ブログネタ:キレない方法

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 キレる、というのは、実に安直ながらよく出来た言葉だと感心します。私も、産業カウンセラーとしてこの手の話は時々相談を受けますが、キレる、というのは、まさに緊張している糸がぷっつり切れてしまうことなんですね。あるいは、我慢の一線が切れる。昔の人はいいことを言います。堪忍袋の緒が切れる」。まさにコレ。
 じゃ、キレないようにするにはどうしたらいいか。やっぱり人間ですから、時にはキレます。でも、この「心の糸」は、時に緩めてあげなくてはなりません。定期的に弛緩することが重要です。
 じゃ、どうしたら弛緩できるのか。それは、弛緩する時と、弛緩できる場所を自分なりに見つける、ということです。
 あまり組織的な愚痴や誹謗というのは、これまたかえって別のストレスの原因になりますからお薦めはしませんが、気楽に愚痴れる場や相手を持つ、というのはいいことです。
 気楽に、楽しく愚痴る。そのためには、職場にせよ生活環境にせよ、そういうキャパシティが揃っていることが重要ですが、どうしようもない時は独り言のように思い切り愚痴ってみてはどうでしょう。
 愚痴を口にしてみる。これは一種のストレスサインになりますから、テンションが一杯に張っている時には、メンタル面でのサインとして機能もします。
 愚痴っぽいヤツだ、なんて言われるのは野暮なことですが、楽しく、ストレスのバロメーターと思って、気楽に愚痴ってみてはいかがでしょう。大事なことは、気持ちの緊張や揺れ動きを、逃がしてあげることだと思います。(了)

著書です:何のために生き、死ぬの? 意味を探る旅。推薦文に帯津良一・帯津三敬病院名誉院長。