今日はメキシコの建築についてお話したいと思います。
メキシコの建築家について語る時、まず、最初に浮かぶのが自邸が
世界遺産になったルイス バラガン、コンクリートHPシェルのフ
ェリックス キャンデラ、メキシコオリンピックのメインアーキテ
クトのペドロ ラミレス バスケスなどかと思います。
彼ら巨匠は別格ではありますがメキシコは建築を勉強する人がとっ
ても多いのに驚かされます。 道行く人に数人に職業を聞けばアー
キテクトと答える人を見つけられるくらい人気のある職種です。
メキシコ人はスペインを始めヨーロッパの血が入っているせいもあ
るのかと思うのですが普通の一般の人が建築やインテリアにものす
ごく興味を示しています。
したがって当然建築設計を目指す人が多くなります。大学の建築学
科に求人にいくことがあるのですがかなりの競争で能力はあるのに
まともな仕事に付けない人もかなり多いです。
また、建築専攻の人が需要より多すぎてかなり低賃金で働かされて
おり、会社や事務所で低賃金の労働者として働くよりお金が入ると
いう理由で独立して家で働く人も多いのが現状です。ちなみに最近
のメキシコの建築学科は入学当初は男女の割合が半々ですが卒業時
になると女性の方が多くなるということです(なぜか建築専攻の男
性はゲイになる割合が多く男性数が減っていくらしい。)
何の話をしていたかわからなくなてきたので元に戻します。
一般的にメキシコでは図面作成だけの建築設計のままでは低賃金で
すので生活するのが大変ですが工事管理が伴うとそれなりの給与を
与えられますので最終的には現場管理までを目指すことになります。
実は上記の巨匠の一人 フェリックス キャンデラもそれに近いと
思います。
ご存知のように彼はもともとスペイン人でスペインの内戦でメキシ
コに渡って来た方です。
設計だけでは飯が食えないということでコンクリートシェルの工事
会社を設立し、あの有名な数センチのコンクリートからなるハイパ
ボリックシェルの物件を100件近く設計工事しました。
私共、今の時代、3次元モデリングや解析ソフトなどを自由に駆使
し、基本的にいかなるものでも作成計算可能ですがコンピューター
のない時代、よくもまあこんな複雑で有機的かつ合理的な大スパン
構造を設計及び建設できたなあと驚かされます。
かなりの試行錯誤と実験などを繰り返し制作にいたったことを記事
で読みましたが1985年のマグニチュード8.1のメキシコ大地
震で彼の作品が一棟足りとも損傷していないことが彼の設計の才能
を物語っています。
キャンデラの作品はメキシコの首都メキシコシティに集中にしてお
りますので旅行の際はお時間を見つけていただき作品をご覧になら
れることを是非おすすめします。
私が最も気に行っている作品はソチミルコのレストランです。
メキシコは貧富の差が非常にある国で少数のお金持ちは世界一番の
億万長者カーロス スリムに代表されるように半端じゃないのです
が貧しい生活を強いられている人が大勢(大部分)います。
当然そのお金持ちと貧乏人の生活が対極していますのでいろいろな
差別と衝突が生じています。 (その両者の禁断の愛を描くメロド
ラマも大人気ですがそれは次回お話させていただきます。)ソチミ
ルコという場所は貧しい層の住んでいる代表的な下町で、昔日本人
から移民してきた日系人が多数すんでいる場所としても現地では有
名です。
川の畔にカラフルな遊覧ボートがありとってものんびりした風景で、
レストランはその発着所にあります。
http://www.panoramio.com/photo/20855833
またメキシコは90%以上がカトリックで宗教心が大変強く宗教が
完全に根付いている国です。当然星の数ほど教会があるのですが教
会は圧倒的な影響力と資金力が今でもあるくらいですから、当時の
教会建設のビジネスは彼にとっても美味しかったに違いません。
メキシコ市中心にキャンデラも教会建設を手がけています。その形
状、美しさは非常にユニークでカトリックではない私でも感動を覚
えます。
サンタモニカ教会は最も有名かと思います。
ヌエストラ・セニョーラ・デ・ラ・ソレダ礼拝堂のステンドグラス
も見ごたえあります。
https://www.flickr.com/photos/gmol/189693013/
ラ・メダージャ・ミラグロサ教会もシェル構造も是非面白いです。
http://www.panoramio.com/photo/5560597
他にも数えきれない程ありますのでキャンデラの作品を廻るメキシコ旅行も悪くはないと思すがいかがでしょうか?
ちょっと長くなりすぎたので今日はこの辺で終わりにします。
次回もまたメキシコ建築について語りたいと思います。
メキシコの建築家について語る時、まず、最初に浮かぶのが自邸が
世界遺産になったルイス バラガン、コンクリートHPシェルのフ
ェリックス キャンデラ、メキシコオリンピックのメインアーキテ
クトのペドロ ラミレス バスケスなどかと思います。
彼ら巨匠は別格ではありますがメキシコは建築を勉強する人がとっ
ても多いのに驚かされます。 道行く人に数人に職業を聞けばアー
キテクトと答える人を見つけられるくらい人気のある職種です。
メキシコ人はスペインを始めヨーロッパの血が入っているせいもあ
るのかと思うのですが普通の一般の人が建築やインテリアにものす
ごく興味を示しています。
したがって当然建築設計を目指す人が多くなります。大学の建築学
科に求人にいくことがあるのですがかなりの競争で能力はあるのに
まともな仕事に付けない人もかなり多いです。
また、建築専攻の人が需要より多すぎてかなり低賃金で働かされて
おり、会社や事務所で低賃金の労働者として働くよりお金が入ると
いう理由で独立して家で働く人も多いのが現状です。ちなみに最近
のメキシコの建築学科は入学当初は男女の割合が半々ですが卒業時
になると女性の方が多くなるということです(なぜか建築専攻の男
性はゲイになる割合が多く男性数が減っていくらしい。)
何の話をしていたかわからなくなてきたので元に戻します。
一般的にメキシコでは図面作成だけの建築設計のままでは低賃金で
すので生活するのが大変ですが工事管理が伴うとそれなりの給与を
与えられますので最終的には現場管理までを目指すことになります。
実は上記の巨匠の一人 フェリックス キャンデラもそれに近いと
思います。
ご存知のように彼はもともとスペイン人でスペインの内戦でメキシ
コに渡って来た方です。
設計だけでは飯が食えないということでコンクリートシェルの工事
会社を設立し、あの有名な数センチのコンクリートからなるハイパ
ボリックシェルの物件を100件近く設計工事しました。
私共、今の時代、3次元モデリングや解析ソフトなどを自由に駆使
し、基本的にいかなるものでも作成計算可能ですがコンピューター
のない時代、よくもまあこんな複雑で有機的かつ合理的な大スパン
構造を設計及び建設できたなあと驚かされます。
かなりの試行錯誤と実験などを繰り返し制作にいたったことを記事
で読みましたが1985年のマグニチュード8.1のメキシコ大地
震で彼の作品が一棟足りとも損傷していないことが彼の設計の才能
を物語っています。
キャンデラの作品はメキシコの首都メキシコシティに集中にしてお
りますので旅行の際はお時間を見つけていただき作品をご覧になら
れることを是非おすすめします。
私が最も気に行っている作品はソチミルコのレストランです。
メキシコは貧富の差が非常にある国で少数のお金持ちは世界一番の
億万長者カーロス スリムに代表されるように半端じゃないのです
が貧しい生活を強いられている人が大勢(大部分)います。
当然そのお金持ちと貧乏人の生活が対極していますのでいろいろな
差別と衝突が生じています。 (その両者の禁断の愛を描くメロド
ラマも大人気ですがそれは次回お話させていただきます。)ソチミ
ルコという場所は貧しい層の住んでいる代表的な下町で、昔日本人
から移民してきた日系人が多数すんでいる場所としても現地では有
名です。
川の畔にカラフルな遊覧ボートがありとってものんびりした風景で、
レストランはその発着所にあります。
http://www.panoramio.com/photo/20855833
またメキシコは90%以上がカトリックで宗教心が大変強く宗教が
完全に根付いている国です。当然星の数ほど教会があるのですが教
会は圧倒的な影響力と資金力が今でもあるくらいですから、当時の
教会建設のビジネスは彼にとっても美味しかったに違いません。
メキシコ市中心にキャンデラも教会建設を手がけています。その形
状、美しさは非常にユニークでカトリックではない私でも感動を覚
えます。
サンタモニカ教会は最も有名かと思います。
ヌエストラ・セニョーラ・デ・ラ・ソレダ礼拝堂のステンドグラス
も見ごたえあります。
https://www.flickr.com/photos/gmol/189693013/
ラ・メダージャ・ミラグロサ教会もシェル構造も是非面白いです。
http://www.panoramio.com/photo/5560597
他にも数えきれない程ありますのでキャンデラの作品を廻るメキシコ旅行も悪くはないと思すがいかがでしょうか?
ちょっと長くなりすぎたので今日はこの辺で終わりにします。
次回もまたメキシコ建築について語りたいと思います。