【1】より続く。
探索開始から15分ほどで、
無事、向山の吊橋に到着~。
エキスパンドメタル床版の安心スペック、
やはり新しそうな吊り橋だ。
とはいえ、
アンカーレイジの感じだと、ここ数年ってほどに新しいわけではなさそうな。15年ほどは経ってるのかな?
さっそく渡ろう。
取り付き側は、
下からの木がエキスパンドメタルから突き出してたりして、ちょっと面白い。危ないけど。
いや~、安心安心。
何度も書いてるように、ダム湖みたいな「深くて動かない水」を渡る吊り橋は苦手ではあるのだが、
この手の安心設計橋ならば
まあさほど心乱れず(笑)渡れる。
渡った先で、
道は左へと巻き上がってゆく。
狭すぎて正対が撮りづらいので、
ちょっと斜め~。
ここで改めて気づいたが、
これ、送水管だ。
橋を這わせて続いてるようだが、どこからどこへ送水してるんだろうか?
この写真を撮って引き返したが、
ちょっとくらいは送水管を追いかけてみてもよかったな。次回に述べる理由も併せて、プチ後悔している。再訪するかも。
さて、ここからだ、問題は。
すっかり終了気分で渡り返しながら、
下流側を一枚。
そして
上流側を一枚。
…って。
ちょ待ってちょ待って。なんか…
なんか見えてなかった?下流側?
!!
ウソぉぉ!マジか!?
なんと下流側にもう一つの吊り橋を発見。しかもあの見え方は…(汗)。
恐ろしいことに、行きにも上流側、下流側と見ながら渡ったのだが、あれには全然気づいていなかった。まさかこんなに近接して別の吊り橋があるなんて思いもしてなかったし、こういう時どちらかといえば何らかの遺構を探して水面近くや河岸をチェックしていることが多いので…。
そして、事後ならばわかるのだが、
「向山の吊橋」とマーキングされている場所こそ、あの橋がある場所。
つうわけで、前回書いた「変な場所にマーキングされているが」っていうのは、実はフリだった。バレたらどうしよう、ってドキドキしていたが(笑)。
これねえ、わたくしが事前に吊り橋チェックした時の倍率だと見えないのだが、倍率を上げれば、実はちゃんと写っているのだった(今度は地図を埋め込んだので、お試しを)が、現橋(新橋?)だけがくっきりと白く目立つので、マーキングがずれてると思い込んだんだと思う。いや、怖い怖い…。これやっぱり、新橋と旧橋の関係なんだろうか?
とりあえず、幸いにも全く知らない状態で来たがために、テンション60%増しでスーパーサイヤ人状態(笑)のわたくし、さっそく旧橋(たぶん)へと向かう。
この写真だけではよくわからないが、
ここが、現橋へのルートと旧橋へのルートの分岐だったはず(だから撮影したんだと思う)。
帰るなら右上方向へと登ってゆくことになるが、このまま正面方向へ。もはや踏み跡も薄かったが、だいたいわかった。
程なくして、見えてきた!
わかるだろうか?見下ろした先にダブルトラスの主塔が…。
もはや駆け下りるように接近し、
おおおおおう…。
【3】に続く。