Q:真珠の取引に用いられる重さの単位…… | くいぞうの1人クイズ研究会

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くいぞうがどこかで出題された問題や自作問題を解説する自己満ブログです。

Q:日本古来の単位で、6月の誕生石、真珠の取引に / 現在も用いられている重さの単位は何でしょう?

[アタック25 2016/06/05]

A:もんめ

【考察】
アタックでの出題。

時期的に、6月中に紹介すべきネタを。

計量の基準を定めている日本の法律「計量法」では、国際単位系(SI)が採用(*1)されているが、歴史的経緯などからいくつか例外があり、この「もんめ」もそのひとつ。

真珠が日本の特産品であったことから、「もんめ」が国際的に使用されるため、日本の計量法でも以下とともに例外的に使用が認められている。

宝石:カラット
真珠:もんめ
金貨:トロイオンス

で、上記にもわざわざ「もんめ」とひらがなで書いているように、単位として正式には「もんめ」であり、「匁」は(今も取引上で有効な単位としては)誤りということになるらしい。

[もんめ、匁]
・尺貫法での質量の単位
・語源:一文銭の目方 = 文目 から
・現在は真珠の取引のみに使用
 → 記号は「mom」
・1もんめ = 3.75g
・1匁 = 1⁄1000貫 (*2)
・現在発行されている五円硬貨は1匁(3.75g)


最後に「発展」として、史上最強のクイズ王で出題された問題を付す。

問題文は、放送時に出たテロップではなく、石坂浩二氏が読み上げられたように書いているが、「もんめ」の表記が漢字になっているのはテロップの表記に従った。

ちなみに、本問は当時チャンピオンの西村顕治氏が誤答し、挑戦者の水津康夫氏が正解している。


(*1) 長さ:メートル、質量:キログラム、時間:秒など。
(*2) 現在の「計量法」より前の、明治の「度量衡法」による。


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【発展】
Q:真珠の重さを計る国際的な単位は、日本の尺貫法で使用されております「匁」ですが、さてこの「一匁」とは一体何グラムでしょう?

[第3回 史上最強のクイズ王決定戦 決勝]

A:3.75g