関連記事 油壺で笠懸見物 2012年版 Part1 の続編です。
油壺で笠懸見物
(2009年版)もヨロシク
三浦市で開催される「笠懸」見物記事2012年版のPart2。
今回は低い的を射る場面です。的を射るまでは的の周辺に
焦点を合わせて連射撮影したので、的から遠い位置での
馬と射手はちょっとボケています。私の技術で被写体を
追いながら連射したら上手くいかないと思ったので、
このような撮影手段をとりました。パラパラ漫画風に
楽しんでいただければ幸いです。
的を射た直後までは良かったのですが、やはり動く被写体を
追いながらの連射撮影は難しい。しかし下手に動画や実際の動きを
生で見るより、こうして連射しての写真を並べてみた方が、
一連の動作が良く分かります。動きが速いため、
かなりの動体視力の持ち主でないとこうした一連の動作の流れを
正確に把握するのは難しいですからね。
恐らくこうした低い的を射る動きは、戦場ではほとんどなかった
ように思います。戦場ではこんなに接近してから矢を射る
必要性も乏しいと思うし...。
個人的な考えですが、この低い的を射る時の動作は狩猟時の
動きと思われます。馬上で行う狩猟であれば、標的に対して
こんな感じの追い込み&攻撃をしたと考えると非常に合点がいきます。
獲物は兎や鹿が主なものでしょうね。戦場での合戦よりもこうした
狩猟の方がずっと武士の日常的なものであったでしょうし。
そんなことを考えながらの「笠懸」見物&写真撮影。
画質モードを高くすると連射の速度が落ちるため、一番低い画質
での撮影でありました。それでも的を射る前後ではもうちょっと
速い速度で多くのコマ割りが欲しくなる。そのあたりがカメラの
性能云々の話になるのでしょうね。こんなことを気にするように
なったワタシは、本来なら上位機種の購入を検討すべき段階に
なってきたのかもしれません。先立つものが無いため、現在のところ
そういった予定は全くありませんが...。
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