谷川町の転用石 (大阪府富田林市谷川町) | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

谷川橋の流れでご紹介しておきたいもの、それは…

 

 

これなんだが、わかりますかね?

ちなみに正面遠くに小さく(ほんとに小さく)見えている階段が、

 

 

 

この写真中央に写っている谷川橋からの階段であります。そういう位置関係。

 

 

 

 

で、見落としようないでしょこれは。

そう、石臼ですな。

 

わたくし全然知らずに来て、現地でGoogleマップを見てる時に目に入って、おっ、すぐ近くやん、ってことで見に来たんだが、まあ興味深いもんですな。

 

はい、こういう本来石垣用でない石モノが石垣の一部に組み込まれているのを、「転用石」と呼ぶらしい。墓石、石棺、石仏、宝篋印塔といった、本来なら石垣に使うなんて憚られるようなものや、ここのような石臼とか。まあ転用石については、各自お調べいただきまして…(ヲイヲイ

 

ネットで見たとこ、城郭の石垣によく(かどうか知らんけど)見られるらしいんだが、こうした民家の石垣に、とか、珍しいのだろうか。

 

 

 

 

ここ富田林の寺内町(江戸期からの街並みが残る一画)には、あと一か所転用石のある石垣が存在するらしいんだが、

こうなると気になってくるよね~。

 

これ以降石垣を見る時には、なんかヘンなもの混じってないか凝視する癖がついた。まだ何も見つけたことないけど。

 

 

 

 

最後におまけ。

 

この転用石のすぐ近くで見た景なんだけど…

なんか惹かれてしまった。

 

 

ええ、それだけなんですの(笑)。