ブログでは、同じ内容はなるべく載せないようにしようと思っているのですが、
どうしても個人的な好き嫌いで行く場所が決まってしまうため、ふたたびこの
場所の紹介となってしまいました。
東京は六本木、国立新美術館。
大人の街、六本木ですが、時期はゴールデンウィーク。子どもがたくさん。
ミッドタウン地下のモニュメントは、遊び場と化していました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20130511/19/quiet-diner/25/f8/j/o0800060012534867525.jpg?caw=800)
それを横目に、お目当ての美術館へ。ここはさすがに落ち着いています。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20130511/19/quiet-diner/b7/ea/j/o0800060012534867526.jpg?caw=800)
今回見に来たのは「カリフォルニア・デザイン 1930-1965 -モダン・リヴィングの
起源-」展。どこかで広告を見て以来、ずっと気になっていた企画展です。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20130511/19/quiet-diner/86/33/j/o0800060012534867527.jpg?caw=800)
展示場内は撮影禁止ですが、美術館のウェブサイトにいくつか作品が紹介され
ており、またインターネットで検索すると、許可を取って撮影した方の写真があり
ましたので、そちらで作品を鑑賞することができます。
前回とは違う場所を撮った美術館内の風景。整然としているというか、躍動感が
というか…とにかく素敵なデザインです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20130511/19/quiet-diner/74/54/j/o0800060012534867524.jpg?caw=800)
毎度のごとく、この美術館に行くとほぼ 100% 行くお店へ。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20130511/19/quiet-diner/c1/e1/j/o0800060012534867041.jpg?caw=800)
「ポール・ボキューズ ミュゼ」です。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20130511/19/quiet-diner/56/54/j/o0800060012534867040.jpg?caw=800)
よく映画館から出てくる人で、見てきた映画の主人公に感化されて、ロッキーを
見ればシャドウ・ボクシング、スターウォーズを見ればダース・ベーダーのような
息づかいをする人がいますが、私もデザイン展を見て感化され、ついついこんな
写真を撮ってしまいました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20130511/19/quiet-diner/3a/16/j/o0800060012534867039.jpg?caw=800)
念のため、書きますと、ただのコップです。コップの影を見ていたら、急に何か
に乗り移られたように、この写真が撮りたくなりました(苦笑)。
さて、肝心の料理です。前菜は「豚肉のゼリー寄せ ソース・レムラード
甘酸っぱいギリシャ風野菜のマリネと一緒に」
豚のタンなどのゼリー寄せです。中華料理の前菜に似たものがあったと
思いますが、中華のようなフレンチのような感じで美味しかったです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20130511/19/quiet-diner/bd/4c/j/o0800060012534867038.jpg?caw=800)
続いて、スープ「カリフラワーの温かいスープ」。
カリフラワーの味がしっかりしていました。ブイヨンがいいのか、クリーミー
ながらもカリフラワーの味が引き立っていました。野菜のボタージュなどは
割とどこでもメニューでありますが、野菜の風味がほんのりしていることが多い
ので、これは印象に残りました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20130511/19/quiet-diner/30/85/j/o0800060012534866575.jpg?caw=800)
魚料理「アイナメのプランチャーソテー ソース・マトロート グリーンピース
のフランと季節野菜を添えて」
アイナメは、ほくほくした焼き具合でした。家の近所ではアイナメは手に
入りませんし、家で作ると、こんな風に上手に焼けないので、これは食べて
良かったと思います。グリーンピースのフランは少し固めに仕上がっていて、
フォークでも食べられました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20130511/19/quiet-diner/23/4f/j/o0800060012534865976.jpg?caw=800)
肉料理は、「牛フィレ肉のグリエ 赤ワインソースとにんにくのムースリーヌ
ミニチンゲン菜とじゃがいものドフィノワと一緒に」
実は、この料理は本来のコースの料理ではなく、「貴婦人と一角獣展」と
同じく館内で開催していた絵画展とコラボしたコースの料理ですが、
アラカルトで頼みました。シェフがタペストリーに描かれた要素を表現した
もののようですが、絵画展を観ていないのでピンときませんでした。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20130511/19/quiet-diner/00/99/j/o0800060012534866576.jpg?caw=800)
デザートは「りんごのタタン シナモンのアイスクリーム添え」。
リンゴは、カラメルで味付けしてあるため苦味と甘さがあって、キャラメル
の苦いのが好きな私にとっては気にいった一品でした。シナモンは、
それほどシナモンの香りが強くなくクリーミーなので食べやすいと思います。
私は、シナモンが好きなので、もう少し毒々しいほうが良かったため、少々
残念でしたが、リンゴのタタンの味付けが濃いので、これでバランスを
取っているのかなと思いました。
紅茶はセイロンティーでした。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20130511/19/quiet-diner/a3/b1/j/o0800060012534866573.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20130511/19/quiet-diner/2d/12/j/o0800060012534865975.jpg?caw=800)
ふと周りを見ると、空が暗くなっていて、お店や館内の雰囲気も落ち着いた
感じになってきました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20130511/19/quiet-diner/0f/e5/j/o0800060012534866577.jpg?caw=800)
お店を出た美術館の出口で見かけたデザイン展の案内表示。
文字や写真はアナログ風なのに、それがいかにもデジタル風な表示を
されているという対比が面白かったです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20130511/19/quiet-diner/ad/42/j/o0800060012534865977.jpg?caw=800)
美術館を出たところから見た六本木ヒルズ。ビル屋上の右のランプが
虹色できれいでした。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20130511/19/quiet-diner/b8/d8/j/o0800060012534865974.jpg?caw=800)
辺りには夜の美術館の建物の写真を撮っている人も。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20130511/20/quiet-diner/bc/3d/j/o0800060012534962995.jpg?caw=800)
まもなく本日の閉館の時間です。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20130511/20/quiet-diner/79/24/j/o0800060012534962934.jpg?caw=800)
またいつか、素敵なデザインとの出会いがあることを願って…。