長持ちする家にするためにはどうすればいいのかを徹底研究!

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『家』に関係する商品を中心に、とにかく長く使えるもの、お値打ちなものを
お伝えしていきます。


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長持ちする家 研究家 瀬崎です。

本日は破風板について。

破風板とは、「は・ふ・い・た」と読みます。

ちょうど、屋根のすぐ下に設置されている帯のような部分を指します。

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プランによっては、建物の顔と言っていいくらい、外観上のポイントになることもあります。
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ここを綺麗に長持ちさせる事によって、建物は、存在感を出し続けます。

ですので、少し、お金をかけて、耐久性のあるものを選んでおきたいですね。

破風板を塗装で仕上げる場合には、フッ素樹脂系などの高耐久のものを選定する事をお勧めします。
安易に安い塗料で塗ってしまうと、すぐに色が褪せてしまいます。
塗り替えるのは、足場を組む必要があり、施工面積は少なくても、けっこうな費用がかかります。

初めから着色してある、メーカ製の化粧破風板を使用すれば、それだけでかなり長持ちします。
多くの住宅会社が採用しています。


ただ、白い破風板を使いたい方は、それだけでは少し足りません。


破風板についた雨だれが、目立って、ひじょうに汚くなく見えてしまうのです。

この白さも一時です↓
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このような場合、ニチハが出している、マイクロガード仕様の破風板を使うといいです。

外壁にも仕様されているあのマイクロガードの機能が破風板にも備わっているのです。

雨で汚れを流してくれるので、雨だれがつきにくく、綺麗さを維持できます。

破風板の事まで、打ち合わせしている会社は少ないのはないでしょうか?


クオホームでは、実は標準採用しています。

地味な部分なので、HPにも、チラシにも、書いておりません。


「クオホームの家って、何年経っても綺麗だね」

と言ってもらえるように、こまごましたところに手を加えて頑張っております。(笑)


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長持ちする家 研究家 瀬崎です。

今回は 長持ちするベランダについて

最近、大きなベランダを希望する方が多くなってきたように感じます。

ほとんどの木造住宅を手掛ける住宅会社では、ベランダの防水使用はFRP防水という工法で施工されています。
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継ぎ目がないため防水性が高い施工性が良いので複雑な形状に対応できるとメリットもあるのですが、
紫外線に弱い仕上がると硬化するため、建物の揺れや、下地の動きに追随できないというデメリットもあわせもっています。

普通、ベランダは日当たりに良い面に設計しますので、
紫外線に弱いというFRPは、本当に最適な防水工法と言えるのでしょうか?

また、木造の在来工法は良く揺れます。もともとそういう造りなのです。
さらに乾燥収縮します。つまり下地が動きます。
ベランダが大きくなればなるほど、収縮する範囲も大きくなります。
この点においてもFRPは不向きです。

価格面でも問題があります。
初期費用は安いのですが、メンテナンス費を考えると価格も安いとも思えません。

紫外線に弱いという欠点のため、定期的にトップコートを塗り替える必要が出てきます。
早ければ5年、良く持っても10年程度で、時期がきます。

ベランダの大きさにもよりますが、一般的に10万円前後のメンテナンス費がかかります。
それがずっと続きます。

この周期を少しでも遅らせるためには、トップコートに直射日光が当たらないように、タイルや、グリーンマットを敷いておくなどの工夫が必要です。
美観が良くなるだけでなく、長持ちさせるためにも有効な手段です。

すでにFRP防水で施工されたベランダをお使いに方にはぜひ検討して頂きたい部分です。

一方、これから家をお考えに方には、FRP防水ではなく、金属防水工法を推奨します。

スカイプロムナードという金属防水工法は、実績もあります。

こちらは、PVC鋼板という紫外線だけでなく、酸性雨や、塩害にも非常に強い材料を使用しています。また、継ぎ目にゆとりをもたせ「遊び」を作ることで、揺れを解消するように設計されています。
屋上のフラット屋根にも使用が許可されている大変、防水性、耐久性に優れた防水工法です。

屋上緑化にも使用できます!
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保証こそ10年ですが、実際は、もっと長くノーメンテナンスで使用する事が可能です。

初期費用はFRP防水より少しかかりますが、後々の事を考えると、金属防水工法で施工した方が、お得なのははっきりしています。

FRP防水の再塗装等で、将来のリフォーム工事の仕事をもらおうと、わざと金属防水工法をしない工務店もあると聞いています。

本当に残念なことです。


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今回は長持ちする壁をご紹介します。

日本の住宅のほとんどが、現状、室内の壁には「クロス」それも、ビニールクロスを使用しています。

安価ですし、色や、素材も豊富で、手軽に部屋の雰囲気を変えることができます。

しかし、何年かすると、継ぎ目が開いてきたり、タバコなどで色が変色したりと、劣化した時の見栄えがよくありません。

昔の和室のように、しっくいや、じゅらくの塗り壁、最近で言う珪藻土の塗り壁などは、劣化しても味が出て、それはそれでいいものですが、初期コストが少々高めなことと、自分たちで補修や、塗り替えをするにはすこしハードルが高いのが、長持ち視点から見ると、いまひとつ。

そこで、今回、ご紹介するのが、
手軽に塗り替えられる壁材、「オガファーザー」です。

特徴とざっとあげると、

1864年、ドイツブッターバール市のエアフルト社で開発されたウッドチップを、100年後の1964年にエコロジー壁紙として製造販売し、いまやヨーロッパで広く普及している壁材料です。
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化学物質を一切使用していないので、アレルギーに敏感な人でも問題なく使用できます。
アップで見るとこんな感じです。↓ 塗り壁に見えます。
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調湿性・通気性・透湿性・吸湿性を有する「健康的で環境に優しい」塗装用下地壁紙です。
つまり、上塗りが必要です。上塗りには自然塗料「デュプロン」が最適です。
デュプロンは、ローラー等で、簡単に塗ることができます。
子供でも簡単です。自分で塗れば、工事金額もお手頃です。
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長持ちします。正しく施工されたオガファーザーは、 二十年以上も持ちます。

ランニングコストで見ると、大変おすすめです。

日本では、まだ、それほど普及していませんが、これから人気が出そうな予感がしますね。

アメリカの映画を見ていて、子供が家の壁をローラーで塗り替えしているシーンを見たことないですか?

私は、あのシーンが大好きです。
家を大事にしてるという感じが伝わってくるんですよね。

アメリカでは、家は自分でメンテナンスするのが基本です。
きっちりメンテナンスして、中古住宅としての資産価値をあげ、売りに出す。

長期優良住宅の政策を見ていると、日本もその方向へ、やっと舵を取りだしたような気がします。

私達、クオホームの考えている長持ちする家作りも、まさにそこにあります。



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住宅エコポイントが実施されてから、急速に普及したLow-Eガラス。
ガラス膜に金属コーティングすることで作られます。

断熱材にいくらいいものを使用しても、窓の断熱性能が低くては夏涼しく、冬暖かい家にはなりません。
光熱費の削減のためには、窓の性能は非常に重要なポイントです。

その点、Low-Eガラスの入った窓は、断熱性能が高く、エコ住宅にはいまや必須となっています。

正確に言うと、Low-Eガラスは、金属コーティングが内側、外側どちらのガラスにあるかによって、2種類に分けられます。

外側にあるのが、遮熱タイプ
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内側にあるのが 断熱タイプ
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主に遮熱タイプがよく使われます。

遮熱タイプは赤外線を反射させる効果があるため、例えば、夏の西日が入る窓に用いることで、西日の暑さを和らげることができます。

ただし、南面の窓からの採光があまりない、いわゆる日当たりの悪い家は、遮熱タイプを使うと、冬の日光を取り入れることができなくなってしまいます。


このような箇所には断熱タイプを使って、冬の日光を積極的に取り入れ、室内暖房の遠赤外線を室内に反射する事ができる断熱タイプを使用するほうが良いのです。

地域的な問題もありますが、サッシ業者に確認すると、私の住む姫路地域では、Low-Eガラスを断熱タイプ、遮熱タイプと、サッシの設置位置に応じて、変更している工務店はほとんどないそうです。逆に設計事務所のなどは、意識して使い分けているところが多いようです。



工事店側の打ち合わせ時間の短縮、設計者の知識不足、いろいろな理由が考えられますが、 
あきらかに日光を取り入れた方がよい場所で、お客様の意見も聞かずに遮熱タイプを設置するのは、どうかなと思います。


メリット、デメリットを説明したうえで、一緒に家作りを進めていく。

その姿勢こそが一番、住宅を供給するものとして、大事な事ではないでしょうか?



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大手ハウスメーカーでは高すぎる。でも「ただ安いだけの家」では不安。
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誰もが知りたい断熱材 ここだけの話。セルローズファイバー編です。

セルローズファイバーとは、

セルローズファイバーとは、天然の木質繊維のことです。
新聞紙を細かくしたものと言ったほうがわかりやすいでしょうか?

日本ではあまり普及していませんが、アメリカですべての断熱材の中でトップシェアをほこっています。

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天然繊維であるセルローズファイバーは、無機繊維より優れているところがたくさんあります。
(ちなみに、無機繊維とはグラスウールや、ロックウールに使われている繊維です。)

その一つに自然が作った小さな空気の粒にあります。 太さが均一で、硬い針のような無機繊維に比べてセルローズファイバーは、様々な繊維が絡み合っています。
この繊維の絡み合いが空気の層をつくることはもちろん、1本1本の繊維の中にも自然の空気胞が存在しているのです。
この空気胞の存在がより一層熱や音を伝えにくくします。
さらに木質繊維特有の吸放湿性で、適度な湿度を保ちます。

では、実際、断熱性能はどれくらいのものなのでしょう?

熱の伝え安さの指標でもある熱伝導率で比較してみましょう。

ネオマフォーム(フェノールホーム) ・・・・・・・・・・・・・・・ 0.020W(m・K)
カネライトフォームスーパーE3(押出法ポリスチレンフォーム)・・・・ 0.028W(m・K)
フォームライトSL(硬質ウレタンフォーム)・・・・・・・・・・・・・・ 0.034W(m・K)
ロックウール(無機繊維系)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 0.038W(m・K)
高性能グラスウール16K(無機繊維系)・・・・・・・・・・・・・・・・ 0.038W(m・K)
セルローズファイバー(有機繊維系)・・・・・・・・・・・・・・・・・ 0.040W(m・K)

数値が低いほど、熱を通しにくいことになるため、熱伝導率だけで見ると、セルローズファイバーは最も性能が低いと言わざるを得ません。

家全体の断熱性能は、断熱性と気密性、両方で評価されるものです。

セルローズファイバーで、施工した家は、気密性能が非常に高くなります。

綿状の繊維を現場で吹き込んでいきますので、ある程度細かいところまで充填することができます。(現場発泡系の断熱材ほど細かい部分には施工不可)

グラスウールや、ロックウールのような無機繊維系断熱材には、壁内結露等が起こった際に、性能が落ちてしまうという事がありますが、セルローズファイバーには、それ自体に、優れた吸放湿性能を持っているため、本体内部で処理できるという長所があります。

デコスドライ工法という工法で施工すれば、無結露20年保証
がつきます。 これはメーカーの強い自信がうかがえます。

デコスドライHPより引用
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もう一つ大きな長所として、吸音性能・遮音性能の高さがあげられます。

他の断熱材もある程度の吸音効果・遮音効果はあるのですが、

セルローズファイバーの性能は飛びぬけています。

防音と同時に断熱をお考えの方には、候補の上位にあげていいでしょう。
カラオケルームや、シアタールームなどでは、非常によく使われています。

問題となってくるのは、価格です。

アイシネンと並び、価格的には最高ランクになります。

アイシネンもセルローズファイバーには劣るものの、防音性能も高い断熱材です。

防音にそれほどこだわりがないのであれば、アイシネンもしくは、硬質ウレタンフォームで施工する方が、いいかなというのが私の感想です。

関連資料
誰もが知りたい断熱材 ここだけの話 グラスウール編
誰もが知りたい断熱材 ここだけの話 カネライトフォーム編
誰もが知りたい断熱材 ここだけの話 硬質ウレタンフォーム編
誰もが知りたい断熱材 ここだけの話 ロックウール編
誰もが知りたい断熱材 ここだけの話 アイシネン編




クオホーム 価値ある品質を追求する家づくり

大手ハウスメーカーでは高すぎる。でも「ただ安いだけの家」では不安。
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誰もが知りたい断熱材 ここだけの話。 アイシネン編です。

まず、アイシネンという断熱材をご存知でしょうか?

アイシネンは、軟質ウレタンに分類される、現場発泡施工の断熱材です。

見た目には、硬質ウレタンフォームに非常に似ています。

関連資料
誰もが知りたい断熱材 ここだけの話 硬質ウレタンフォーム編

ですので、硬質ウレタンフォームの長所である

・細かい部分まできっちり施工できる
・気密性が高い
・熱橋部分をしっかり断熱できる
・躯体の動きに追随できる


という点はもちろんそのまま受け継いでいます。

これから先はプラスアルファの部分をお話します。


アイシネン資料より抜粋
・1986年に「*R2000基準」を達成しています。
・販売実績は北米で20年以上、日本でも今年で13年となります。
・気密・断熱・防音を1つの素材で実現できる
・地球環境に配慮した商品である
・躯体内結露しない
・性能劣化しない
・室内空気室を汚染しない
・自己消化性素材である
・水に強い
・専門教育を受けた認定資格者が施工する


*R2000基準とは、

 R2000とは、断熱と気密が高いレベルで構成された、カナダの住宅基準のこと。
「紀元2000年までに全ての住宅の外壁の断熱性能をR-20以上にして、家庭で消費する暖房費を1/4以下にしよう」という、カナダのエネルギー省が1990年に開発したのが「R2000住宅」です。「R2000基準」という言い方もあります。
各部位の断熱性能をカナダではR(熱貫流抵抗)値で表し、日本ではK(熱貫流率)値で表現します。また、カナダではフィート、日本ではメートル単位であるため、日本流にいえば、全ての外壁のK値を0.244以下にしようとするものです。
省エネ性や換気システムなどにも対応し、北方系住宅の国際基準のひとつになっています。

アイシネンの資料ですので、当然といっては当然なのですが、硬質ウレタンフォームにはないアイシネンの優位性をアピールしています。
しかし、こうした多くの比較DATEで多いのが、他の商品の悪い部分だけを集めてくるという手法です。

実際、硬質ウレタンフォームでも、フォームライトSLや、アクアフォームは、
アイシネンが優位性をうたっている多くの部分をクリアしています。

クリア箇所
・気密・断熱・防音を1つの素材で実現できる
・地球環境に配慮した商品である
・躯体内結露しない
・性能劣化は少ない
・室内空気室を汚染しない
・自己消化性素材である
・水に強い


では、実際に違うのはどこなのか?

それは、実績と、保証です。

これまでに、積み上げた施工実績は、それだけ多くのノウハウを所持していると言う事です。
だからこそ、発泡系断熱材で、唯一「生涯品質保証制度」を実施する事ができているのです。

それだけ商品に自信を持っているという裏付けです。

アイシネンが優れた断熱材だという点に異論はありません。

あとは性能と価格のバランスです。

アイシネンは、フォームライトSLの約2倍の費用がかかります。

35坪の家で、およそ35万円ほどの価格差があります。

これをどう捉えるかです。


*補足 アイシネンの防音性能は、アクアフォームや、フォームライトSlに比べ非常に高いものです。セルローズファイバーには及びませんが、防音・遮音効果も十分期待できます。




関連資料
誰もが知りたい断熱材 ここだけの話 グラスウール編
誰もが知りたい断熱材 ここだけの話 カネライトフォーム編
誰もが知りたい断熱材 ここだけの話 硬質ウレタンフォーム編
誰もが知りたい断熱材 ここだけの話 ロックウール編
誰もが知りたい断熱材 ここだけの話 セルローズファイバー編





長持ちする家 研究家 瀬崎です。

誰もが知りたい断熱材 ここだけの話 ロックウール編

ロックウールとは

ウィキペデイアより引用
玄武岩、鉄炉スラグなどに石灰などを混合し、高温で溶解し生成される人造鉱物繊維である。建築物などの断熱材や培地として広く用いられるほか、吸音材としても用いられている。耐火性にも優れていることから、アスベストの代替材として広く使われるようになった。主成分は二酸化ケイ素と酸化カルシウムで、単繊維径は3~10μm。

吹き付け用(湿式施工)と成型品(乾式施工)がある。また成型品には施工を容易にするために、ビニル袋に包んだ製品も多い。 700度まで形状を維持できるだけの耐熱性能があり、400度までのグラスウールよりも性能が良いが、ビニル袋やバインダーとして使用される接着剤のために火炎によって黒煙を発生する点はグラスウールと同様である。水に対してはグラスウールよりも非常に良好で撥水性があり吸湿性が低い。グラスウールには無いアルカリに対する耐薬品性がある。価格はグラスウールよりわずかに高価となる。


ロックウールという断熱材は、無機繊維系断熱材に区分され、グラスウールと同じ仲間になります。

性能も非常にグラスウールに似ています。
以前にグラスウールについてまとめたレポートがありますので、まず、そちらをご覧下さい。

関係資料

誰もが知りたい断熱材 ここだけの話 グラスウール編


グラスウールと同じで、施工性に問題があります。
筋違い部分や、窓廻り、コンセント付近など、かなり細かい作業が要求されます。

よほど、断熱施工の意識の高い大工さんか、しっかり指導できる工事監督がいないと、まともな施工はできません。きっちり施工・管理できたとしても、気密性という面から言えば、他の断熱材より、見劣りしてしまうのは否めません。

それに、価格の面でも、グラスウールほどの安さもありません。

さらに言うと、圧縮率、製品の復元率が低いため、グラスウールのように、一梱包に多くの枚数をセットすることができません。

物の移動手間や、保管場所の事を考えると、大きなデメリットです。

硝子繊維協会HPより引用
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あくまで個人的な意見ですが、ロックウールを使用するメリットはまったく考えられません。

関係資料

誰もが知りたい断熱材 ここだけの話 グラスウール編
誰もが知りたい断熱材 ここだけの話 カネライトフォーム編
誰もが知りたい断熱材 ここだけの話 硬質ウレタンフォーム編
誰もが知りたい断熱材 ここだけの話 アイシネン編
誰もが知りたい断熱材 ここだけの話 セルローズファイバー編


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長持ちする家 研究家 瀬崎です。

木造住宅では、建築基準法施行令で、

筋違い及び土台のうち、地面から1m以内の部には、有効な防腐措置を講ずるとともに、必要に応じて、しろありその他の虫による害を防ぐための措置を講じなければならない。

と定められています。

つまり、土台部分だけ防腐・防蟻処理するだけでは、駄目だと言う事です。

最近主流になっているのは、土台部分(土台・大引き)は、工場で薬剤をあらかじめ注入したものを使用し、柱、筋違等は、棟上げ後、薬剤を散布する流れです。

少数ですが、土台、大引き等の薬剤処理を現場しているところがありますが、やはり、ヒューマンエラーや、施工性の悪さからおすすめできません。

土台の薬剤処理に終日立ち会っている工事監督も少ないと思いますので、ここは、工場で処理してくる方が、間違いがないでしょう。

今回、お話したいのが、土台より上の部分です。

最近では、構造用合板をすじかいの代わりに使用する事が多くなってきています。
筋違の代わりですから、当然、この構造用合板にも薬剤処理をする必要があります。

ここで、重要になってくるのが、薬剤を散布するタイミングです。

柱の外周面に、薬剤を散布する前に、構造用合板を貼ってしまうと、外周面に散布できなくなってしまいます。
正しく施工するためには、まず構造用合板を貼る前に柱の外周面に散布し、同時に一回部分に施工する構造用合板にも散布するという手順が必要になります。

これは、かなり作業性が悪いため、実際、この通り施工できていない会社も多いのではないかと推測されます。

第3者機関のチェックでは、ここはほぼノーチェックで進みますので、誰も指摘することなく工事は進んで行ってしまいます。

やはり、土台部分と同じで、柱や筋違、構造用合板も、すでに薬剤処理が終わったものを工場から仕入れて使用し、現場で散布するという工程を省くことが、確実な施工につながります。

人に頼る部分、管理が必要な部分を少なくすることが、結局は、確実な施工への近道なのかなと思います。



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長持ちする家 研究家 瀬崎です。

毎日、長持ちに関する情報を集めている私です。

集めているうちに、ちょっと違うものも集めてしまいました。

「なが餅」
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ウィキペディアから引用

<なが餅(ながもち、永餅、長餅)は、四日市市の笹井屋が製造、販売する餅で、餡を包み、細長く薄く延ばして火で炙った餅菓子。
笹井屋が日永の下り立場の地にあったことから、「永餅」と命名したという。古くは、このような形態の餅は一般に、砥石の形に似ていることから砥餅(ともち)、あるいは、牛の舌に似ていることから牛の舌餅と呼ばれた。
同形態の餅は、三重県内の旧東海道と旧伊勢街道沿いに広く分布し、桑名市には天文11年創業の安永餅(永餅屋老舗)、四日市市には慶応4年創業の太白永餅(金城軒)があり名物になっている。笹井屋は天文19年(1550年)創業で、現存する店の中では最も古いと考えられる。

この写真だけで見ると、あまり美味しそうには・・・

しかし、何かの縁を感じます。

長持ち研究家であって、なが餅研究家ではないのですが、食べないわけにはいけません。

さっそく注文しておきましたので、また、お味はご報告いたします。
お楽しみに


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長持ちする家 研究家 瀬崎です。

今回は、長持ちウッドデッキの最終兵器をご紹介します。

ウッドデッキで、長持ちすると言えば、まずウリンが有名です。

ウリンは、海岸の側に設置しても30年以上持つと言われるほどの耐久性の高い樹種です。

しかし、それは材料が腐らないという意味での30年です。

経年変化で、塗装は白っぽくなってしまい、定期的な塗り替えが必要になります。

このように色味がなくなります↓
$長持ちする家にするためにはどうすればいいのかを徹底研究!


塗り替えが苦にならない方には、まさにウリンは長持ち素材です。

しかし、そうでない方には、おすすめできません。

色褪せたウッドデッキが目に浮かびます。せつないですね・・・

今まで、そういう方には、樹脂製のウッドデッキで、なるべく木の質感が出ているものをおすすめしてきました。

しかし、この商品を知ってからは、こちらをすすめています。

アセチル化木材 アコヤです。

おそらく知っている方は少ないと思います。
木材を扱った仕事に就いている方でさえ、知らない人の方が圧倒的に多いでしょう。

以下アコヤHPより参照
$長持ちする家にするためにはどうすればいいのかを徹底研究!

難しいですね(笑)

私も担当の方の話を聞いていて、ついていくのに必死でした。

アコヤというのは樹種ではなく、化学的に変化させて、性能を飛躍的に高めた木材なんですね。

アコヤの特徴↓
$長持ちする家にするためにはどうすればいいのかを徹底研究!


数ある優れた性能の中でも、特に素晴らしいのが、塗装の耐用年数の長寿命化です。

この観測結果を見てください。
$長持ちする家にするためにはどうすればいいのかを徹底研究!
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どうですか? すごくないですか? 塗り替えなくても大丈夫なんです!!!

本当に画期的な技術です。

もう少し、早く「アコヤ」を知っていれば、私の家でも採用していたのに、大変残念です。

ちなみに、私は定期的な塗り替えなど絶対できない人間ですので、樹脂製のウッドデッキをつけています。

最初にかかる費用は、少し高価ではありますが、これこそ長い目で見てお得な商品です。

これからアコヤの展開に非常に期待しています。

担当の方が、商品の説明をする時のうれしそうな顔が忘れられません。

本当にいい物を売っているという自信のようなものが感じられました。

私としても、ぜひ使って欲しい商品ですので、興味のある方は、瀬崎までご連絡下さい。

最初の1名様のみ格安でご提供します!

その代わり、定期的に写真を撮りに行かせて下さいね。


最後にアコヤの施工事例をあげておきます。(こちらもHPから引用)
$長持ちする家にするためにはどうすればいいのかを徹底研究!

もっと詳しくアコヤを知りたいかたは→リンク先 http://www.woodwise.jp/accoya/



クオホーム 価値ある品質を追求する家づくり

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