撮影日時2012年5月27日(日)
昨日に三浦市の油壺荒井浜海岸で行われた「笠懸」を
見に行ってきました。というよりは撮りに行きましたといった方が
より事実に近いですな。鎌倉在住時は自転車でも行けた三浦市
ですが、千葉の実家住まいである現在はそうもいきません。
朝6:30頃の電車に乗って出かけ、最寄り駅である三浦市の
三崎口の駅に着いたのが10:00頃、バスに乗って油壺に着いた
のはもう10:30過ぎでした。今回わざわざ長旅をして笠懸見物に
出向いたのは、三浦氏滅亡時の攻防戦の舞台になった新井城址を
見るためでありました。油壺と現在呼ばれている一帯にあった
新井城址ですが、その中枢部分であった場所に現在東大の
海洋研究所があります。そのため普段は一般公開されていない
のですが、今回は特別に見学可能ということもあり、近年城址に
目覚めた初級城マニアの私にとって見逃せないイベントであった
わけです。そのあたりは別記事で触れるつもりですので、
この記事では「笠懸」撮影の成果をご披露します。
関連記事 油壺で笠懸見物 (2009年版)
にて「笠懸」について細かいことは書いてあるので、
細かい説明は省きます。今回騎射の技を披露してくれたのは
武田流の方々。HPは 社団法人大日本弓馬会
です。
まずは「笠懸」開催前の儀式から。古式に則って行われている
とのことですので、鎌倉武士達が技を披露した際にも、こうした
儀式はあったのでしょうね。
横須賀の手造り甲冑隊の皆さんも友情出演。
ちょっとお歳を召した方が多いところはご愛敬。
祭壇まで造って、神主さんと巫女さんらしき方が神事を行っています。
射手の方も参加。神事の無事遂行を祈願します。
神事の後の射手と馬の披露。やっぱりカッコいいですな
今回は射手7人のうち女性射手が2人参加。アナウンスで
「籠手か何かに家紋をあしらうことになっているが、
初陣(初めて射手を務めることでしょうね)から一年未満の人には
それが許されていないので、今回が初陣の人にはそれが
ありません」といったことを言ってました。確かこの二人のいずれか
が初陣であったという流れでそういったことを言ってましたね。
ナルホドなぁ...。
ようやくメインイベントの騎射シーンです。
いやあ、お見事ですね。この荒井浜で開催される笠懸では
行きで「流鏑馬」同様の高い位置の的を射て、帰りでは低い
足元の的を射る形式で行われます。帰りの低い的を射る
シーンは、続編にてお届けします
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