福岡サバゲの2日目は、
サバゲーランド新宮フィールド。
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ホテルでの優雅な朝食バイキングを済ませ
ウォーズマン号で目的地に向かう道中、
突然ウォーズマンがこう切り出した。

「実は今日、サバゲ行くことを嫁さんに
言ってなくて、今からちょいと嫁にサービス
してくるから、お前らでサバゲしててくれ」

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「な!なんだってーーーぇ!!!」

ウォーズマンは我々を降ろすと、そのまま
コストコ福岡方面へ消えて行った・・・。

まぁ、カラシ氏もマッチ先輩もいるし、
4人いれば、きっとなんとかなるでしょう。


実際サバゲは、なんとかなっていた。

前日の耐久サバゲが、みんなにとっての
良い訓練になっていたせいなのか?
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(⬆︎耐久サバゲでのマッチ先輩の勇姿)

我々4人はサクサクと敵の防衛ラインを、
突破して、時には連携プレーもキメていた。

フィールド側も戦闘状況を判断して、
こちら側の数名を相手チームに移籍させ、
戦力バランスの調整をし始めたようだった。

それ自体は、サバゲによくある事なので、
こちらとしては一向に構わないのだが、
この後の、マッチ先輩の衝撃的な一言で
チーム内に予想外の戦慄が走った。

マ「軍曹・・・なんかちょっと・・・
      指の関節が変な方向に曲がるんよ」

十「え?どんな感じですか?」

マ「中指なんだけど、ホラこんな具合に」

ぐにゃっ

(マッチ先輩が中指を曲げた際のイメージ⬇︎)
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十「うぎゃ!!何それ!?怖い!怖い!」

アナルにブッとい氷柱を挿し込まれたような
恐怖映像に、タマ袋が一瞬で引き締まった。

最初のゲームで派手にすっ転んだときから、
中指にずっと違和感を感じていたらしい。

マ「でも痛みとか全然無いんよね〜」

ぐにゃっ

十「わかりましたから!自らすすんで、
       指を折り曲げるのは止めて下さい!!」
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マッチ先輩は負傷兵として戦線離脱。
診断結果は中指骨折&靭帯断裂だった。

これでチームの戦力は40%減。
午前中からこのマイナスは痛すぎる!


残っているのは、カラシ・小隊長・十兵衛の
ドロンボ〜一味のようなビジュアル3人組。
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負けたら、三人乗り自転車で逃げよう!!

といったところでお昼休み。
コストコからウォーズマン夫婦が戻って、
お昼ごはんを差し入れしてくれたものの、
「この後、子供たちの学校にお迎え行くから
もうちょっと待っててくれよ。んじゃ!」と
またもやウォーズマン号は行ってしまった。

味方の人数は少ない・・・だがしかし!!
上手く立ち回れば勝てない相手でもない。

確かに少し不利な状況ではあるけれど、
それで勝ったらもっとワクワクするだろう。

立ち去る前に、ウォーズマンがこう言った。
「お前ら発奮しているか?」と。

☆発奮(はっぷん)とは?「何らかの刺激に
よって、精神や肉体が奮い立つ状態の意味」

つまりはこんな感じだな⬇︎
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人は発奮することで、事故から生還したり、
不治の病の進行をストップさせたりなど、
アドレナリンやドーパミンが大放出されて、
肉体に奇跡が起こせるという。
(今この言葉がウォーズマン的に大ブーム)

つまり理屈は置いといて、発奮することで
潜在能力を開放してサバゲせいゃボケェ!と
言い残して、ウォーズマンは去っていった。

我々は昨日の耐久サバゲを思い出し、
各人のアドレナリンを高めていったが、
現実はそんなに甘くはない。

「負けないサバゲ」は出来ているものの、
そうじゃないんだよ!!やはりあと1人、
呼吸を合わせられるメンバーが欲しい。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

陽が傾きかけた、夕暮れの一歩手前。
フィールド運営のアナウンスが入る。

「〜そんなこんなで、本日のサバゲーも、
残すところあと2ゲームとなりました〜」

くそ〜!不完全燃焼でモヤモヤするぜ!!
完全制圧のサバゲで今日を終わりにしたい。

と、思っていたそのとき・・・。


「軍曹〜〜〜!待たせたなぁ〜〜www」
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鬼の副長 ウォーズマンが帰ってきた!!

「待たせ過ぎじゃ!ボケェ〜〜www」
相棒の帰還に、私は思いっきり喜んだ。

W「作戦は?」

十「ラスト2ゲームの目標は完全制覇で!
       突入のサインは『わっしょい』で行く」

W「いや!!軍曹〜!!そこは今回
       『ボリショイ』で行こうぜ〜〜!!」

突入サインは『ボリショイ』に変更された。

これって普通に「突入!」って言ったら
相手にこっちの動きがモロバレするからね。
(前日のサバゲで、実際そういう人がいた)


ラス前の1ゲーム目がスタート!!
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小隊長が攻める!カラシが撃つ!
ウォーズマンが狩る!私が剥ぎ取る!
(モンハンかよ!!!)

敵の半数以上を弱体化させた直後、
私は「ボリショイ!」のコールをかけた。

敵の頭の中に「?」マークが浮いた途端、
3方向からメンバーが突入を開始。
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火力にモノを言わせたサーチ&デストロイ!
言いたか無いが、撃たれた人は運が悪い。

残り3分です!フラッグは確保しているが
「軍曹!あと一人隠れているはずだ!!
   残りもガッツリと殺っちまおうぜ!!」
ウォーズマンが発奮してイキまくっていた。

そして最終ゲーム。

これは、残酷な地獄絵図だったとだけ
言っておきます。文章では伝えられません。
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だいたいこんな感じの掃討作戦が、
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敵の陣地の真っ只中で行われました。
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おかげで完全燃焼できました。



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福岡の皆さま、また遊びにいきますね。
本当にどうもありがとうございました。

というワケで、
私たちは東京に戻ったんですが、

実はこのゴールデンウィーク、
後半は「狙撃分隊のロシア帰り」こと
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つーか正確にはもう上陸しておりますので、
あと数時間後に、また福岡がエライことに
なるであろう事態が予想されます。

その辺りの話は、いずれカラシタカナ氏が
ブログに書くと思いますので ( ̄▽ ̄)
私は高見の見物で、楽しませて頂きます。


2017.5.6追記(リンク)




おしまい。