黒澤明の名作『七人の侍』を観た。

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「村を盗賊から救う為にプロを雇う」
という、後のマンガやドラマに膨大な
影響を与えた原点がコレ。
(ワイルド7や、オーシャンズ11とか
ONE PIECE などもたぶん・・・。)

なのに私、実はこの映画を観たのが、
初めてだったんですよ。
レンタルしようとは思ってたんですが
3時間半の大作なもんで、借りるにも
それなりの意気込みが必要でして。

しかし観てみたら、かなり面白くて。
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「あと30分長くてもいいなぁ~」
なんて言い出す始末でした。

んで、それとは別に
『ティアーズ オブ ザ サン』っていう
戦争映画も借りましてね。
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米軍の特殊部隊が作戦命令を無視して
30名の部族民を国境まで護衛する
「アメリカ万歳」な話なんですけど、

本部の命令を無視した隊長に、部下が
「なぜ・・・あなたは彼らの為に戦お
うとしたんです?」って質問すると、
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「俺にも・・・良くわからん・・・」
って答えるシーンがあるんですよ。

多分この人、出撃前の艦内で
DVDを観ちゃったんでしょうね。
『七人の侍』を・・・。

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この構図みて、確信しましたよ。

ウォーターズ大尉が坊主頭なのも
「七人の侍」の影響だろ!
お前!やらかしてくれてんなぁ!!

雨の中で戦うシーンとか、
最後に味方が半分くらい死んでしまうとか
見比べればなかなかこの映画もクロサワ風!
ちなみにこの映画、政府軍のならず者が
民族浄化と称して村の女性の乳房を斬り、
子育てをさせないというクソ残虐シーンが
ありますが、タクティカル用語によくある
『カッティングパイ』って
決してそういう意味じゃねぇからな。

お前ら間違えんなよ。
と、不謹慎な感じで今日はおしまい。

※100回目の連載がこんなネタでごめん。