女性首長を実現する会 愛知

女性首長を実現する会 愛知

今まで女性首長のいない愛知県に初の女性首長を出そうよ!

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日本の女性首長
(2023.統一地方選後現在 1947年の第一回統一地方選以後)
2020年には、三市、2021年には、五市町村、2022年には、六市区町で、

2023年には

1月に一町、統一地方選では三市三区一村で女性首長が誕生し
現在戦後史上、「女性首長空白県」は全国で、

愛知県はじめ12県です(😢)

 

 

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「女性首長を実現する会 愛知」解散のお知らせ

 

【会を解散いたします】

 2013年1月、愛知県のウィルあいちで「女性首長を実現する会 愛知」の発足集会が

行われてから、およそ8年の歳月が流れました。

「今まで女性首長のいない愛知県に、初の女性首長を出そうよ!」という呼びかけのもとに

スタートしたこの会ですが、今年6月を持ち、解散をすることになりました。

ここにご連絡申し上げます。

 

【8年間の活動内容】

会の趣旨は、まさに呼びかけの通りです。2013年段階で1947年に第1回が行われた統一地方選以降、

一度も女性の首長(知事、市長、町長、村長)が当選したことのない愛知県の

状況を残念に思い、女性首長を誕生させたいと願う有志によって、生まれた会です。

規約の第3条、「目的」にある

「本団体の活動は愛知県、および県内の市町村に女性の首長を実現すること、および女性議員を増やすこと、

並びに地域社会の発展を図ることを目的とする」という文言に沿って、

様々な活動を続けてきました。

規約の第4条(活動内容)にあるように、

〇「女性首長の必要性を伝える広報活動」の項目としては

・会員に対するニュースレターの発行を全24回行いました。

 https://ameblo.jp/quota-aichi/entry-11912182478.html

・Facebookのグループページで、フェミニズムに関する情報を提供、交換しました。

 https://www.facebook.com/groups/175615499277515 

・ML(メーリングリスト)により会員など約180名に、フェミニズムに関する情報を提供、交換しました。

・ブログを開設し、会の活動などを開示しました。

https://ameblo.jp/quota-aichi/

 

〇また「当会の基本政策に賛同し、首長および議員選挙に立候補する女性の支援活動」では、

首長に立候補された女性で、当会の趣旨と一致する政策の候補者の選挙活動に、積極的にかかわりました。

2017年6月に行われた半田市長選挙では、当会が推薦し、ともに選挙戦を戦った浅野まりなさんが、

現職にあと900票足らずの所にまで肉薄するなど、実効性のある活動が出来たのではないかと思っています。

 

〇そのほか、「講演会、政策学習会の開催」では

・当会のアドバイザーをつとめられ、元参議院議員で至学館大学学長の谷岡郁子さんを

 塾長とした「FL(フィーメルリーダー)政治塾」を開催し、衆議院議員の山尾しおりさん、尾辻かな子さんら

をゲストに迎え、愛知県内の女性議員の参加のもと、7回の勉強会を実現しました。

現職議員の参加も多く、議員活動の参考になったのではないかと思っています。

谷岡郁子さんとは、月に一度、「谷岡ゼミ」という勉強会を36回開催して、政治、経済、環境問題への会員の認識を

深める勉強をいたしました。その中から「出前講座」の「井戸端けんぽう」という企画も実現しています。

 

【活動終了の理由】

こうした私たちの活動にもかかわらず、この8年間に愛知県において、とうとう女性首長は

誕生しませんでした。

現在、日本における女性首長の空白県は13県と、2013年1月(20県)に比べ、大幅に減ってきてはいます。

しかし東京、大阪に次ぐ大都市の愛知県で、未だに女性首長が誕生していないことは残念でなりません。

本来「女性首長を実現する会 愛知」は、愛知県での女性首長誕生までの活動を続けるべきでしょうが、

モチベーションの維持が困難な状況となり、会の継続について、運営委員によって何度かのオンライン会議を持ち、

話し合いを重ねて来ましたが、大変残念ながら、会の終了を決意せざるを得ないという意見が多数を占めました。

「一度ここで会を解散し、今までの8年間の活動を、それぞれの今後の活動に活かしていく」ということで、

会の解散を最終的に決定いたしました。

 

また、会の残金「約7万円 (2021年6月1日今後の事務費用支出見込み含む)」については、女性政治家の

支援活動を行っている「女性を議会に!ネットワーク(代表:山盛さちえさん)」に寄付する予定です。

 

会員の皆様の、8年間にわたる様々な活動への支援に深くお礼を申し上げ、改めて、ここに会の解散をご連絡申し上げます。

 

なお、ML(メーリングリスト)、Facebook グループ、については有志個人の管理として継続の予定ですので、

今後ともよろしくご参加ください。

 

2021年6月1日   

「女性首長を実現する会 愛知」

運営委員:伊藤、神永、栗原、小原、髙野、内藤、橋本

共同代表:岡村、岡山、神永、内藤、吉川

SDGs未来都市名古屋の市政を変える!(質疑応答篇)
 
パネリストの発言の後、以下の三つの柱についての意見を聞きました
ダイヤグリーン(1) 名古屋をクールダウンに
岡山=「おかえりやさい」というプロジェクトをやっているが、事業者向けの食品リサイクル法を“見える化”する必要がある。事業者の出すごみには規制とリサイクル義務があるが、家庭から出る生ごみは、単に可燃ごみになっている。昔は家畜の餌にしていたが、今はそれもない。行政はフードドライブくらいしかできる施策がない。
ダイヤオレンジ(2) ジェンダー平等、LGBTQ平等に
岡村=女性を下に見ている人が、DVの加害者であることが多い。根本の意識を変えないとDVもなくならない。LGBTQなどセクシュアルマイノリティを認めるのは、自分の意識の根本を否定しなければいけないので、とても難しいと思う。しかし、名古屋市が少しでも変わると他の市町村にも波及していくので、ジェンダー平等に取り組むのは大切だ。
丸ブルー(3) 子供を名古屋の宝に
参加者=環境学習を時々学校へ出向いてやっているが、その時すばらしい学級に出会うことがある。それは、一つには多様な国籍・人種の子供がいるクラス。そして、子供の数が少ないクラス。やはり少人数と多様性が、子供たちの育ちには必要だと思う、副担任性を取り入れるのもいいのでは。
音符〔休憩をはさんで、会場との意見交換〕
参加者=スーパーなどの買い物で、ラップや発泡性スチロールトレイが邪魔。量り売りにできないのか。
岡山=量り売りについては、1個売りは最近増えてきている。しかし、それを荷物台でロールの袋に入れる。日本でも2020年7月からはレジ袋を有料化するが、2019年のG20で急にバタバタと決めただけで、ロール袋に関してはそのままなど、対策が極めて遅れている。欧州などでは、プラスチックは資源だと思っている。しかし日本では、プラスチックはごみ処理の対象になっている。
参加者=ドイツでは、環境負荷が高いものには、企業がお金を払わなければいけないことになっている。だから、名古屋市がそういうことにすればよいのでは。
尾形=環境税を自治体が決めて取ることはできる。抵抗は大きいとは思うが。
岡山=できると思う。リサイクル法にはすでに一部に環境税(EPR:拡大生産者責任)が入っており、企業や流通業者がすでに払っている。地方公共団体の施設は100%リサイクル品を使いなさいという「グリーン購入法」という法制度もある。そこに、例えばプラスチックの消耗品は買ってはいけないなど、名古屋市独自のものを上乗せするという方法もある。
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参加者=「温暖化についての不都合な真実」という本によると、CO2が原因で地球が温暖化しているというのは嘘ということだ。「不都合な真実」という映画も非常に嘘が多い。また、IPCC(気候変動に関する政府間パネル)は、科学者団体を装っているが官僚が多く、信用できない。環境は大切で省エネはいいことだというが、言いたいことは一つ、CO2を出さないためには原発がいいということ。グレタさんのスウェーデンは原発大国でもある。CO2は必ずしも温暖化の原因とはいえないから、地球環境を言うときは必ず反原発のことも言って欲しい。
尾形=IPCCは化学者の集まりで、言っていることは正しいと思っているし、ゴアの「不都合な真実」も正しいと思う。人類の未来環境を破壊するようなことは間違っているという点では発言者と同じだ。なによりも、原発は絶対に廃棄しなければいけない。私はこれからの人生は脱原発にかけようと思っている。危惧されているように、温暖化対策を原発再稼働の言い訳に使おうという動きはある。脱原発は第一に言わなければならない、さらに省エネにつとめ、再生可能エネルギーへの転換をしていく。
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参加者=今名古屋駅前は、リニアの影響で再開発が進んでおり、壁のようなビルを建てようとしている。リニアのストップは今の時点では難しくなっているが、せめて容積率を昔の数字に戻して高層ビル建設を阻止するような政策をとっていただきたい。また、今の市長がどうしてもやりたがっている名古屋城の木造化、これもやめてほしい。
尾形=リニアには大反対です。名古屋SDGs未来都市の中でも、リニア開業に向けての記述が多く、予算でもリニアに向けた街造り6億7900万円とかの記載がある。名古屋城天守閣の整備にも2億4000万円、これは設計や木材の備蓄だけで、今年の予算で使う。最終的には500億円以上は使うだろうと言われている。とんでもないことで大反対です。容積率についてはよく分からないので教えてほしい。
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参加者=チャレンジに向けてのキャッチフレーズとして、名古屋を面白い街にしようというのはどうか。
また、市長選に向けては、無党派をターゲットにして活動をするのか、革新政党と提携していくのか。さらに、既成革新政党が独自で候補を出した場合はどうするのか。
尾形=今日は選挙の姿勢を問う会ではないのですが、政党との提携などについてはまだ決まっていない。ただ私は、すべての野党に「チャレンジしたい」ということを言いに行った。反応は「えっもう言ってるの」「温暖化(阻止)第一ですかぁ」といった反応で、何言ってるのこの人はといった感じだった。推薦なんていうのはとんでもない、まだまだという感じですね。無党派にするのかもまだわからない。ただ、私は緑の党の共同代表なので、無党派というのは難しいかも。今は、すべての野党の方々と相談して、政策についても教えてもらいたいし、協力していきたいと思っている。
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参加者=ユニオン活動をしているが、パワハラが多く、なぜこんなに寛容じゃないのかという思いをしている。環境も大切だが、人を大切にする名古屋を作っていって欲しい。就業規則にパワハラの防止などが入っていないので、団体交渉も難しい。人を大切にすることが入っていない。そういったことを防止するチェック機能を行政が持ってほしい。
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参加者=今、微生物が分解してくれるプラスチックがあるらしい。ただ高いとか。自然環境に有意なものを使うということで、もっとアピールしてほしい。今スーパーなどで、環境に配慮しているつもりで、発泡性スチロールトレイを外して捨てていく人がいるが、店は迷惑している。
岡山=プラスチックの問題というのは何度かあって、80年代には資源の乱用、90年代には環境保全、今は海洋汚染が問題になっている。生分解性プラスチック(バイオプラスチック)には問題もある。まず、用途が非常に限られる。食品には水分があるのでそれを包むには劣化が激しいので使いにくい。バイオマスプラスチックは主に穀物(デンプンやセルロースなど)から作るので、食品とバッティングする問題がある。ただ、燃やしてもCO2が出ないので、CO2削減にはなる。名古屋市の可燃ごみ指定袋だけをバイオプラスチックにして、1枚15円くらいにしてはどうか。
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参加者=容積率のことは、名古屋市の広報に書かれている。名古屋市都市計画マスタープランでは30年までの都市計画について述べており、パブリックコメントもやっている。これを見ると、ここにいる私たちとは全く別の方向に進んでいることがわかる。名古屋市はここに住む市民のことや、貧困のこととか全く考えていなくて、経済成長や観光客の呼び込みしか念頭にないと思う。しかし今は、とりあえずはパブリックコメントを出すしかないかなと思っている。
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参加者=小・中学校でデートDV防止教育をして欲しい。その中でジェンダー平等などを学ぶことができるのではないか。
また、今保管している名古屋城の木材は、先日消失した沖縄の首里城の再建に使って欲しい。今の名古屋城は市民がお金を集めてきちんと作ったものなので、そのままにして置いてもいいのではないか。
岡村=デートDVというのは、これからパートナーとなる人間関係の在り方につながる問題なので、とても重要だ。その教育をするのは大切だと思う。
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岡村=日本のジェンダーギャップが低いのは、経済分野で男女賃金差別が大きいことにある。男性の賃金が異常に高いから、育休をとるのも女性のほうが多くなる。そしてセクハラ、マタハラも多い。政治分野で女性議員が少ないのも、社会的に女性が男性の下ということがあるから。PTAでも、活動ほとんど女性がやっているのに、会長だけは男性。こういう状況をそのままにしておいて、男女平等だよと子供に言っても、伝わらない。社会が変わっていないからどうしようもない。愛知県に女性首長が一人もいないというのも大きい。トップが変われば市民の意識も変わると思うので、尾形さんには頑張ってほしい。
尾形=「オーガニック名古屋市政の会」というのを立ち上げましたので、皆さんも入っていただきたい。選挙のための会ではなく、市民が集まって名古屋市政を考え、議論をするためのものです。もし今後、「尾形ではなくて、私が」という人があれば、コンペをやって決める。ぜひ入っていただきたい。