バイバイMy実家 | 新地球時代を生きよう!Dr.恭子の元気が出るブログ

新地球時代を生きよう!Dr.恭子の元気が出るブログ

スキルス胃癌で胃を全摘後も大好きな内視鏡を握っている内視鏡医です。
南米ボリビア に子連れ赴任、フランスで料理修業、現在は神人さん講演会で真実を学びながら、毎日を明るく元気に生きていく秘訣をブログで書いています。

皆さんはGoogle Earthというアプリを使ったことはありますか?


地図上の街並みがリアルに体感できるアプリですが、私はかつて暮らしていたボリビアの家を一度確認したことがあるくらいで、ほとんど使うことはありませんでした。


ところがつい先日、何の気なしにGoogle Earthを開いて、私の実家跡を恐る恐る見てみたのです。


父が亡くなったのが2017年で実家の土地を売ったのが2020年だったから、現在がどのような状態なのか皆目見当がつかなかった上に、かつて私自身が育った家が無くなって、形を変えて誰かが暮らしているという現実を、心のどこかで受け入れられないでいました。


その感じを例えるならば、私は普段自分に胃がないことを意識しないで生きてますが、胃がないことを認めたくないのか(⁈)胃カメラは受けません(自分は患者さんに検査を勧めるくせに!)。

胃癌の術後に数回だけ受けましたが、検査後に写真を見て自分の胃だと認識すると気分が悪くなってしまうので(苦笑)、『これは自分のじゃない。他の患者さんのだ。』と思い込んで写真を見ていたほど、気がちっちゃくて自分事に出来ないんですね(恥)ゲロー


そしてGoogle Earthを見た結果は、かつての実家とは思えないくらいに様変わりしてました。

細長〜い土地を4分画くらいして家が横一列に立ち並んでいて、もはや私が育った場所ではなくなっていたのです。その様変わりに衝撃を受けたというより、『これが時代が変わるってことか』と妙に納得しました。


家とか土地は代々引き継ぐものという感覚を持たれがちですが、Google Earth並みに広角な視点で地球を眺めた時に、『自分は今、この地球のとある場所(小さな小さな一点)に間借りさせてもらいながら生きているんだな』という感覚になります。


“地球”という生命体からすると、“所有”というのは人間の勝手な欲望の一つに過ぎなくて、それを細かく細かくして「財産だ、土地だ」と捉えているけれど、この地球上のもの全ては地球由来のものだから、いずれは地球にお返しするのが無理のない自然な循環の法則なのではないかなと虹


そんなふうに違和感なく捉えられるようになったら、これからの新地球時代を生きていく私たちはもっと生きやすくなるんじゃないかなと思います。



今年もタイタンビスカスが伸びてきた🌺