にとってそれはとても難しいこと。辞める勇気もないのだ。

悩み悩んで転職に関する色々な本を読んでいた。どの本を読んでもイマイチ腹落ちしない内容。で、結局どうやって自分に合った仕事を探すの?を繰り返していた。

ある時、「世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 人生のモヤモヤから解放される自己理解メソッド(著:八木 仁平)」という本に出会った。

そこには自分が一番知りたかったモヤモヤの解決法が書いてあったのだ。私にとって、ものすごく衝撃的な出会いだった。