妊娠と出産と初めてのママ友 その12 | ぽっちゃむの戯言

ぽっちゃむの戯言

慣れない土地で子育て頑張ってるアラフィフの戯言。

お腹が痛くなり始めたのは20時頃。

記録を始めたのは22時頃。

 

この時には1分間隔で痛みが襲ってきていました。

母親教室で買った教科書的な本を見ると、最初は長い間隔から20分、10分と縮まってきたら病院に電話しましょう。的な事が書かれてる。

 

1分なんて・・・すぐ電話して良いって事?!

 

なんて思っていると、10分くらい痛みがなくなる。

そしてまた1分間隔で30秒ほど痛みが続く。

 

隣で寝ていた旦那くんが起きて「大丈夫???」と声をかけてくれたものの、何をしてもらえば楽になるのかもわからず、今の状態がなんなのかも理解できてないので「大丈夫。」とだけ返事。

旦那くんはそのままスヤスヤと眠りにつきました。

 

 

辛いっ。

つらすぎるよぅ泣くうさぎ

 

2時頃まで頑張りましたが・・・

「もう無理っ!」

そう思い、産院に電話してみました。

 

私:「20時頃から痛みが始まって・・・22時頃から1分間隔で痛みがあるんです。かと思うと、10分とか痛みがなくなる瞬間もあるんですけどどうしたら良いですか?」

助産師:「10分とか痛みがなくなるならまだまだですね。それにきちんとお話できているので問題ないと思います。もっと痛みがひどくなったらまた電話ください。」

 

そう言って電話は切れました。

 

もっとひどくなるんだ・・・そして会話もできなくなるんだ・・・。

はぁ・・・。

 

その後も、1分間隔で30秒ほど痛みが続いて10分くらい痛みがなくなる・・・を繰り替えしていたのですが、3時頃から痛みがなくなる回数も減り、痛みがなくなる時間も短くなってきました。

 

外が明るくなり始めた頃・・・

『どこまで耐えたら良いんだろう?!』

 

隣でぐっすりと眠る旦那くんに殺意を覚えました。

『人がこんなに苦しんでいるのに、あの後一回も起きないなんて・・・ムキー

 

 

朝6時。

もう無理っ!耐えられないっ!

 

またまた病院に電話。

今度は会話できない感じで伝える。

私:「4時・・頃から・・・1分・・・間隔・・で痛みが・・・・来ていて・・・辛い・・んです・・・。どうしたら・・良い・・で・・すか・・・。」

助産師:「では、出産の準備をして病院に来てください。」

私:「わ・・かりま・・した・・・。」

助産師:「お車ですか?」

私:「は・・・い」

助産師:「慌てずゆっくり安全運転で来てくださいね。」

私:「は・・・い」

 

やった・・・やったぞ・・・

病院に行けるっ!!!!

安心できる!!!

 

 

隣で寝ている旦那くんを叩き起こす。

私:「ねぇっっ!病院連れてって!!!」

旦那くん:「えっ?!あ。うん。で、俺何を着れば良い?」

 

・・・知るかっムキー

 

 

痛みに耐えながら病院に行く準備を始める。

ゆっくりと旦那くんも準備を始める。

とは言っても、寝てたまんま、部屋着のままで。

病院に持っていく鞄は2っ。

なのに旦那くんが持っている鞄は1っ。

「両方なんだけど。」と言うと、旦那くんはなぜか不機嫌になりました。

 

説明を勘違いしていたらしい。

確かに、「もし、私が一人のときに陣痛が来て先に病院に行ったとしたら鞄は1っだよ。」とは説明したけれども・・・絶望

 

 

10時間痛みと戦いまったく寝られずヘロヘロで、荷物の件もあり、隣でぐっすり寝ていた旦那くんに対して優しくなんて出来ず、病院に向かう車ではず~っと不機嫌でしたてへぺろ

 

 

病院への道のりがこんなにも遠かったと思ったのはこの日が初めて。

「なんでこんな遠い病院にしたんだ!」と自分にイラつきました。笑

 

 

病院へ到着しても旦那くんは相変わらずのんびりで・・・

こっちは痛みと戦って必死に歩いているのにのんびりと歩いてやってくるショボーン

 

もう本当に旦那くんには殺意しかないまま助産師さんのいるフロアに向かいました。

そして、LDRに案内されると何故か「俺ここにいるね!」と離れたところのソファーを指さしている。

 

はあっ?メラメラ何のために病院に来たのっ???

っていうかこの部屋が何の部屋か知ってるよね?!

もうイライラは頂点真顔

 

「一緒に入るんだよ。」

 

そう吐き捨てて、看護師さんについていきました。