ブログでは、同じ内容はなるべく載せないようにしようと思っているのですが、
どうしても個人的な好き嫌いで行く場所が決まってしまうため、ふたたびこの
場所の紹介となってしまいました。
東京は六本木、国立新美術館。
大人の街、六本木ですが、時期はゴールデンウィーク。子どもがたくさん。
ミッドタウン地下のモニュメントは、遊び場と化していました。

それを横目に、お目当ての美術館へ。ここはさすがに落ち着いています。

今回見に来たのは「カリフォルニア・デザイン 1930-1965 -モダン・リヴィングの
起源-」展。どこかで広告を見て以来、ずっと気になっていた企画展です。

展示場内は撮影禁止ですが、美術館のウェブサイトにいくつか作品が紹介され
ており、またインターネットで検索すると、許可を取って撮影した方の写真があり
ましたので、そちらで作品を鑑賞することができます。
前回とは違う場所を撮った美術館内の風景。整然としているというか、躍動感が
というか…とにかく素敵なデザインです。

毎度のごとく、この美術館に行くとほぼ 100% 行くお店へ。

「ポール・ボキューズ ミュゼ」です。

よく映画館から出てくる人で、見てきた映画の主人公に感化されて、ロッキーを
見ればシャドウ・ボクシング、スターウォーズを見ればダース・ベーダーのような
息づかいをする人がいますが、私もデザイン展を見て感化され、ついついこんな
写真を撮ってしまいました。

念のため、書きますと、ただのコップです。コップの影を見ていたら、急に何か
に乗り移られたように、この写真が撮りたくなりました(苦笑)。
さて、肝心の料理です。前菜は「豚肉のゼリー寄せ ソース・レムラード
甘酸っぱいギリシャ風野菜のマリネと一緒に」
豚のタンなどのゼリー寄せです。中華料理の前菜に似たものがあったと
思いますが、中華のようなフレンチのような感じで美味しかったです。

続いて、スープ「カリフラワーの温かいスープ」。
カリフラワーの味がしっかりしていました。ブイヨンがいいのか、クリーミー
ながらもカリフラワーの味が引き立っていました。野菜のボタージュなどは
割とどこでもメニューでありますが、野菜の風味がほんのりしていることが多い
ので、これは印象に残りました。

魚料理「アイナメのプランチャーソテー ソース・マトロート グリーンピース
のフランと季節野菜を添えて」
アイナメは、ほくほくした焼き具合でした。家の近所ではアイナメは手に
入りませんし、家で作ると、こんな風に上手に焼けないので、これは食べて
良かったと思います。グリーンピースのフランは少し固めに仕上がっていて、
フォークでも食べられました。

肉料理は、「牛フィレ肉のグリエ 赤ワインソースとにんにくのムースリーヌ
ミニチンゲン菜とじゃがいものドフィノワと一緒に」
実は、この料理は本来のコースの料理ではなく、「貴婦人と一角獣展」と
同じく館内で開催していた絵画展とコラボしたコースの料理ですが、
アラカルトで頼みました。シェフがタペストリーに描かれた要素を表現した
もののようですが、絵画展を観ていないのでピンときませんでした。

デザートは「りんごのタタン シナモンのアイスクリーム添え」。
リンゴは、カラメルで味付けしてあるため苦味と甘さがあって、キャラメル
の苦いのが好きな私にとっては気にいった一品でした。シナモンは、
それほどシナモンの香りが強くなくクリーミーなので食べやすいと思います。
私は、シナモンが好きなので、もう少し毒々しいほうが良かったため、少々
残念でしたが、リンゴのタタンの味付けが濃いので、これでバランスを
取っているのかなと思いました。
紅茶はセイロンティーでした。


ふと周りを見ると、空が暗くなっていて、お店や館内の雰囲気も落ち着いた
感じになってきました。

お店を出た美術館の出口で見かけたデザイン展の案内表示。
文字や写真はアナログ風なのに、それがいかにもデジタル風な表示を
されているという対比が面白かったです。

美術館を出たところから見た六本木ヒルズ。ビル屋上の右のランプが
虹色できれいでした。

辺りには夜の美術館の建物の写真を撮っている人も。

まもなく本日の閉館の時間です。

またいつか、素敵なデザインとの出会いがあることを願って…。